手話 / Sign Language       HOME戻る  
            《最終更新日: 2023年2月19日》

 手話/ もくじ(目次)

会話でよく使う手話 3
↑よく使う、疑問詞、接続詞、形容詞、名詞、動詞
相槌(あいづち)、職場でよく使う言葉、テニスでよく使う言葉 
項目ごとにまとめています。


指文字/50音とアルファベット
こだYouTube手話さーくるさんの動画リンクもこちらから

都道府県名、都市名、国名の表し方 2
こだYouTube手話さーくるさんの動画リンクもこちらから

手話関連の記事 1
↑重要と思われる記事を載せています。(基本、日本語のみ)

What is Deaf Culture?/ ろう文化とは何か?
↑カナダの聾文化センターの英文記事ですが、翻訳も載せています。
関連の英単語の解説、聾者の日常生活での困りごとなども、英語と日本語で載せていますので、英語に興味がある方もない方も、是非ご覧ください。


手話を学んでみて…
↑多くの人に手話を学んで欲しいと思いましたが、手話を普及させるにあたり気になる点があり、考えをまとめている途中です。


☆関連ページへのリンク☆
英語を話すことにつながる英作文/ 余談・手話と英語
↑私が感じた、コミュニケーションを取るために必要な、英語と手話の共通点について書いています。


☆関連外部サイトへのリンク☆
全日本ろうあ連盟 

外部リンクNHK手話CG  (手話=Sign Language)
…単語を入れるとCGで手話表現が見れ、とても便利です。
外部リンク
手話言語研究所 (新しい手話の動画サイト)
…最新の標準手話を動画で学べます。
外部リンク あいうえお順の手話 (手話言語研究所)
…「あ」で始まる手話など、単語をタップやクリックすることで、それぞれの手話を動画で見られて便利です。
外部リンク
「聾者は障害者か?」若者の問いかけ
…2022.1.25 NHK Sicence & Culture サイカルjournal より
「聾文化」を持つ「聾者」としての誇りを持つ高校生の主張。聾者の若者の気持ちがよく理解できます。


外部リンク

外部リンク手話通訳士/橋本一郎さんの話/誰もがへだたりなく
↑経歴の他、聾者でも完璧にブレイクダンスを踊れる動画も公開


外部リンク

☆関連YouTubeへのリンク☆
こだYouTube手話サークル
手話初心者】どっちを勉強すればいいの?私のおすすめ
↑日本語対応手話と日本手話、違いの説明なども


《私と手話の出会い》 《最終更新日:2023年2月19日》

 私は、数十年前、青少年相談員をしていた時に、地域の手話サークルの方にお願いし、小学3年生~6年生の子供達、50人くらいに、手話の歌を教えてもらったり、小学生と聴覚障害者が交流するイベントを実施しました。これは、市内各地区の青少年相談員が集結し、それぞれの地区の活動を劇場で発表するという企画の一貫だったのですが、子供達は一生懸命取り組んでくれました。たぶん、聴覚障害のある人達と交流するのは初めてだったと思うので、最初は戸惑いも見えましたが、皆さんがとても優しく接してくださったので、「子供達はきっと、障害者の方々に偏見を持たない大人になってくれるだろ~」と、期待が持てました。

 発表会では、低学年は童謡の「さんぽ」、高学年は私がファンだったSMAPの「らいおんハート」(特権の乱用?)を、手話とダンスを交えて披露しました。途中舞台上で、「おはよう」「こんばんは」などの簡単な手話を、子供達が手話と日本語で説明し、会場のお客さんにも実際やってもらったり、もし街で耳の聞こえない人に出会った時は、どのように接したらよいかなど、手話サークルの方に教えてもらったことも、手話を交えて発表しました。皆、とても緊張しながら手話で表現していましたが、他の地区の青少年相談員にも、とても良い企画だったと褒めていただき、とても嬉しかったのを覚えています。

 ただ、残念だったのは、「もっと手話を覚えたい」という子供達の要望に、答えてあげられなかったことです。私が手話をできれば良かったのですが、本を買って勉強しようとしても、むずかしくてよくわからず、今のようにYoutube動画で確認したりもできなかったので、「こう言いたい時はどうやるの?」と聞かれても、教えてあげられませんでした。青少年相談員は手話学習に特化しているわけではなかったので…。今考えると、小学校で、定期的に手話を学べる部活動など、作ってもらえないかな~と思うのですが、どうなのでしょう。SDGsが重視される現在、手話を学ぶという事は、素晴らしいことと思うのですが…高齢化社会で耳の遠い人にも、手話はコミュニケーションツールとして、大いに役立つと思うのですが…

 話はすっかりそれてしまいましたが、数年前、私に再び手話との出会いがありました。それは、私が所属しているテニスサークルに、聾の女性が参加してくれるようになったことで始まりました。

 彼女は生まれつきの聾者ですが、とてもアクティブで、テニスもうまく、さらに発声は少しできるので、初めの頃メンバーは、少しは聞こえているのではないかと誤解してしまうほどでした。ただ、コート代の集金の時や休みの予定などを知らせたい時など、伝わりにくく、困ったこともありました。私は少しだけ手話の経験があったので、彼女に少しづつ必要な単語の手話を教えてもらい、簡単な会話ができるようになりました。彼女が何度も何度も、ゆっくりわかりやすく教えてくれたので、通じる言葉が増えてくると、本当に嬉しかったです。これは英語やスペイン語で、会話が初めて通じた時と同じような感覚でした。

 そんな中、2022年5月から、市主催の手話通訳養成講座があるという事を彼女に聞き、一念発起して参加することを決めました。講座に参加して、手話や聴覚障害者について、初めて知ったことも多く、驚きの連続でした。手話表現には、長く受け継がれてきた歴史や文化に関する表現も多く、その上、パントマイムや表情の表現も加わり、「とても豊かな文化なのだな~」と、学習が進むに連れて、関心が高まりました。





 手話が言語として正式に認められたのは、日本では2011年(平成23年)8月5日、「改正障がい者基本法」が公布された時とのことです。それまで、関係団体や関係者の方々は、大変な苦労をされてきたと伺いました。ただ、IT環境などが整い、情報収集環境が以前とは全く違うものとなった現在、手話の学習方法など、現状に合ったものに変えていく必要があるのではないかと感じています。

 私は2021年に、東京オリンピックのフェンシング会場でボランティアをやったのですが、オンライン研修などでは、手話を普通に目にしてきました。手話を学ぶことに興味をある人も、多いのではないかとも感じました。以前は、聴覚障害者が周りにいない場合、本などで自力で学習しなければなりませんでしたが、今はテレビだけでなく、無料動画配信のYouTubeなど、色々な方法で手話を学べます。ただ、手話の習得はまだまだむずかしいと感じます。




 今回、英語学習のホームぺージ内に「手話」の項目を入れたのは、手話と聴覚障害者に対し、多くの人に関心を持っていただき、ご理解頂きたいと思ったからです。さらに、手話も言語。英語と同じく、使わなければ忘れてしまいます。そこで、ある程度は自分で独学できる必要がありますが、これが意外とむずかしい。英語ほど多くの学習教材が用意されているわけではないので、「これ!」というものがみつかりませんでした。

 そこで、これも英語学習と同様ですが、自分のためにも、効率的に手話表現を学べるよう、項目別にまとめてみることにしました。(まだまだ途中ですが…) 手話のやり方を文字で表すのは無理があると思いますが、一度覚えたことを復習する程度なら、ある程度役立つと思います。英語と同じで、ただ動画を視聴するだけでは、なかなか手話で話したいことを話せるようにはならないでしょう。役立つ外部サイトや動画のリンクなども、見つけ次第アップしていこうと思っています。手話に興味がある方と、是非情報共有できればと思っております。有益と思われる情報があれば、是非お知らせください。





 多くの人が、もっと気軽に、容易に手話を学習できる世の中になって欲しいと思います。手話ができる人が増えることで、聴覚障碍者と健常者の壁がなくなり、最終的には手話通訳が入らなくても、皆気軽に会話ができるようになれば良いのにな~と思います。(手話通訳者の方、通訳を目指している方には、大変失礼な話ですが…)

 こちらから飛べるページの多くは執筆途中です。自分の手話学習が進む中で、気持ちも変わっていく可能性があり、それに合わせて掲載内容も変わっていくと思います。ご了承いただいた上で、お読みいただけると幸いです。また、以下に私宛のメールリンクも貼っていますので、ご意見、お叱りの御言葉など、お気軽にお寄せいただければ幸いです。






   メール Mail