初めに
↑このページを読んで頂く上での注意点など書いています。
疑問詞など
↑いくつ?何時?時間/時、何歳?いくら?何人?いつ?いつ頃?
誰?何?どこ?場所/建物/部屋、お名前は?どうやって?方法、
なぜ?理由、どっち?どう?
接続詞/副詞など
↑でも/しかし、だから(=関係)、ずっと、~の時、つまり/まとめると
そして/次に、逆に、もう1度、やり直す、再び、ところで、もし、例えば
~のために
よく使う言葉/あいさつなど
↑初心者の人は、最初に覚えておくと便利です。
おはよう、こんにちは、こんばんは、やあ!さようなら、おやすみ
またね、ありがとう、ごめんなさい、どういたしました、かまわないよ、
いいですか、お疲れ様、はじめまして、お願いします、よろしく
久しぶり、元気?がんばって!気をつけて!おめでとう!
よく使う言葉/あいづち、副詞など
わかりました、知ってる?わかった?わからない、大丈夫?/できる
ない、間に合わない、そうそう/同じ、違う、間違い、やはり、きちんと
本当?嘘、へえ~、すごい~、なるほど~、色々、違う、
まだ、まだまだ、いつも(毎日)、相変わらず、ときどき(たまに)、
くり返し、ずっと、必ず(予約)、多分、とても、特に(特別)、普通(一般)
あいさつに関連するコダさんのユーチューブはこちら
感情(主観)に関わる言葉
↑《形容詞、動詞、名詞を含む》 良い、悪い、むずかしい(できない)
好き(~したい)、嫌い、嬉しい、おもしろい、幸せ、悲しい、苦しい
残念、心配、大切(大事)
よく使う形容詞・副詞など
↑少し、少しずつ、たくさん、全部、ほとんど、値段が高い、値段が安い、暖かい、暑い、涼しい、寒い、明るい、暗い、速い、ゆっくり、きれいな
人の外見や性格を形容する言葉
↑若い、年寄りの、かわいい、有名な
食べ物に関する形容詞
↑おいしい、甘い、しょっぱい(苦い、辛い)
さらに詳しい、会話で使える形容詞のページはこちら
とりあえず覚えておきたい名詞、動詞
↑始める(始まる)、終わる(~した)、止める、辞める、勉強する、
まねる、似ている、同じ、休憩する、怠ける、会う、待つ、
助ける、作る、変わる、上がる、下る、広まる、延期する、
伝える、報告する、発表する、試す、決める、決心、迷う、失う(無くなる)
「考える」に関係のある名詞・動詞
↑思う、覚える、忘れる、考える、工夫、発明、参考、気付く
イメージする、夢(たぶん)、懐かしい(思い出)
会話で使える形容詞
人の感情、性格、外見を表す形容詞はこちらへ移動しました。
NHK手話CG (手話=Sign Language)
…単語を入れるとCGで手話表現が見れ、とても便利です。
↓こだYouTube手話サークルさん (←とてもわかりやすいです)
コミュニケーションの第一歩!あいさつの手話表現
「褒め言葉」の手話!コミュニケーション力UP!
かつお手話動画/手話の疑問詞 「5W1H」| 手話
…文法も手話で説明。勉強になりますが、スピードが速いです。
日本手話とアメリカ手話で【5W1H質問】
/“5W1H Questions” in ASL and JSL…Sign with Joma じょまとしゅわ制作
手話の日本語と英語の違いを学びたい方は是非!ある程度、日本手話をしっかり覚えてからでないと、混乱するかもです。
日本語の単語や文 | 手話表現方法・解説 *手話を言葉で表しても、わかりにくいですが、ど忘れしてしまった時など、役立つと思います。まず、ユーチューブなどの動画で覚え、復習の際に活用してみてください。 |
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疑問詞など 日本手話の文法では、疑問詞が最後に来ることが多いとのことです。 |
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いくつ? | 右手の平を上に向け、数を数えるように、親指から指を折っていく。数える仕草を2回する。 | |||
何時? 時間・曜日の手話はこちら |
「時間」+「いくつ」 時間:左手は手の甲を上に向けたグーにし、右手は人差し指だけ立て、指先で左手の甲を1~2回触る。 |
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左腕にはめている腕時計を、右手の人差し指で2回指す仕草をしてから、右手で「いくつ」の手話をする。 | ||||
今何時ですか? | 「今」+「時間」(顔をたずねている表情にしてすこし傾げる) 今: 時間:左手は手の甲を上に向けたグーにし、右手は人差し指だけ立て、指先で左手の甲を1~2回触る。 《NHK手話シャワー》 |
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1時です。 | 左手は手の甲を上に向けたグーにし、右手は指文字の1(人差し指だけ立てる)を作り、指先は上に向けたまま、まず右手首の内側を左手の甲にあて、次に前方に動かす。 《NHK手話シャワー》 |
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2時です。 | 左手は手の甲を上に向けたグーにし、右手は指文字の2(人差し指と中指だけ立てる)を作り、指先は上に向けたまま、まず右手首の内側を左手の甲にあて、次に前方に動かす。 《NHK手話シャワー》 |
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*時間/ 時 | 左手の平を下にし、腕時計を見るように胸の前に置き、右手は親指と人差し指を立て、親指の先を手首に付け、人差し指だけ、「ちょんちょん」と、針が動くように、2回動かす。 《地域》 when ~の時 |
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左手は手の甲を上に向けたグーにし、右手は人差し指だけ立て、指先で左手の甲を1~2回触る。 *左腕にはめた腕時計を指差している感じ 《NHK手話シャワー/養成テキスト》 |
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何歳? | 「歳」+「いくつ」 *手話は同じ片手で行う 誕生日についてはこちら |
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*歳(とし) | あごの下に親指をつけ、(あごひげをつかむように)指を折っていく。 | |||
いくら? | 「お金」+「いくつ」 | |||
親指と人差し指をくっつけて「お金」を表した後、手の平を手間に向けて、親指から指を2回折っていく。 *手話は同じ片手で行う |
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何人? | 「いくつ」+「人」 人:右手の人差し指で、空に漢字の「人」という文字を書く。 *手話は同じ片手で行う |
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いつ? ~月~日? 時間・曜日の手話はこちら |
両手を指文字「く」の形(パーにした手の平の、親指以外の4指をくっつけた形)にして、手の平を手前に向け、上下になるように置き、数を数えるように、両手同時に親指から指を折っていく。(縦書きの「~月~日」になるような表現) | |||
いつ頃? | 「いつ」+「頃」 いくつ:片手の平を上に向け、数を数えるように、親指から指を折っていく。 |
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*頃/ 約 | 「く」の形を作った片手の指先を相手側に向け、左右左のように3回動かす。 | |||
*この頃/ 今頃 | 「今」+「頃」 | |||
誰? | 片手の指を軽く曲げて、甲側を頬にあて、頬をなでるように2回、上下に動かす。 *昔、聾者は盲学校の生徒と一緒に勉強していたので、その時のなごりとのこと。 |
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*誰と一緒(ですか)? | 「一緒」+「誰」? | |||
*今日は誰が来ますか?(来ましたか?) | 「今日」+「来る」+「誰」? | |||
何? (What?) |
人差し指を立て、指の腹を相手側に向けてから、小刻みに左右に揺らす。 | |||
どこ? | 「場所」 + 「何」 「建物」 + 「何」 「部屋」 + 「何」 |
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*場所 | 右手の指を軽く曲げて下に向けて胸の前に置き、(場所を表すように)少し下げる。 | |||
*建物 | 指文字の「く」の形を作った両手の平を向かい合わせて胸の前に置き、(建物の四角い形を表すように)垂直に上げてから中央に水平に動かす。(最後は、両手の人差し指の側面がくっついた状態で止める) | |||
*部屋 | 「く」の形を作った両手の指先を前に向け、向かい合わせに置く。次に、両手が平行になるように、横向きに置き換える。 *この2動作で、部屋の空間を表す感じ |
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*この前の旅行、どこに行ったんですか? | 「 この前」+「旅行」+「行く」+「場所」+「何」? | |||
*あなたの出身地はどこですか? | 「 あなた」+「出身」+「場所」+「何」? 出身(=生まれる): 両手をグーにして拳を向かい合わせてお腹の前に置き、両手をぱーっと開きながら、やや下向き前方に押し出す。 |
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お名前は? =お名前は何ですか? |
「名前」+「何」? | |||
*名前 | 左手の平を、指先は上にして相手側に向け、胸の前に置き、右手は親指だけ立てて、指の腹を左手の平の真ん中にあてる。 《東日本》 |
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右手の親指と人差し指で輪を作り、左胸にあてる。 《西日本/ この表現は「員」と同じ》 |
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*私の名前は、~です。 | *「私(右手の人差し指で自分の鼻を指す)」+「名前」 +「~(自分の名前を入れる)」 |
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どうやって? | 「方法」+「何」 | |||
*方法 (the way, how) |
左手の平を下に向けて胸の前に置き、やはり手の平を下に向けた右手で、左手の甲をトントンと2回たたく。 | |||
なぜ? =理由、意味 (the reason, why) |
左手の平を下に向けて胸の前に置き、左手の下を、人差し指だけ立てた右手の人差し指が、相手に向かうようにくぐらす。 *質問の時、たずねているような表情が大切! |
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*(あなたは)なぜ行かなかったのですか? | 「行く」+「ない」+「なぜ」 *ない:右手の平を相手に向け、左右に2~3回動かす。(←動詞や形容詞の後につけて否定を表す) |
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*なぜなら | 「なぜ」+「何」 →文頭に置いて、「理由は何かと言うと」のような感じ |
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*なぜなら、私は風邪をひいているからです。 | 「なぜ」+「何」+「私」+「風邪」 | |||
どっち? どちら? |
両手の平を相手側に向けて人差し指を立て、交互に3回上下させる。 | |||
*犬と猫、どちらが好き? | 「犬」+「猫」+「好き」+「どっち」? | |||
*どちらでもいいよ。 | 「どっち」+「かまわない」 | |||
どう? =いかが? |
片手の平を上向き(指先は相手向き)にして、左右に水平に少し動かす。…尋ねる(または誘う)表情も大切 | |||
片手の小指をあごにあてる。(首も少しかしげる) …尋ねる(または誘う)表情も大切 |
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「接続詞」「副詞」など 日本手話の場合は、日本語ほど接続詞は使わないとのことですが… |
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でも しかし =けれども、ところが (but) |
右手を指文字の「て(手の平を相手側、指先を上)」にしてから、手首を軸に手の平を自分の方に向くようにくるっと返す。 | |||
だから (=関係) |
両手の親指と人差し指でそれぞれ輪を作ってからませ、チョンチョンと2回前に出す。 | |||
上の表現で、1回だけ少し前に出してもOK。 | ||||
*ずっと | 作った輪を1度、大きく前に出す。 | |||
~の時 (=~の場合) (when) |
左手の指先を上に向け、甲が外側になるように左胸の前に立て、右手の親指と人差し指だけ立て、その親指を左手の平につけて置き、親指を軸に、伸ばした人差し指を、上から下に時計の針のように倒す。 time、時間、時 |
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つまり まとめると |
両手の平を下に向けて左右に置き、ひとまとめにするように、こぶしを作りながら引き寄せる。最後は、上下に置かれたこぶしが口元あたりに来る。 | |||
そして 次に |
右手で「く」の指文字を作ってから、手の平を隣を指すように上に向ける | |||
逆(に) 反対に |
両手の平を下に向けて軽くわん曲させ、まず、左手をお腹の前、右手は左手の上からかぶせるように相手側に置き、右手は右側→手前、左手は左側→相手側に、同時に水平に動かす。(最後は左手が右の上にかぶさるように止まる) 《NHKCG》 |
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もう1度 | 右手をグーにして、甲が相手側に向くように、胸の前に置いた後、人差し指だけ、指の背が相手に向くように立てる。(指先は上向き) 《養成テキスト》 |
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やり直す =やり直し =もう1度 |
両手でグーを作り、左手は甲が上、右手は甲を下にし、左手の親指と右手の小指をくっつけて水平に並べる。 次に、左手小指を軸に、両こぶしをくっつけたまま、まっすぐ立てる。(最後は左拳が下、右拳が上に縦になる感じで並ぶ) 《地域講座》 |
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再び、元に =再起(さいき) =再建(さいけん) |
左手をグーにして親指側が上に向くようにお腹の前に置いてから、右手もグーにし、その小指側を左拳の上に載せる。 *刀が元の鞘(さや)に収まるが語源《手話の知恵より》 |
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ところで (by the way) |
両手の指先を相手側に向け、向かい合わせに置く。その後、両手同時に、水平に移動させる。 (「その話は置いておいて」という感じ) |
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もし (if) |
右手の人差し指と親指だけ伸ばし、人差し指が上、親指が下になるよう、指の腹を右頬(ほほ)にあて、その後、人差し指の先を親指の先に引き寄せてくっつける。(最後も、指先は右頬に向いたまま) | |||
例えば (for example) |
左手を指文字の「く(九)」の形にして左胸の前に置き、右手は「OK」の形にして、左手の甲にトントンと2回あてる。 | |||
(~の)ため =年、あたる、目的 (for) |
左手を軽く握って親指側を上にして左胸の前に置き、右手は人差し指だけ伸ばし、その指先で、左手の親指と人差し指で作られた穴を押さえる。 *左手の親指と人差し指で作られた穴を的(まと)に見立て、矢が命中するイメージ? |
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よく使う言葉/ 挨拶(あいさつ)など | ||||
挨拶(あいさつ) | 両手の人差し指だけ垂直に立て、指の腹を向かい合わせて肩幅くらい開いて置き、その後、人差し指を第2関節で曲げる。 *人が向かい合って、頭を下げている様子 |
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おはよう おはようございます |
「朝」 + 「あいさつ」 朝: 右手をグーにした拳(こぶし)を右のこめかみにつけてから、拳を胸のあたりまで下げる。 *頭を枕から離して起きる様子 |
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「朝」の手話だけでもOK | ||||
こんにちは | 「昼」 + 「あいさつ」 昼: 右手の人差し指と中指だけ垂直に立てて、親指側をおでこの真ん中に置く。 *時計の長針と短針が、正午12時の位置で重なっている様子 |
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「昼」の手話だけでもOK | ||||
こんばんは | 「夜」 + 「あいさつ」 夜:パーにした両手の平を相手側に向け、指先が外側に向くように置き、肘(ひじ)を支点に両指が重なってクロスするように曲げる。 *夜になってカーテンを閉めるしぐさ |
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「夜」の手話だけでもOK | ||||
やあ!? (聾者がよく使うあいさつ。朝、昼、晩、いつでも使える) |
4指をピンと伸ばしてくっつけた右手の人差し指側を右おでこにくってけた後、小指側が相手に向かうように離す。 *「やあ」と言う感じ |
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さようなら バイバイ |
右手をパ―にして手の平を相手に向け、右耳の横あたりに置き、手首を支点に左右に振る。 *健常者も行う「バイバイ」と同じ |
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おやすみ | 両手の平をピッタリくっつけ、左手の甲(こう)を右頬(ほほ)に当て、右側に首をかしげる。 *眠る様子 |
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またね =再び(ふたたび) |
右手をグーにして手前に向け、右肩前あたりに置いてから、人差し指と中指をパッと出してチョキの形を作りながら、肘(ひじ)を支点に横に倒す。(最後は指先は左向き) *「再び」の意味から2本の指を出す |
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*また会いましょう。 | 「また」+「会う」 | |||
*また明日ね~ | 「また」+「明日」 明日:右手の人差し指だけ立て、指の腹を相手に向けながら前に出す。 |
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ありがとう (「ありがとうございます」と丁寧な表現にしたい時は、右手をゆっくり丁寧に動かす) |
左手の平を下に向けて胸の前に置き、右手は親指以外の4指をピンと伸ばしてくっつけ、包丁のように垂直に左手の指の第2関節あたりに当ててから、(指先は相手向き)真上に動かす。 *力士が賞金をもらった時のしぐさから/表情が大切、おじぎをしながらでもOK |
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ごめんなさい | 右手を眉間(みけん)に近づけ、眉間を親指と人差し指でつまむような動作をした後、4指をピンと垂直に伸ばし、人差し指側をおでこにくってけた後、小指側が相手に向かうように離す。 *「ごめんなさい」と言う時に、眉間にしわが寄るイメージ/表情が大切、おじぎをしながらでもOK |
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どういたしまして いいよ /「ありがとう」と言われた時、その返しとなる表) |
右手の小指だけ立て、指の腹をあごの先に2回ほどしっかりあてる。 *下唇にあてる場合も《手話の知恵:小指くらい詰めてもかまわないという感じ》 同じ動作で、色々な意味になるので、表情が大切 |
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かまわないよ いいよ /「ごめんなさい」と言われた時、その返しとなる表現 |
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いいですか?/ 尋ねる時 | ||||
お疲れ様(おつかれさま) =大変(たいへん) |
グーにした左手を下向きに胸の前に置き、その手首を、グーにした右手でトントンとたたく。 | |||
はじめまして | 「最初、初めて」 + 「会う」 初めて:パーにした左手の平を水平に下に向け胸の前に置き、右手は人差し指だけピンと立てたまま、他の指で左手の甲側をつまむようなしぐさをしながら水平に上げる。 会う:人差し指だけ垂直に立てた両手を、胸のあたりで指の腹を向かい合わせに、少し相手側と自分側とでずらすように置き、その後、両こぶしをくっつける。 *相手と自分が会う様子 |
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お願い お願いします |
片手の指先をピンと垂直に立てて、人差し指側が鼻の前にくるように置き、「お願い」という動作をするように前方に動かす。表情が大切 | |||
両手の平を胸の前でくっつけ、すり合わせる。 | ||||
*お待ちください | 「待つ」+「(片手で行う)お願い」 待つ:片手の平を手前に向けて軽く曲げ、第2関節をあごの下にあてて、待つ様子で表す。 |
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よろしくお願いいたします | 「良い」+「(片手で行う)お願い」 良い:右手をグーにし、親指側を鼻の頭につけてから、水平に前(相手側)に出す。 右手を水平に前に出す時、手を開きながら「お願い」を表すと、スムーズな表現になる。 |
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久しぶり(ひさしぶり) | 両手の指先を軽く曲げ、手の甲をくっつけた後、水平に離れていくように動かす。 *動かすスピードや離す手の距離で、どのくらいお久しぶりかを表すことができる。 |
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元気? | グーにした両手の平側を下に向け、こぶしは少し離した位置で向かい合わせる。その後、拳(こぶし)を垂直に下方に2回動かす。 *表情が大切/ 質問する顔か、「元気だよ」と答えている顔か、相手を励ます顔か、しっかり表す必要がある。 |
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(うん)元気だよ | ||||
頑張って! | ||||
気をつけて! = 注意(する)、用心(する) |
両手の平を内側に向けて胸の前で上下に並べた後、ギューッと胸元に引き寄せながらに握る。 *気を引き締める感じ 心配、危ない |
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おめでとう! | 両手をグーにして、手の平側を上に向け、握ったこぶしを開きながら、少し上に上げる。 《手話の知恵:語源は古くは門松説。他に、花火説など》 |
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「上の表現」+「手話の拍手」もよく使う。 手話の拍手:パーにした両手の平を、指先が上に向くように向かい合わせて肩幅くらい開いて置き、両手同時に手首を支点に左右に小刻(こきざ)みに揺らす。 |
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よく使う言葉/あいづち、副詞など | ||||
わかりました =わかる、知る =知ってる? |
胸の上部に右手の平をあて、すっと降ろす。 (←喉(のど)にするっと入っていく様子) *動作をゆっくり行うと敬語表現になる。 |
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胸の上部に右手の平をあて、トントンと胸をたたく。(右手をグーにして行うやり方もあり) *友達同士だと、何度もトントンとたたいて、「わかった、わかった」のような感じを出すこともある。 |
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わかりました =わかりましたか? =大丈夫? |
両手でOKの形を作り、手の平を相手側に向けて胸の前に置き、少し相手側に突き出す。 *理解した時と、尋ねる時の表情が大事。 《講習会で聾者の講師の仕草》 |
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わからない | 右手の平を手前に、親指以外の4指を左に向けて右肩あたりに置き、手首を支点に下から手前に回すように2回に振る。 | |||
知らない | 右手を軽く伸ばし、指先を上、甲側を右頬に向けてから、手首を支点に手の平をクルっと相手側に向けながら下げる。その時、首も左に傾ける。(最後は手の平は下向き)《NHKのCG》 | |||
大丈夫(だいじょうぶ) =できる |
右手の平で左胸をたたいてから右胸をたたく。 《手話の知恵:張った胸の幅が広い、度胸が良いから来た仕草 》 |
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ない (物や物事がない意味で使う場合) | 指先を上に向けた両手の平を相手側に向けてから、手首を軸に両手の平を自分側に向くように回転させる。 | |||
*お金がないです。 | 「お金」+「ない」 *お金:右手の親指と人差し指をつけて輪を作り、右肩の前あたりに置く。 |
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*予定はないです。 | 「予定」+「ない」 *予定:パーにした左手の平を水平に下に向けてお腹の前に置き、右手の親指以外の4指の腹を左手の小指側にあて、2回右側に動かす。 |
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間に合わない =切羽詰まる(せっぱつまる) =できない |
左手をグーにして親指側が上に向くように胸の前に置き、右手もグーにして小指側を左拳の上を2~3回、こすりつけるように手前から相手側にわずかに動かす。 《NHKのCG》 *刀が切羽がが詰まって鞘(さや)から抜けない様子が語源《手話の知恵より》 |
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そうそう 《肯定、同意の意味》 =同じ |
両手の親指と人差し指だけ立て、指の腹を上に向け、左右同時に2回、「ちょんちょん」という感じで指先を付けたり離したりする。(左右の手は前後に置く) =両手で、「も」x2 |
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違う | 右手の親指と人差し指だけ立て、手の平が相手側、指先が左側を向くように構え、手首を軸にくるんと手前に返す。(最後は指の腹は手前に向く) 《NHKCG》 |
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↑上の動作を両手で行う。ただし、右手の平が相手側、左手の平は手前に向けて構え、左右逆向きに回転させる。 《NHKCG》 |
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*いろいろ、色々な | 右手の親指と人差し指だけ立てて左肩の前に置き(=「違う」の形)、手首をくるくるひねりながら右側に動かす。 | |||
間違い (まちがい) |
両手を指文字の「ぬ(人差し指だけ立ててから第2関節で曲げる)」にして指先を手前に向けてそれぞれの肩の横に置き、顔をさえぎるように手首で交差させてる。 《NHKCG》 |
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右手の人差し指と中指を立ててVを作り、手の平が相手側、指先が右目尻を向くように構え、手首を軸にくるんと返す。(最後は指の腹は手前に向く) 《NHKCG》 |
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やはり | 右手の指先をぴったりくっつけ、人差し指の甲側ををあごに1度あてる。 次に、両手の親指と人差し指だけ立て、指の腹を上向きに、それぞれの肩の前に置いた後、親指と人差し指の先をくっつけながら下げる。 《NHKCG》 |
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やっぱり | 両手の親指と人差し指だけ立て、指の腹を上向きに、それぞれの肩の前に置いた後、親指と人差し指の先をくっつけながら1度下げる。 《NHKCG》 |
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*きちんと | 両手の親指と人差し指だけ立て、指の腹を上向きに、それぞれの胸の前に置いた後、親指と人差し指の先をくっつけながら1度下げる。 2度下げる表し方もある。 《NHKCG》 |
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本当~? 本当(ほんとう) |
4指を立てた片手の人差し指の側面で、あごをトントンと2回たたく。 | |||
嘘(うそ) | 右手の人差し指で右頬(ほほ)をトントンと2回たたく。 *頬をふくらませ、飴玉(あめだま)が入っているように見せかける様子から |
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へえ~ =平気(へいき)? =ケロリとしている |
右手の平を手前に向けて立て、顔の前をさえぎるように、最後は指先が左に向くように降ろす。 《手話の知恵:「蛙の面に水」の水を掛けられても平気な感じから?》 |
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すごい~ | 右手の5指の先を軽くわん曲させ、手の平を相手側に向けて右額(ひたい)にあて、親指先を支点に手首をくるっと回す。(最後は手の甲が相手側に向く) 《手話の知恵:語源はなんと「四谷怪談」のお岩さんのこぶ状の右額》 |
|||
なるほど~ | 右手の親指と人差し指を立て、親指をあごにあて、親指を軸にして人差し指を時計の針のように左に「ちょんちょん」2回倒す。 | |||
(≒徳・とく) | ↑の「チョン」と1回だけ動かす。 | |||
まだ | 右手の5指を開いて、手の平を手前に向けて、右手首を支点に「まだまだ」という感じで2度ほどすばやく下に振る。(最後は手の平は手前、指先は下向き)《NHKCG》 | |||
左手を「く」の字にし、指先を相手側に向けて左胸の前に置き、右手の平を手前に向けて、右手首を支点に「まだ」という感じで1度すばやく下に振る。《NHKCG》 | ||||
まだまだ | 左手を「く」の字にして指先を相手の方向に向けて左胸の前に置き、右手の平を手前に向けて、右手首を支点に「まだまだ」という感じで2度ほどすばやく下に振る。《NHKCG》 | |||
いつも =毎日 |
両手の親指と人差し指を立て、手の平側を手前に向けて人差し指を向かい合わせにし、その形をキープしたまま、手前→下→上に円を書くように回す。(2回くらい) ・・・日の出と日没を繰り返す感じ。 |
|||
相変わらず =依然として、前から同じ |
両手の平を手前に向け、指先を上に向けて両肩前に置き、親指と他の4指の先をくっつけて、左右同時に前方に押し出す。(最後は両手の指先は若干曲げた状態で手前に向く) 《NHKCG》 |
|||
↑上の動作を右手だけで行う。 《NHKCG》 |
||||
両手の平を手前に向け、指先を上に向けて両肩前に置き、次に親指と他の4指の先を、くっつけたり離したりしながら前方に出す。 《Web手話シュワ》 |
||||
ときどき =たまに |
右手の人差し指だけ立て、指の先を相手側に向けて左胸前に置き、指先で2つの弧を描きながら左から右へ動かす。 《NHKCG、Web手話シュワ》 |
|||
左手の平を開き手前に、指先を上にして左胸前に構える。 右手の人差し指だけ立て、指の先を相手側に向け、左指の上方で指先で2つの弧を描きながら左から右へ動かす。 *大きな弧を描けば頻度が少ない意味。動かし方をゆっくりにすると「たま~に」感が増す。 《地域》 |
||||
くり返し =繰り返す |
両手とも人差し指だけ立て、右人差し指は下向き、左人差し指は上向きに向かい合うように構えてから、両手同時に互い違いになるように、時計回りに2回ほど回す。 *「回す、回転させる」の意味もあり 《NHKCG、Web手話シュワ、地域》 |
|||
右手の5指を軽くわん曲させて指先を相手側に向けたまま、まず顔の右側、次に胸の右側に半円を描くようにポンポンと動かして降ろす。 《Web手話シュワ、地域》 |
||||
ずっと ≒関係 |
両手の親指と人差し指でそれぞれ輪を作ってから、からませ、そのまま手前から相手側へ押し出すように動かす。 | |||
必ず =約束、予約 |
両手の小指と小指をからませ、拳(こぶし)が上下になるように置く。 (+わずかに上下に振る場合もあり?) →約束する時、指切りする様子 |
|||
多分(たぶん) =~らしい、~だろう、~のようだ |
右手の人差し指と中指だけ立て、「!」マークを空に描く。 《Web手話シュワ》 |
|||
とても =たいへん、非常に (very) |
右手の親指と人差し指だけ立て、2指の先をくっつけ、手の甲は相手側に向けて左胸の前に置き、右に動かしながら指を開く。 *右にゆっくり引くほど、「とても」の度合が強くなる。 速く…逆の動きはこちら |
|||
右手の親指と人差し指だけ立て、手の甲は相手側に向けて左胸の前に置き、そのまま右に動かす。 《NHKCG》 |
||||
特に =特徴、特別 (especially) |
左手の平を下にして軽く手を握り、お腹の前に置き、右手は親指と人差し指をくっつけて、左腕の上を、左手首→左肘→左手首の順に動かす | |||
普通(ふつう) =通常、一般、平等 |
両手の親指と人差し指だけ立て、親指どうし、人差し指どうしを向かい合わせ、指の腹を相手側に向ける。 その後、左右水平に引き離すように動かす。 《手話の知恵:平であって、真ん中な様子。聾者の間では「普通」は、良い意味のことが多い》 |
|||
感情(主観)に関わる言葉 感情を表す時は、顔の表情をしっかりつけることが大切! 詳しくは会話で使える形容詞へ |
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良い | 右手をグーの形にして鼻の前に置き、水平に前に突き出す。 | |||
悪い | 右手の人差し指だけ立てて鼻の右側を触るように置き、手首を支点に人差し指を左斜め下に倒す。(鼻をかすめる感じ) | |||
*よろしくお願いいたします。 | 「良い」+「お願い」 | |||
むずかしい =できない |
右手の人差し指と親指で、右頬(ほほ)をつねるように動かす。 | |||
好き =欲しい、~したい (want to do) |
右手の親指と人差し指だけピンと立てて開き、開いた指をあごの下に置き、下に降ろしながら、親指と人差し指の腹をくっつける。 | |||
とても好き | 「大きい」+「好き」 | |||
嫌い | 「好き」の反対動き: 親指と人差し指の先だけくっつけてあごの下に置き、あごに向かって上げながら離す。 |
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嬉しい =楽しい、喜び、喜ぶ |
4指だけくっつけ軽く曲げた両手を、指先が向かい合うように、胸の前に垂直にの置き、交互に上下に動かす。(4回ほど?) | |||
面白い (おもしろい) |
グーにした両手の小指側で2回、両手同時にお腹をたたく。 (両手を交互にお腹をたたくやり方もあり?) *太鼓をたたく猿のオモチャから |
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幸(しあわ)せ =幸福な |
右手の親指とその他の4指であごをつかむ感じであごに当て、やや前方へなで降ろしながら、指先をくっつける動作を2回行う。 *満足して、あごひげをなでる様子から |
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悲しい =かわいそう、涙、泣く |
右手の親指と人差し指をくっつけ、目の下に置き、下に下げる。 《養成テキスト》 |
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苦しい(くるしい) | 右手の全指の第2関節をグッと曲げてわん曲させ、手の平側を胸前に置き、上→左→下と円を描くように1~2度ほど回す。 *苦しくて胸をかきむしる様子 |
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残念(ざんねん) =遺憾、(失敗などで)しまった |
左手の平を上向きにしてお腹の前に置き、右手はグーにして、左手の平に叩きつけた後、左方向に流す。 《養成テキスト、CG手話シュワ》 |
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心配(しんぱい) =あぶない、危険 =不安 |
両手の全指の第2関節をグッと曲げてわん曲させ、胸の前で上下に置き、指先を2回ほど胸に押し当てる。気をつけてね、注意 《養成テキスト、NHKCG》 |
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大切(たいせつ) =大事(だいじ) |
左手を軽く弯曲させ、手の平を下にして胸の前に置き、右手の平で左手の甲をなでる。 《手話の知恵:関東地方の手話/拳中の玉から》 |
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よく使う「形容詞」「副詞」 *形容詞が示す度合や加減は、表情や手の広げ方で表すことができます。 詳しくは会話で使える形容詞へ 参考:英語の形容詞・副詞はこちら |
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少し | 親指の爪の先を人差し指の腹につけてから、パチッとはじくように上に向ける。 | |||
少しずつ | 左手の人差し指だけ立て、指先を相手側に向けて構え、右手も人差し指だけ立て、指の腹で左手の人差し指のつけ根から指先に向かって2回、払うように動かす。 《NHKCG》 |
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たくさん | 両手の平を上に向け、中央の胸前に置き、左右に開きながら指を親指から順番に折っていく。 | |||
両手の平を上に向け、両手を左の胸前から右の胸前に動かしながら、指を親指から順番に折っていく。 | ||||
右手の平を上に向け、指を親指から順番に折りながら、右手を左の胸前から右の胸前に動かす。 | ||||
全て(すべて) =全部、まるごと、全体 |
両手の平を相手側に向けて、親指同士をつけて、口の前に構えてから、両手で丸を描くように左右に離してから、下に降ろし、お腹の前で小指側をくっつける。(最後は手の平が上向き) 《Web手話シュワ/NHKCG》 |
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ほとんど | *「全部」ではお腹の前で小指をくっつけたが、ほとんどの場合は、小指をくっつけずに間を開ける。《地域》 | |||
値段が高い | 右手の親指と人差し指で輪を作り、右肩前に置き、垂直に上げる。 | |||
値段が安い | 右手の親指と人差し指で輪を作り、右肩前に置き、垂直に下げる。 | |||
暖かい = 春 季節に関する手話はこちら |
両手の平を開いて、指先を向かい合わせ、お腹の前あたりから、暖かい風が自分に向かって吹くように、2回ほど上に動かす。 | |||
暑い = 夏 |
右手をグーにして、右肩の横で、団扇(うちわ)を持って仰ぐように、2回動かす。 | |||
涼しい = 秋 |
両手の平を開いて、指先を向かい合わせにし、涼しい風が自分の顔に向かって吹くように、顔の前で2回ほど手前に動かす。 | |||
寒い = 冬 |
グーにした両手を向き合わせて胸の前に置き、寒さに震えるように、向き合わせた両手を2回寄せる。 | |||
明るい =晴れ、始まる、始める |
両手の平を相手側に向け、顔の前で交差させ(顔を隠し)、その後、両手を左右に開く。 | |||
暗い =夜、闇、深夜 こんばんは |
両手の平を相手側に向け、左右、顔の横に置き、その後、顔の前で交差させて顔を隠す。 | |||
速い、速く =急いで、急ぐ、すぐ =急行 |
右手の人差し指と親指の先をくっつけて、こぶしの甲は相手側に向けて右肩前に置き、人差し指と親指をぱっと素早く離しながら、胸の前を横切るように、左に動かす。 「とても」…逆の動きはこちら 《手話の知恵:「矢」の飛んでいく様子から》 |
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ゆっくり | 両手の親指と人差し指を伸ばし、人差し指を向かい合わせにし、胸の前を横切るように、ゆっくりと左から右に動かす。 | |||
(部屋が)きれいな =美人の =治る |
左手の平を上向きにし、右手の平を載せ、左指先に向かって水平に滑らす。 *汚れがなく、なめらかな様子を表すので、指はピンと張って表現 「美人」は顔を指す表現もあり |
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人の外見や性格を形容する言葉 詳しくは会話で使える形容詞へ |
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若い | 指文字「く」の形の手をおでこにあて、なでるように横に動かす。 (おでこにしわがない感じ) |
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年寄りの(としよりの) | 両手の平を上下に向き合わせ、指先をすぼめて胸の前に置き、両手の指先を広げながら、上の手を上方に動かす。 | |||
かわいい | 右手の親指だけ立てて胸元に置き、それを頭に見立て、反対の手の平で、なでるように手を回す。 *女の子とわかっていたら、親指でなく小指を立てる。 |
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有名な 有名 |
パーの形の左手の平を指先を上にして相手側に向け、右手の人差し指の先を左手の平の下の方につけ、次に、指先をつけたまま両手を垂直に上げる。 | |||
《食べ物に関する形容詞》 詳しくは会話で使える形容詞へ |
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美味しい(おいしい) | 右手の平で右の頬を包むように2回軽くたたく。 たいせつの逆 《NHKCG/講座》 |
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右手の平を左の頬を包むようにあて、手の平を手前に向けたまま右肩側に動かす。 《養成テキスト/NHKCG》 |
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甘い(あまい) =砂糖、デザート、佐藤さん |
右手を指文字の「く」の形にし、手の平側で口元を隠し、反時計回りに丸を描くように2度(以上)回す。(口元は隠したまま) | |||
しょっぱい、苦い(にがい) =塩 =辛い(からい)、カレーライス |
右手の全指の第2関節をグッと曲げ、手の平側で口元を隠し、反時計回りに2度回す。(口元は隠したまま) | |||
とりあえず覚えておきたい名詞、動詞 「行く、来る」など方向が大事な動詞はこちら |
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始める、始まる =明るい、晴れ |
両手の平を相手側に向け、顔の前で交差させ(顔を隠し)、その後、両手を左右に開く | |||
終わる =~した (普通の動詞の後に付けて、過去形になる) |
両手の平を上に向け、指をしぼませながら下げる。 | |||
*勉強した。 | 「勉強」+「終わる」 | |||
*まだ終わらない | 「終わる」+「まだ」 | |||
止める(やめる) =断つ(たつ) |
左手の平を上に向け、胸の前に置き、右手を指文字の「く」の形にして包丁に見立て、左手の平に垂直に振り下ろす。(左手と右手は交差して止まる) 《手話の知恵:手話源は、刃物で一刀両断に断つ》 |
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辞める(やめる) =辞職、引退 |
左手の平を上に向け、胸の前に置き、右手の5指の先をくっつけてすぼめた形にして、左手に載せ、その後、右手だけ手前に引く。(最後は左手と右手は離れる) 《NHKCG/ 手話の知恵:手話源は、書類捺印→提出→身を引く》 |
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勉強する =学ぶ、学習、学校、授業 |
両手の平が見えるように、胸の前に置き、軽く2回下げる。 *本を広げて読む様子。 |
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まねる | 右手の平を相手に向けて頭の右上に置き、手首を支点に全指の指先がくっつくようにすぼめながら、手前に回転させる。(最後は指先が右こめかみにつく) 《手話の知恵:自分より優れた人の頭をそのまま拝借する感じから》 |
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*上記の右手の動作と同時に、左手も胸の下で、同じような動きをさせるやり方もある。 | ||||
似ている | 両手の親指と小指だけ立て、甲を相手側に向け、右手の小指をチョンチョンという感じで2回、左手の小指にくっつけて離す。 | |||
同じ | 両手の平を上に向け、親指と人差し指だけ立てた状態にし、右手を前方、左手を身体のそばになるように少しずらす。両手同時に、親指と人差し指を、チョンチョンという感じで、2回くっつけて離す。 | |||
休憩する =休憩(きゅうけい) =しばらく、のんびり |
両手の平を向かい合わせに胸の前に置き、両手を交差させて戻す動きを2回繰り返す。 | |||
怠ける(なまける) =まじめにやらない |
両手をグーにして、手の平側を手前に向け、右手を上、左手を下に胸前に置き、そのまま右肩上に大儀そうに振り上げる。 《NHKCG/手話の知恵:昔の井戸水を、つるべを持って大儀そうに力なく汲み上げる動作から》 |
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会う | 両手の人差し指だけ垂直に立て、胸の前で指の腹を向かい合わせに構え、その後、指を近づけ両こぶしをくっつける。 →相手と自分が会う様子 《NHKCG/養成講座》 |
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↑上の動作で、人差し指を、少し相手側と自分側とでずらすように構えてから表すやり方もある。 | ||||
待つ | 右手の平を手前に向けて軽く曲げ、第2関節をあごの下にあてて、待つ様子で表す。 | |||
助ける | 左手の親指を立て、(サポートする相手に見立てて)左胸の前に置き、右手の平を手前から添え、(人を後押しするように)2回ポンポンと優しく押し出すようにたたく。 | |||
作る | 両手をグーにして、上下に置き、金槌(かなづち)でたたくように、「トントン」とたたく。 | |||
変わる | 両手の平を指先は上、手の平を手前に向けて両肩前に置き、その後、左右同時に内側に倒し、最後に胸の前で手首を交差させる。 《NHKCG》 |
|||
上がる | 人差し指と中指を足に見立て、歩くように動かしながら下方から上方に進ませる。 | |||
(家に)上がる | 両手で「家」の屋根の形を作ってから、片方の手の人差し指と中指を足に見立て、玄関から家に入るように、トントンと動かす。 | |||
下る | 人差し指と中指を足に見立て、歩くように動かしながら上方から下方に進ませる。 | |||
広まる =流行する |
両手の平を下に向け、指先を軽くわん曲させてお腹も前で並べて置く。 その後、指を開きながら、手は左右に斜め前に広げながら、最後は指先が相手側に向かうようにする。 |
|||
延期する =延期、先延ばしにする |
両手を軽く握って親指と人差し指の指先だけくっつけ、肩幅くらい開いて左胸前に並べて置く。 次に、両手の間隔は保ったまま、胸の前で半円を描くように、右胸前に移動させる。、 |
|||
伝える | 両手の親指と人差し指で作った輪をくっつけ鎖状にし、胸の前から相手側に押し出す。 | |||
伝える、報告する =伝言、報告 =発表、返事 |
両手の親指と人差し指を伸ばして、口の前で向かえ合わせ、前に出す。 | |||
発表する =発表 |
両手とも、指先をくっつけてすぼめた形にし、指先を相手側に向けて口元に置き、指を開きながら前方、左右上方の広げる。 | |||
試す やってみる ≒try to |
右手の人差し指を伸ばして、右目の下に指先を、トントンと2回あてる。 《Web手話シュワ》 |
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両手とも軽く握って手首で交差させて胸の前に置き、両手とも手首はつけたまま、手首を軸に左右に2回ほど動かす。 《NHKCG》 | ||||
決めた | 左手の平を上向きにして胸の前に置き、右手は人差し指と中指を立て、左手の平に向けて指の腹をポンと打ちつける。 | |||
決心 =覚悟=決断 |
左手の平を上向きにして胸の前に置き、右手はグーにして、左手の平に向けてビシッと叩くように打ち下ろす。 《手話の知恵:「腹を固める」から》 |
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迷う(まよう) =戸惑う、心が揺れる |
両手の平を上に向け、指先を向かい合わせてお腹の前に置き、そのままの形で左右に動かす。 《養成テキスト/ Web手話シュワ》 |
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失う、無くなる =消える、紛失 =乾く、治る |
両手をパーにして、手の平を肩の両脇で相手に向け、その後、左右同時に身体の中央に引き寄せながら両手をグーにし、胸の前で交差させる。 *パッと物が消えるイメージ 《Web手話シュワ》 |
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「考える」に関係のある名詞、動詞 | ||||
思う | 右手の人差し指だけを立て、指先を右こめかみに1度だけ押し当てる。 | |||
覚える =記念(きねん) |
右手をパーにして、手の平を頭の右側の少し上方に置き、次に手をグッと握りしめながら右額に近づける。 *覚えたものを頭の中に入れるイメージ |
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忘れる | 右手をグーにして、(甲を相手側にして)右額に置き、次に手を開きながら上方に上げる。 *覚えたものが頭の外に出てしまうイメージ |
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考える | 右手の人差し指だけを立て、指先を右こめかみにあてたまま、手首を2回ほど左右にひねる。 | |||
考え | 右手の人差し指だけを立て、指先を右こめかみにあて、2回ほどトントンと押し当てる。 | |||
工夫 | 「考え」1回 + 「作る」 | |||
発明、アイデア | 「考え」1回 + 人差し指を離しながら相手側に向ける | |||
参考 | 右手の人差し指、中指、薬指を開いて立て「3」の形にした指の腹を相手側に向け、右おでこの横に置いてから、手首を支点に手前に返す。(最後は指の腹が右こめかみにあたる)《Web手話シュワ…漢字の「参」の最後の3画を表すイメージ》 | |||
右手の人差し指、中指、薬指を開いて立て「3」の形にした指先の腹側を、右こめかみに2回、トントンと押し当てる。《Web手話シュワ》 | ||||
気付く | 右手の人差し指だけを立て、指先を右こめかみに押しつけた後、頭を後ろにそらす。(最後は指先がこめかみから離れる)《地域》 | |||
気がつく | 右手の人差し指だけを立て、指先を右こめかみに押しつけた後、左手の平を下、指先を右斜め上に向けて構え、その手の平に向けて右人差し指の先をあてる。《NHKCG》 | |||
イメージする | 右手を指文字の「い(小指だけ立てる)」にし、右のこめかみあたりに親指側をつけ、右上方に動かす。 | |||
夢 =あこがれる、想像、予想 =たぶん |
右手の平を上に向け、軽くわんきょくさせて右のこめかみあたりに置き、そのまま右斜め上方に離していく。(最後はわん曲した手の平は上向き) 《使える手話::段差をつけながら離していく/考えなどが頭の中で広がっていく様子》 |
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懐かしい(なつかしい) =思い出 |
右手の人差し指だけ立て、指先を右のこめかみにあてる。次に、手を開きながら指を小刻みに揺らし、右斜め上方に離していく。(最後は手の平は下向き) 《使える手話::思い出が立ちのぼっていく様子》 |
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↑上の動作で、手を開きながら右前方に離していく。(最後は手の平は下向き) 《NHKCG》 |