手話 / Sign Language         HOME戻る

  とりあえず覚えておきたい名詞・動詞
           《最終更新日:2024年12月13日》
☆ページ内リンク☆
会場、サークル、講習会などで使う言葉
↑場所、建物、部屋、階段、会、会場、会員、歓迎会、送別会
集会、解散、講演、講座、中止、サークル
グループ(=組、チーム、団体、集団、班、クラブ)
交流、交流会、宴会(飲み会)、テーマ(スローガン)、専門
対象、スケジュール、企画、資料、マニュアル、詳細
技術、発表、資格、免許、形、口型、種類、表情、都合(偶然)
結果、基本(基礎)、特徴(特に)、必ず(約束)
~しすぎる、不足、余り(残る)

リンク聴者、聾者、暮らしに関する言葉
↑手話、指文字、聴者、聾者、難聴、盲、障害、通訳(案内)
通じる、コミュニケーション、国籍(世界)、子供、青年(若い)
年寄り、人々、人、人口、人工内耳、言語、言う、ガミガミ言う
発声、言葉(単語)、字幕、噂(評判)、生活(暮らす)
習慣、癖(性格)、社会、遊ぶ、仕事(働く)、会社
ボランティア、助ける、マスコット(着ぐるみ)
心、心理、失礼、マナー(常識)、失礼(非常識)
苦労(大変)、悩み(悩む)、負担(責任が重い)
問題(岡、関、同)、尊敬(尊重する)、屈辱(侮辱する)、差別
名誉(光栄)、信用(自信、信じる)、普通(一般)、当たり前
特別(特に)、便利、不便、交流、関係、関係ない
経験、新聞、畳、成功、ミス(失敗)、娯楽(遊ぶ)


リンクとりあえず覚えておきたい名詞、動詞
↑始める(始まる)、終わる(~した)、勉強する、止める、辞める
休憩する、怠ける、まねる、似ている、同じ、会う、待つ
参加、出席、欠席、休む(=休暇)、研究、研修、準備、計画(予定)
助ける、作る、変わる、上がる、下る、伝える、報告する、発表する
広まる、試す、決めた、決心、迷う、失う(無くなる)、延期する


「考える」に関係のある名詞・動詞
↑思う、考える、工夫、覚える、忘れる、発明、アイデア
発見(見つけた/見つける)、気付く、
イメージする、参考
夢(たぶん)、予想、感想、憧れる、懐かしい(思い出)


リンク職業・職場                
↑小学生・医者などの用語



☆関連ページへのリンク☆
「考え」に関係のある手話はこちら

「スポーツ(テニス)」に関係がある手話はこちら 
*試合、練習、勝ち負け、応援 などの手話
学校でよく使う手話はこちら

病院でよく使う手話はこちら

☆関連外部サイトへのリンク☆



☆関連YouTubeへのリンク☆
こだYouTube手話サークルさん (←とてもわかりやすいです)

障害と病気に関わる手話をちょっとだけ/かつお手話


*標準手話を中心に掲載して行こうと思っていますが、手話は方言が多く、ネットや本で調べても、不明確なことが多くあります。因みに、私の居住地は千葉県です。
 説明がおかしなところ、初心者が学ぶのに入れておいた方が良い手話などありましたら、以下のメールよりご連絡頂けると幸いです。

            
メール Mail


参考文献(《》の緑字は出典)以外の緑字は、確認が必要なものもあり、参考程度にご覧ください。また、
便宜上、手話表現については右ききの人を想定して書いていますが、動きのある方を利き手で行ってよいとのことです。片手がふさがっていたり、けがをしていて動かせない時、動きのある表現だけを片手で行っても十分通じるそうです。


  日本語の単語や文   手話表現方法・解説
*手話を言葉で表しても、わかりにくいですが、ど忘れしてしまった時など、役立つと思います。まず、ユーチューブなどの動画で覚え、復習の際に活用してみてください。
   会場、サークル、講習会などで使う言葉 

もう少しむずかしい、会議、会場、~会、講習会などに関する言葉はこちら
     場所 右手の指を軽く曲げて下に向けて胸の前に置き、(場所を表すように)少し下げる。
建物 両手を指文字の「く」の形にし、指先を相手側に向け、建物を立てるように垂直に上げてから、屋上を表すように、両手を水平にして真ん中に寄せる。
部屋  「く」の形を作った両手の指先を前に向け、向かい合わせに置く。次に、両手が平行になるように、横向きに置き換える。
(この2動作で、部屋の空間を表す感じ)
  階段 右手の平を下向きに胸の前に置き、手首を軸に左右に揺らしながら上前方に動かす。
《NHKCG》
*右手の人差し指と中指を脚に見立て、階段を上ったり、下ったりする手真似でも表現できる。
     
   両手の平を下に向けけ、両手の中指の先を頂点の山型を作る。次に肘をそれぞれの左右下方に引く。
*会と言う字の一画目と二画目を書く感じ 
会場 「会」+「場」 
会員 「会」+「人々」
人々:両手の親指と小指だけ立て、胸前で小指同士をつけ、手首を軸に軽くゆらしながら左右に開く。 
歓迎会  「どうぞ」+「会」
どうぞ:両手の平を上にして右胸下に並べて構え、その後、水平に左に動かす。 
送別会  「久しぶり」+「会」
久しぶり:両手の甲を指先を上にして、胸の前でくっつけてから、左右に離す。 
  集会
=集まり、集まる
両手を軽くわん曲させて、手の平を上向にして両肩前に置く。その後、指先を胸の前で向かい合わせるように寄せる。
*人がたくさん集まる様子
《Web手話シュワ》
集会=「集まる」+「会」 
《講習テキスト》
解散
=散会、解散する 
両手の平を手前に向け、指先を向かい合わせ、胸の前に置く。その後、指先を下に向けながら左右に開く。
*人が散らばる様子
《Web手話シュワ、NHKCG》
  講演
=講演をする
左手の平を下向きにお腹の前に置き、右手は指をピンと伸ばし、右肘を左手の甲に載せる。その後、右肘を軸に右手を2回ほど前に倒す。
《講習テキスト》
講座  「講演」+右手で指文字の「ざ(グーの形を横に動かす)」 
  中止
=中止する
=(計画など)なくなる、潰す 
両手の平を相手側に向け(指先は上)、、胸の前に横並びに置く。その後、両手同時に指先を相手側に倒す。(最後はすぼまった指先が相手側に向く)
《Web手話シュワ》
中止
=止める、ストップする 
左手の平を上に向け、指先を右向きにしてお腹の前に置き、右手は指文字の「く(九)」にし、指先を相手側に向け、小指側から左手の平はバシッと降ろす。(包丁を降ろす感じ)
《Web手話シュワ》
  サークル  右手を指文字の「さ(=ぐーの形)」にし、 左→相手側→右と、時計回りに水平に円を描く。
《地域のサークル》
  グループ
=組、チーム、団体
=集団、班、クラブ
両手の平を手前に向け、胸から少し離す位置で指先を向かい合わせて軽くわん曲させ、水平に半円を描くように手前に引いて、最後は手の平は相手向き、両手の手首がくっつく位置で止める。( バレーボールの側面を、奥から手前になぞっているような動き)
《Web手話シュワ》
グループ: バレーボールを持つように、両手の平を上に向け、ボールを下から上になぞって球をかたどるようい動かす。最後は両手の親指がくっつく位置で止める。 
《養成講座》
  交流
=つき合い 
両手の平を上に向け、右手は上、左手が下になるように胸の前で置き、互い違いにクルクル回す。
(右手は、左→相手側→右→手前。左手は、右→手前→相手側→左)
《NHKCG》
交流会 「交流」+「会」
《NHKCG》
宴会
=飲み会 
「交流」の手話を、両手の平を上に向ける代わりに、親指と人差し指でおちょこを持つ形を作って行う。
《地域、Web手話シュワ》
  テーマ
=スローガン 
左手の平を相手側、指先を上にして左頬の横に置く(=指文字の「テ」)。
右手は、指文字の「ム(親指と人差し指だけ立て)」にし、指の腹を左手の指先に向けてから、垂直に下げる。
《NHKCG》
  専門  両手とも人差し指と中指だけ立て、指の腹は相手向き、指先は上に向けて両肩の前に置く。
次に、手首を支点に、指先を、下→中心→上に向くようにクルっと回す。(最後は両指の腹は手前、指先は上)
《NHKCG》
  対象
=向かい合う
=対面、対面する
両手の平を指先が上になるように向かい合わせ、左手が手前、右手が相手側になるように前後に置く。
《養成テキスト、Web手話シュワ》
 
  スケジュール 右手の親指以外の4指を開いて指先を上、手の平を相手側に向けておでこのあたりで構え、まず垂直に降ろし、次に指先を相手側、手の平を左側に向けたまま、左から右に水平に動かす。
*指先でカレンダーのマスを描く感じ?
《NHKCG》 
  企画  左手の平を下向き、指先を右向きにお腹の前で構え、右手は人差し指だけ立て、指先を下に向けて左手首の小指側に置き、左手沿いに直角を描くように、右→手前に動かす。
《養成テキスト》 
  資料 左手の平を上に向け、右手は指文字の「し(七)」の形にし、中指を左手の平に載せ、右手の手首側から中指に向かって、スッスッと2回、滑らすように動かす。
*資料をめくっている感じ?
《養成テキスト/地域》 
  マニュアル、手引書
=技術(ぎじゅつ)?
手の平側を下に向けて軽く握って構え、右手の人差し指、中指、薬指を伸ばし、左手首の上をトントンと2回たたく。
*指文字の「マ」で左腕をたたく技術の動作

《Web手話シュワ》  
 
  詳細
=詳しい、細かい
両手とも人差し指と親指で小さなものをつまむようにくっつけ、さらに、くっつけた指先同士をくっつけ、そのままチョンチョンと2回下げる。
*爪の先で小さなものをつぶすような感じ
《NHKCG/Web手話シュワ》
  技術(ぎじゅつ)  左手の平側を下に向け、指先は手首からだらんと下げて構え、右手の人差し指と中指を伸ばし、左手首の上をトントンと2回たたく。(他の指は無理に曲げず自然な感じで)
*「腕があるよ~」みたいな感じ?
《NHKCG、養成講座?》 
  発表 両手とも指先をくっつけ口元に置き、両手同時に手の平を相手側に向けるように左右に開く。 《養成テキスト》
 
  資格(しかく) 右手の親指と人差し指だけ立ててから軽く曲げ、指の腹を左肩につける。次に、そのまま少しだけ下げる。
《使える手話、地域講座::軍人の位を表す勲章が胸にぶら下がっている様子から》
右手の人差し指を伸ばして、指先を右肩につけ、2回、少しだけ下に動かす。
《NHKCG》
右手で指文字の「(七の形)」を作り、左胸にあてる。
*「通訳士、弁護士」などの
「~士」の表現もこれ。
《Web手話シュワ、地域講座》 
  免許(めんきょ) 左手の平は上向にして胸の前に置き、右手は軽くわん曲させて指先を下向きにし、左手の平に指先をあてる(1度だけ)。 
《養成テキスト》
左手の平は上向にして胸の前に置き、右手は軽くわん曲させて指先を下向きにし、左手の平に指先をあててから、手前に引く。 
《養成講座/千葉…この形で、「免許を取得する」の意味も含まれる》
 
左手の平は上向にして胸の前に置き、右手は軽くわん曲させて指先を下向きにし、左手の平に2回指先をあてる。 
《NHKCG》
 
  形、タイプ 両手を指文字の「レ(親指と人差し指だけ立てる)」の形にし、交互に上下させる。
《Web手話シュワ》 
物  右手をOKの形にし、(人差し指と親指で輪を作る)手の甲を手前に胸の前に置いてから、手首を軸にクルっと回転させる。(最後は手の甲は下向き)
《Web手話シュワ/NHKCG》
* 口型(こうけい) 「口(人差し指の先で口をくるんと唇をなぞる感じで指す)」+「形」
*手話通訳などでは、「口型が大事」と言う話がよく出てきます。
  種類(しゅるい)  左手の平は上に向け、お腹の前に置き、右手は指文字の「く」の形にして指先を相手側に向け、包丁のように立て、小指を左手の平に載せる。
次に、右手を ①手前から左 ②手前から真ん中 ③手前から右に3回動かす。
  表情(ひょうじょう) 右手の平を指先は上に右耳の上あたりに構え、左手の平も指先は上に左耳の下あたりに構え、両手同時に手首を支点に指先を顔の中心に向け2回動かす。(顔を覆う感じ)《NHKCG》
  都合(つごう)
=
まぐれ、偶然(ぐうぜん)
=運、事情、成り行き
左手の平を上に向け、右手はグーにして小指側を左手の平に押し付け、グルっと回す。
《Web手話シュワ/ 手話の知恵: 易者の筮竹(ぜいちく)→運→成り行き→都合》
  結果 両手とも、人差し指と親指で物をつまむ形にし、首の前あたりで向かい合わせる。
右手は時計回り、左手は反時計回りで、左右同時に顔の横に円を描き、首に戻ってきた後、今度はそれぞれの側の斜め下に降ろす。
*結果の「結」から、「結ぶ(むすぶ)」動作
似ている手話「ボーナス」 
  基本(きほん)
基礎、元(もと)、
=
資源、根本、根
右手はぐーにして手前に向け、顔の右前、肘が90度に曲がるくらいの位置に置き、左手もぐーにして、甲を右肘の下につけ、その後、左手の指先だけ下向きにパット開く。
*「基本=根」のイメージから
     
  特徴、特別
=特に
左手を軽くグーにし、手の平側を下に向けてお腹の前に置き、右手は親指と人差し指をくっつけて、左腕の上を、左手首→左肘→左手首の順に動かす
  必ず
=約束、予約 
両手の小指と小指をからませ、拳(こぶし)が上下になるように置く。
(+わずかに上下に振る場合もあり?)
→約束する時、指切りする様子
 
  過ぎる
「~しすぎ」
左手の平を下に向け、指先が右に向くように胸の前に置き、右手を「包丁のよう(指文字の「く」して、左手を手前から相手側に通り過ぎるように動かす。 
《地域》
  不足
=不足する
= 足りない
左手の平を上に向けてお腹の前に置く。
右手は人差し指だけ立て、左手の中指先端から手前にチョンチョンと引くように動かす
《手話の知恵:手話源は、2本足のところ人差し指1本で1本足になっているところから》
右手の親指だけ立て、親指の腹を(あご)の先端に付ける。
*主観的に思っていたより少ない場合
《養成テキスト/ 手話の知恵:手話源は、顎(あご)が干上がる=生計の道を失って食えなくなる》
  残り、あまり
=残る、あまる、おつり
左手の平を上に向けてお腹の前に置く。
右手の平は少しわん曲させて小指側を左手の指にあて、すくうように手前に引く
*お釜の底に残ったご飯をしゃもじでかきとる様子。 
  聴者、聾者、暮らしに関する言葉
   手話 両手の人差し指だけ横に伸ばして指先を向かい合わせ、上→相手側→下→手前と、互い違いに2回まわす。
両手の全指を伸ばして指先を向かい合わせ、上→相手側→下→手前と、互い違いに2回まわす。《地域/千葉》
指文字  右手の平を相手側に向け、指を軽く曲げて動かしながら垂直に降ろしていく。 
    聴者(ちょうしゃ)
=健聴者
=聞こえる
両手の人差し指を立てて、右手の指先は右の耳元に、左手の指先は口元に置き、次に同時に2回前に出す。(人差し指の腹は向かい合わせの向き)
《Web手話シュワ》
聾唖者(ろうあしゃ)
聾者 (ろう)
両手の平の全指をピッタリつけて、右手の平は右耳に、左手の平は口にあて、耳と口をふさぐ。
《Web手話シュワ》
右手の平で、まず右耳をふさぎ、次に口をふさぐ。
《Web手話シュワ》
右手の平で、まず口をふさぎ、次に右耳をふさぐ。
??《Web手話シュワ》
難聴(なんちょう) 右手の平の指先をピンと立てて上に向け、親指側を顔の中央、おでこ辺りに置き、そこから垂直に胸前までスッと下げる。
《NHKCG/Web手話シュワ/養成講座》
  盲 (もう) 右手の人差し指と中指だけ立てて手前に向け、それぞれの指で両目を隠すようにしてから、そのまま降ろす。
  障害 (しょうがい) 両手をグーにして、親指同士をつけて胸の前に並べて置き(手の甲が上)、骨を折るように小指側が下になるように動かす。 
  障害者 (しょうがいしゃ) 「障害」+「人々」
人々: 両手の親指と人差し指だけ立てて、手の平を手前に向けて胸の前に並べて置き、手首を軸に左右に揺らしながら左右に開く。
《NHKCG》   
  通訳
=案内、紹介
右手の親指だけ立て、口元(あごの辺り)に置き、左→右→左と動かす。(左に2回押し出す感じ) 
*手話通訳  「手話」+「通訳」 
*手話通訳士 「手話」+「通訳」+「士」
士:右手を指文字の「し」の形にし、左胸上方にあてる。 
*通じる  両手とも人差し指だけ立て、指先を向かい合わせてそれぞれの肩の前に置き、指先をつけるように、中央に向かって2回動かす。 
《NHKCG》
*コミュニケーション 両手とも、親指以外の4指をピタリとつけ、4指と親指を軽く曲げて「C」の形を作り、小指の側面を相手側に向ける。左手をやや上、右手をやや下にずらして構えたら、右手だけ前方に2回動かす。 《NHKCG》
  国籍(こくせき)
=世界(せかい)
両手の平を軽くわんきょくさせ、指先を向かい合わせ、手の平は相手側に向け(親指が下、小指が上)、球を描くようにクルっと回転させ、手の平を手前に向ける(親指が上、小指が下)。《NHKCG》
  子供(こども)
=かわいい
右手の平を軽くわん曲させてお腹の前に置き、子供の頭をなでるように、水平に小さく回す。 
  青年(せいねん)
=若者(わかもの)
=若い
指文字「く」の形の手をおでこにあて、なでるように横に動かす。
(おでこにしわがない感じ) 
  年寄り(としより)  両手の平を上下に向き合わせ、指先をすぼめて胸の前に置き、両手の指先を広げながら、上の手だけ上方に動かす。
  人々(ひとびと) 両手の親指と人差し指だけ立てて、手の平を手前に向けて胸の前に並べて置き、手首を軸に左右に揺らしながら左右に開く。
《NHKCG》  
  右手の人差し指で、空に漢字の「人」と書く。
人口(じんこう)  「(漢字の)人」+「数」
数: 両手の人差し指と中指と薬指を立て、手の甲を相手側に向け、胸の前で少し離して並べて置いてから、中央に動かし、薬指どうしを2回ぶつける。
  人工内耳 右手の人差し指と中指だけ立て、右耳下の首の後ろ辺りをトントンと2回さわる。 
人工(じんこう) 「(漢字の)人」+「作る」
  言語 右手の親指以外の4指を立ててピタリとつけ、人差し指側を唇にあて、そのまま前方に2回出す。(手の甲は、ずっと右向き)
《NHKCG》 
*外国語は普通、「国名」+「言う」で表現できるが、英語だけは「言う」を付けないで表現。
「国語」についてはこちら
「外国名」についてはこちら
言う 右手は人差し指だけ指先を上にして立て、人差し指の左側面を唇にあて、その後水平に前に出す。
《NHKCG》 
ガミガミ言う 右手はを軽くわん曲させ、手の甲をあごの下につけ、指先を相手側に向け、素早く数回揺らす。(あるいは、パッパッと曲げ伸ばしする。) 《NHKCG》  
  発声 右手の親指と人差し指で軽く(指先はつけずに)輪を作り、指先を喉元に置いてから、口元に向かって上げ、口元で手首を返す。(最後は手の平が上向き)
その後、人差し指を立てて「言う」の手話で表す。
《NHKCG》
     
  言葉(ことば)
=単語(たんご)
両手の人差し指だけ立ててから第2関節で曲げ、カギ形を作り、 右手を右胸の前、左手はひっくり返して親指と人差し指が相手側にくるように左胸の下に置く。(カギカッコの形)
《手話辞典/地域》 
右手の親指と人差し指だけ伸ばしてから軽く曲げ「C」の形にし、まず右おでこ前、次に右胸前に、2つの文字を示すようにメリハリをつけて動かす。
《NHKCG》
  字幕  左手を指文字の「く(九)」の形にして胸の前に置き、
右手は指文字の「ム(親指と人差し指だけ伸ばす)」の形にして、人差し指を左手の小指の先の下あたりに置き、左手首に向けて水平に2度ほど動かす。(左手が手前、右手は相手側)
*テレビの字幕が画面の下に映し出される感じ
《NHKCG》 
  噂(うわさ)
=噂話、評判
両手の平を右耳の下あたりで向かい合わせて屋根の形を作り(中指が頂点)、まず右手の平を相手側、左手の平を手前、次に左手の平を相手側、右手の平を手前に向くように交互に動かす。
《NHKCG、Web手話シュワ
/ 手話の知恵:手話源は人々の話が町から町へと流れ広まっていく様》
     
  生活、暮らし
=生活する、暮らす
両手を指文字の「レ」の形にして、指先を向かい合わせて胸の前に置き、人差し指を上に向けたまま反時計回り(左上→左下→右下→右上)に、1~2回円を描く。
*指で太陽の形を作り、東から昇って西に沈む感じ
《Web手話シュワ、NHKCG》
学生生活  学生」+「生活」
  習慣 左手の平を下に向けて胸の前に置き、右手の平は上に向けて左手の甲に乗せる
次に右手を握りながら前方に出す。
《養成講座、Web手話シュワ》
  (くせ、へき)
=
性格
=
身につける
左手の平を下に向けて胸の前に置き、右手の平は上に向けて左手の甲の上方にかまえる
次に右手を握りながら左手の甲に当てる。(手の甲でボールをキャッチする感じ。最後は左手の甲と右手の甲がくっつく)

《養成講座、Web手話シュワ》
  社会 親指と小指だけ立てた両手の平側を手前に向けて小指どうしをくっつけ、その後、手前に円を描くように水平に動かして最後は親指どうしをくっつける。 (手の平は相手側に向く)
  遊び、遊ぶ 両手を人差し指だけ立てて指文字の「ひ」の形にして胸の前に置き、左右交互に3回指先を倒す。
《養成テキスト》
両手の平を指先を上にして相手側に向け、両肩の脇に置き、手首を軸に、手の平をクルっと手前に返しながら両手同時に顔の横まで上げる。(最後は手の平は手前向き)
《NHKCG》
    仕事
=職業(職業)
=働(はたら)く 
指文字の「く」の形にした両手の平を上に向け、両手は離して腹の前あたりに置いてから、指先を左右から中央向かうように2度動かす。(書類の束を集めて整える仕草)
グーにした両手を上下に置き、トントンと金槌でたたくように上の手を2度動かす。(大工の釘を金槌で打つ仕草)
会社 両手とも人差し指と中指だけ立て、顔の横に置き、左右交互に3回指先を倒す。
《養成講座、NHKCG》
 
   ボランティア  両手の人差し指と中指を伸ばして下に向け、歩くように左右から体に中央に動かし、その後、中央から前方に歩くように動かす。
《Web手話シュワ、NHKCG》
「一緒に」+「歩く」 
= 指文字の「そ」の形にした両手を胸の前に置いてから水平に中央に向けて動かしてくっつけ、その後、両手の人差し指と中指で歩くように相手側に動かす。
*以前の手話は助けるイメージだったが時代とともに変わってきたとのこと《養成講座》 
助ける 左手の親指を立て、(サポートする相手に見立てて)左胸の前に置き、右手の平を手前から添え、(人を後押しするように)2回ポンポンと優しく押し出すようたたく。 
  マスコット
=着ぐるみ 
両手の平を軽くわんきょくさせて大きく離して向かい合わせ、上下に並んだ大きな球をなぞる様に、フワンフワンと2段階に下方に動かす。(マスコットの大きな顔と大きな胴体を表すような感じ)
《地域》
     
  心(こころ) 右手の人差し指でお腹を指す。
《NHKCG、手話の知恵》
*「腹黒い」など、お腹と性格を結び付けた日本特有の表現と関係がある? 
  心理 右手の人差し指で心臓を丸くかたどるように左→下→右と左胸に丸を描いた後、右手で指文字の「り」を描く。
《NHKCG》 
  失礼  両手の指先を上にして甲同士を付けて胸の前に置いた後、パッと指先を相手側に向ける。(最後は両手とも指文字の「く」の形で指先が前向き)
《NHKCG》 
  マナー
=常識、モラル、道徳
両手の平側を手前に向けてグーにし、小指同士をトントンと2回打ちつける。(最後は小指の側面同士をくっついて止まる)
《NHKCG/Webs手話シュワ》
非常識
=失礼
両手の平側を手前に向けてグーにし、小指同士をくっつけ、その後、右手だけ相手側、やや下方に動かす。(最後も両手の拳は手前に向けたまま)
《NHKCG》 
  苦労
=面倒、大変
左手の平を下に向けて軽く握って胸の前に置き、右手はグーにして、小指側で、トントンと2回、左腕(前腕)をたたく。
*「ご苦労様」と言う時と表情の違いに注意!
《NHKCG/Web手話シュワ》 
右手をグーにして、小指側で2回、右のこめかみをコンコンと叩く。
*
「うざったい」もこちら《Web手話シュワ》 
  悩み
=悩む 
両手とも指文字の「ろ(中指と人差し指だけ第2関節で曲げる)」を作り、指先を向かい合わせて右こめかみの前あたりに構え、互い違いに2回ほど回す。(右手は上→相手側→下→手前、左手は下→手前→上→相手側のような感じ)
《NHKCG/地域》 
  負担
=責任が重い
右手を軽くわんきょくさせ、5指の先を右肩にあてて、困った表情で右肩を落とす。
*「担当・責任を担う」の時は、同じ動作を軽快に肩を落とさず表現
《Web手話シュワ/NHKCG》  
  問題
=岡、関、同
両手の親指と人差し指で紙をつまむようにして、おでこの前に置き、左右に水平に離してから、垂直に降ろす。(紙の上辺と左右の辺をなぞる感じ)
*「色々問題がある」の時も「問題」もこれ
《NHKCG》 
  尊敬(そんけい)
=尊敬する、敬う、尊重する
右手を指文字の「タ(親指だけ立てる)」にし、左手の平に乗せ、そのまま上げる。その時、頭は少し下げる。 
*人に見立てた親指を敬う感じ
  侮辱(ぶじょく) 
=侮辱する、屈辱
左手を指文字の「タ(親指だけ立てる)」にし胸の前に置き、右手は人差し指だけ立て、指先は左向きに顎の下あたりから左手の親指めがけて強く当てる。
《Web手話シュワ》
左手を指文字の「タ(親指だけ立てる)」にし胸の前に置き、右手は人差し指だけ立て、指先で相手側から親指を弾き飛ばすように手前に払う。
《Web手話シュワ、地域》
  差別 両手とも、手の平を下、指先を相手側に向け、右手は右肩の前、左手は左わき腹の前に構える。その後、右手を下、左手を上に、手の位置が上下逆になるように動かす。《NHKCG》 
  名誉(めいよ)
=光栄(こうえい)
両手とも人差し指だけ立て、指先を向かい合わせ、手の甲が上になるようにお腹の前に置き、そのまま目の辺りまで垂直に上げる。
《手話の知恵:手話源は、昔の天皇と謁見する際、御簾がするすると上がる感じ》
  信用、信頼、自信
=信用する、信じる
右手の平を上に向けてお腹の前に置き、少し上にあげながら握りしめる。
《NHKCG、手話辞典》
     
   普通(ふつう)
=通常、一般、平等
両手の親指と人差し指だけ立て、親指どうし、人差し指どうしを向かい合わせてから、両指の腹を相手側に向ける。
その後、左右水平に引き離すように動かす。
《手話の知恵:平であって、真ん中な様子。聾者の間では「普通」は、良い意味のことが多い》
*当たり前 「普通」x2
…「普通」の動作を2回行う
《養成講座》 
特別
=特に、特別
左手の平を下にして軽く手を握り、お腹の前に置き、右手は親指と人差し指をくっつけて、左腕の上を、左手首→左肘→左手首の順に動かす。
     
  便利(べんり) 右手を、指文字の「く」の形にし、中指の先を左あご下にあて、軽く2回さする
《手話講座、NHKCG、使える手話》
*スムーズにいって満足な感じを表すようにスッスッと軽く動かすとのこと
*「ずるい」の反対な感じの手話/西の「大切」の手話にも似ている
  不便(ふべん)
=不幸≒まずい
右手を、指文字の「く」の形にし、中指の先を左あご下にあてた後、そのまま下に降ろす。
《NHKCG》
*前方に倒しながら降ろす《使える手話》
「まずい」だけ、違う表現にすることもあり
     
  交流
=交際、ふれあい、つきあい
両手の平を上向にして胸の前で上下に置き、互い違いに水平に円を描くように回す。 
  関係  両手の親指と人差し指でそれぞれ輪を作ってからませ、チョンチョンと2回前に出す。
(上下に2回動かすやり方や、左右に動かすやり方もアリ?) 
*関係ない からませた両手の輪をパット離す。
  経験 両手を指文字の「く」の形にし、手の平を手前に向けて胸前に準備する。
両手の指先を打ち合わせるように触れさせながら、交互に2度ほど前後させる。

*手の平と甲を重ね合わせる→事を繰り返し重ねる→経験を表す
  情報 両手の平を相手方に向けて、それぞれ耳の横側に置き、外の情報を耳の中に入れるように、2回内側に振る。(最後、両手は、耳の横に5指がくっついた状態でとどまる)
  新聞(しんぶん)  左手の平を下向きにして胸の前に置き(肘は曲げて)、右腕の肘を、左手の甲の上に載せ、右手はグ―の形にして手首を支点に左右に2回ほど回す。(最後は手の甲が相手側に向く)
《手話の知恵:手話源は、江戸時代の瓦版の紙を振って呼びかける身振り》 
畳(たたみ) … 「新聞」のグーにした右の親指が上になるように肘はつけたまま、2度グイグイと引く。
畳職人が畳張りの時に糸を引く様子を表現。
《右肘を2回、トントンと動かす表現もあり…NHKのCG
  成功 右手をグーにして親指側を鼻の頭につけ、前方に弧を描くように降ろすと同時に、左手の平で胸の前あたりで受け止める。(左手の平に向けてポンと打ちつける感じ)
右手をグーにして手の平側を相手に向けて、右肩あたりに置き、その後、拳を力強く上げる。
*「ガッツポーズ」でも表せる
  ミス、失敗 指先をくっつけた片手の甲を下に向け、胸の前で降ろしながら指先を広げ、反対の手の平で受け止める。
(お皿が床に落ちて、割れて散らばる様子)
広げた片手の平でおでこをパチッと軽くたたく
親指を立てて軽く握った片手こぶしを鼻の前に置き、立てた親指のつけ根を軸にして親指をしたに向けるように倒す。
(鼻っ柱が折れる感じ)
苦手
  レクリエーション・娯楽
=遊ぶ、遊び
両手の人差し指を立てて、両肩の横に置き、互い違いに人差し指を左右に振る。(3回)
     
  とりあえず覚えておきたい名詞、動詞

「行く、来る」など方向が大事な動詞はこちら
  始める、始まる
=明るい、晴れ
両手の平を相手側に向け、顔の前で交差させ(顔を隠し)、その後、両手を左右に開く
  終わる
=~した (普通の動詞の後に付けて、過去形になる)
 
両手の平を上に向け、指をしぼませながら下げる。
   勉強する
=学ぶ、学習、学校、授業
両手の平が見えるように、胸の前に置き、軽く2回下げる。
*本を広げて読む様子。
*勉強した。 「勉強」+「終わる」 
*まだ終わらない  「終わる」+「まだ」 
  止める(やめる)
=断つ(たつ) 
左手の平を上に向け、胸の前に置き、右手を指文字の「く」の形にして包丁に見立て、左手の平に垂直に振り下ろす。(左手と右手は交差して止まる)
《手話の知恵:手話源は、刃物で一刀両断に断つ》 
  辞める(やめる)
=辞職、引退 
左手の平を上に向け、胸の前に置き、右手の5指の先をくっつけてすぼめた形にして、左手に載せ、その後、右手だけ手前に引く。(最後は左手と右手は離れる)
《NHKCG/ 手話の知恵:手話源は、書類捺印→提出→身を引く》
  休憩する
=休憩(きゅうけい)
=しばらく、のんびり
両手の平を向かい合わせに胸の前に置き、両手を交差させて戻す動きを2回繰り返す。
  怠ける(なまける)
=まじめにやらない
両手をグーにして、手の平側を手前に向け、右手を上、左手を下に胸前に置き、そのまま右肩上に大儀そうに振り上げる。
《NHKCG/手話の知恵:昔の井戸水を、つるべを持って大儀そうに力なく汲み上げる動作から》 
  まねる 右手の平を相手に向けて頭の右上に置き、手首を支点に全指の指先がくっつくようにすぼめながら、手前に回転させる。(最後は指先が右こめかみにつく)
《手話の知恵:自分より優れた人の頭をそのまま拝借する感じから》
*上記の右手の動作と同時に、左手も胸の下で、同じような動きをさせるやり方もある。
*おでこの右ではなく、真ん中につけるやり方もある。
《地域》
  似ている 
=似る
=類似
両手の親指と小指だけ立て、甲を相手側に向け、右手の小指をチョンチョンという感じで2回、左手の小指にくっつけて離す。《NHKCG》
  同じ 両手の平を上に向け、親指と人差し指だけ立てた状態にし、右手を前方、左手を身体のそばになるように少しずらす。両手同時に、親指と人差し指を、チョンチョンという感じで、2回くっつけて離す。
  会う 両手の人差し指だけ垂直に立て、胸の前で指の腹を向かい合わせに構え、その後、指を近づけ両こぶしをくっつける。
→相手と自分が会う様子
《NHKCG/養成講座》 
↑上の動作で、人差し指を、少し相手側と自分側とでずらすように構えてから表すやり方もある。
  待つ 右手の平を手前に向けて軽く曲げ、第2関節をあごの下にあてて、待つ様子で表す。
     
  参加
=参加する、加わる
左手の平を手前に向けて胸の前に置き、右手は人差し指だけ立てて指の腹を手前に向けてから、右手の甲を左手の平に付ける。
*左手の集団に入る様子
 《Web手話シュワ》
  出席
=出席する
左手の平を上に向けて胸の前に置き、右手は軽くわん曲させ、指先を左手の平に付ける。
《NHKCG》
両手とも人差し指と中指だけ立て、指の腹を下に向け、右手の2本の指で左手の中指をつかむように上からかぶせる。
*着席する感じ 《NHKCG》
  欠席
=欠席する
左手の平を上に向けて胸の前に置き、右手は人差し指と中指だけ立て、指先を左手の平に付けた後、左肩に向け、斜め左上に動かす。。
《NHKCG》
着席の形(両手とも人差し指と中指だけ立て、右手の2本の指を左手の中指をつかむように上からかぶせた状態)から、右手の手首を軸に指を離すように上方に動かす。 《NHKCG》 
  休む
=休み、休暇
両手の平を下、指先を相手側に向け、胸の前に少し離して置き、左右から中央に水平に引き寄せる。(最後は人差し指の側面どうしがつく感じ)《NHKCG》
  研究   両手をグーにし、手首で交差させて胸の前に置き、手首が交差したところを支点に前後に動かす。
*元々は顕微鏡を操作するしぐさ 
《養成講座/NHKCG》
研修 「研究」+「勉強」 《NHKCG》
  準備
=準備する
両手を指文字の「く(九)」にし、手の平を向かい合わせて指先を相手側に向け、まず、左のお腹あたりに構え、次に水平に右のお腹前に持って行く。《養成テキスト》 
  計画、予定
=計画する、予定する 
左手の平を下向き、指先を右向きにお腹の前で構え、右手は人差し指だけ立て、指先を下に向けて左手の小指のつけ根を指し、そのまま水平に1度、左の小指先に向けて動かす。
《Web手話シュワ/NHKCG》 
左手の平を下向き、指先を右向きにお腹の前で構え、右手は親指以外の4指を下に向け、4指の腹を左手の小指のつけ根にあて、そのまま水平に1度、左の小指先に向けて動かす。
《Web手話シュワ/NHKCG》  
予定 右手をグーにして親指側を鼻先にあて、手首を軸に1度(または2度?)クイッと折り曲げる。その後、左手の平を下向き、指先を右向きにお腹の前で構え、右手は親指以外の4指を下に向け、4指の腹を左手の小指のつけ根にあて、そのまま水平に1度、左の小指先に向けて動かす。《Web手話シュワ/NHKCG》  
     
  助ける 左手の親指を立て、(サポートする相手に見立てて)左胸の前に置き、右手の平を手前から添え、(人を後押しするように)2回ポンポンと優しく押し出すようにたたく。 
  作る 両手をグーにして、上下に置き、金槌(かなづち)でたたくように、「トントン」とたたく。 
  変わる 両手の平を指先は上、手の平を手前に向けて両肩前に置き、その後、左右同時に内側に倒し、最後に胸の前で手首を交差させる。
《NHKCG》 
  上がる 人差し指と中指を足に見立て、歩くように動かしながら下方から上方に進ませる。
  (家に)上がる 両手で「家」の屋根の形を作ってから、片方の手の人差し指と中指を足に見立て、玄関から家に入るように、トントンと動かす。
  下る  人差し指と中指を足に見立て、歩くように動かしながら上方から下方に進ませる。
  伝える 両手の親指と人差し指で作った輪をくっつけ鎖状にし、胸の前から相手側に押し出す。
  伝える、報告する
=伝言、報告
=発表、返事 
両手の親指と人差し指を伸ばして、口の前で向かえ合わせ、前に出す。 
  発表する
=発表 
両手とも、指先をくっつけてすぼめた形にし、指先を相手側に向けて口元に置き、指を開きながら前方、左右上方の広げる。 
  広まる
=流行する
両手の平を下に向け、指先を軽くわん曲させてお腹も前で並べて置く。
その後、指を開きながら、手は左右に斜め前に広げながら、最後は指先が相手側に向かうようにする。
  試す
やってみる
≒try to 
右手の人差し指を伸ばして、右目の下に指先を、トントンと2回あてる。
《Web手話シュワ》
両手とも軽く握って手首で交差させて胸の前に置き、両手とも手首はつけたまま、手首を軸に左右に2回ほど動かす。 《NHKCG》
  決めた  左手の平を上向きにして胸の前に置き、右手は人差し指と中指を立て、左手の平に向けて指の腹をポンと打ちつける。
  決心
=覚悟=決断
左手の平を上向きにして胸の前に置き、右手はグーにして、左手の平に向けてビシッと叩くように打ち下ろす。
《手話の知恵:「腹を固める」から》
  迷う(まよう)
=戸惑う、心が揺れる
両手の平を上に向け、指先を向かい合わせてお腹の前に置き、そのままの形で左右に動かす。
《養成テキスト/ Web手話シュワ》 
  失う、無くなる
=消える、紛失
=乾く、治る
両手をパーにして、手の平を肩の両脇で相手に向け、その後、左右同時に身体の中央に引き寄せながら両手をグーにし、胸の前で交差させる。
*パッと物が消えるイメージ 

《Web手話シュワ》 
  延期する
=延期、先延ばしにする
両手を軽く握り、それぞれの親指と人差し指の先だけくっつけ、肩幅くらい開いて左胸前に並べて置く。
次に、両手の間隔は保ったまま、胸の前で半円を描くように、右胸前に移動させる。、
  「考える」に関係のある名詞、動詞 
  思う 右手の人差し指だけを立て、指先を右こめかみに1度だけ押し当てる。
  考える 右手の人差し指だけを立て、指先を右こめかみにあてたまま、手首を2回ほど左右にひねる。
考え 右手の人差し指だけを立て、右のこめかみに人差し指の先をあて、2回ほどトントンと押し当てる。
工夫  「考え」1回 + 「作る」

作る: 両手をグーにして、上下に置き、金槌(かなづち)でたたくように、「トントン」とたたく。
  覚える
=記念(きねん)
右手をパーにして、手の平を頭の右側の少し上方に置き、次に手をグッと握りしめながら右額に近づける。
*覚えたものを頭の中に入れるイメージ
  忘れる 右手をグーにして、(甲を相手側にして)右額に置き、次に手を開きながら上方に上げる。
*覚えたものが頭の外に出てしまうイメージ
  発明(する)
=アイデア
右手の人差し指だけを立て、指先を右こめかみにあて、人差し指を離しながら指の腹を相手側に向ける 。《NHKCG》
  アイデア 右手で指文字の「ア」を作り、親指の先を右こめかみにあて、親指を離しながら指の腹を相手側に向ける 。《地域》
  発見
=見つけた、発見した
=調べて分かった
右手の人差し指と中指だけ立ててから第2関節で曲げ、指先を目に向ける。その後、素早く右に水平に動かす。《Web手話シュワ》 
右手の人差し指と中指だけ立ててから第2関節で曲げ、左胸の脇に置く。その後、素早く2指の先が、両目に向くように動かす。《Web手話シュワ》 
  発見
=見つける、発見する
 
右手の人差し指と中指だけ立て、指の腹が相手に向くように構える。その後、指先を、前方斜め下に素早く動かす。《Web手話シュワ》
  気付く  右手の人差し指だけを立て、指先を右こめかみに押しつけた後、頭を後ろにそらす。(最後は指先がこめかみから離れる)《地域》
気がつく 右手の人差し指だけを立て、指先を右こめかみに押しつけた後、左手の平を下、指先を右斜め上に向けて構え、その手の平に向けて右人差し指の先をあてる。《NHKCG》
  イメージする 右手を指文字の「イ(小指だけ立てる)」にし、右のこめかみあたりに親指側をつけ、右上方に動かす。 《地域》
右手を指文字の「イ」にし、手の平側を手前に向けて右のこめかみあたりに置いた後、相手側→右横→手前と、水平に円を描いて元の位置に戻す。《NHKCG》
  参考  右手の人差し指、中指、薬指を開いて立て「3」の形にした指の腹を相手側に向け、右おでこの横に置いてから、手首を支点に手前に返す。(最後は指の腹が右こめかみにあたる)《Web手話シュワ…漢字の「参」の最後の3画を表すイメージ》
右手の人差し指、中指、薬指を開いて立て「3」の形にした指先の腹側を、右こめかみに2回、トントンと押し当てる。《Web手話シュワ》
 
=あこがれる、想像、予想
=たぶん 
右手の平を上に向け、軽くわんきょくさせて右のこめかみあたりに置き、そのまま右斜め上方に離していく。
《使える手話::段差をつけながら離していく/考えなどが頭の中で広がっていく様子》
  右手の平を上に向け、軽くわんきょくさせて右のこめかみあたりに置き、ゆらゆら揺らしながら右斜め上方に離していく。《Web手話シュワ》
  予想、感想 右手の平を上に向け、軽くわんきょくさせて右のこめかみあたりに置き、フワフワと2段階で右斜め上方に離していく。《NHKCG》
  感想 右手の人差し指だけ立て、指先を右のこめかみにあてる。次に、右手の平を上に向け、軽くわんきょくさせて右のこめかみあたりに置き、フワフワと2段階で右斜め上方に離していく。《NHKCG》
  憧れる(あこがれる) 右手の平を下に向け、軽くわんきょくさせて親指を右のこめかみあたりに置き、指先をこまめに動かしながら右斜め上方に離していく。(最後は手の平は下向き)
《NHKCG》
  懐かしい(なつかしい)
=思い出
右手の人差し指だけ立て、指先を右のこめかみにあてる。次に、右手の平を下に向け、手を開きながら指を小刻みに揺らし、右斜め上方に離していく。
《使える手話::思い出が立ちのぼっていく様子》
↑上と同じで、手を開きながら右前方に離していく。(右手は小刻みに揺らさない)
《NHKCG》
 
     
  「職業・職場」    英語の「職業」一覧はこちら
  学校でよく使う手話はこちら
  生徒
=学生
両手の平を自分側に向け、右手は下に、左手は上に、同時に握りしめながら動かす。
*昔の学生がはいていた、袴(はかま)のひもを閉める様子 
  先生  「教える」+「男/女」
右手の人差し指を伸ばして、斜め下に2回振った後、右手の親指(女教師ならば小指)を立てる。
  学校  両手を開いて、手の平は手前に向け、本を開いているように、斜めに立てて並べて置く。
*「勉強」=「学校」の手話を軽く2回下げる。以前の手話は「学校=勉強」で、どちらも2回下げた(?)
    小学校 「小」+「学校」
小:左手で指文字「ひ(人差し指だけ立てる)」を作り、右手はピースの形にして、V字の底部を左手の人差し指のつけ根に手前から当てる。
*漢字の「小」の形
  中学校  「中」+「学校」
中:左手の親指と人差し指だけ立て、人差し指が上、親指が下の平行になるように胸の前に置き、右手で指文字「ひ(人差し指だけ立てる)」を作り、左手の平行になった指の真ん中に手前から当てる。
*漢字の「中」の形
  高校 右手を指文字の「に(右手の人差し指と中指を横向きに立てる)」にし、左の額にあて、右に水平に動かす。
*昔の学生帽にあった白い2本線を表現
《講習テキスト、Web手話シュワ》
右手の指すべて第2関節で曲げ、おでこの中央にあて、手首を支点に同じ位置でくるんと回す。
*昔の学生帽の真ん中の校章を表現
《Web手話シュワ》
  大学 両手の親指と人差し指を伸ばし、指の腹をそれぞれのこめかみにむけて置き、左手を斜め前、右手を斜め後ろに向かって指を閉じながら引き、次に前後を変えて同じようにする。(=右手を斜め前、左手を斜め後ろに向かって指を閉じながら引く)
*大学の角帽をイメージ
  専門学校  「専門」+「学校」
専門:両手とも指文字の「う」の形を作ってお腹の前に置き、手首を支点にクルっと指の腹を手前に向けながら顔の横あたりまで上げる。(最後は指文字の「と」の形で終わる)
《NHKCG》
  幼稚園   両手の平を広げて、まず左手を下、右手を上にして手をたたき、次に左手を上、右手を下にして手をたたく。
*交互に2回たたいて、リズムを取る感じ
+場所:右手を軽くわんきょくさせ、指を下に向け、軽く押さえるように下げる。 
《NHKCG》
両手をグーにして手の平側を相手に向けてそれぞれのお腹の横に置き、1度お腹の前に引き寄せてから元の位置に広げる。
*お遊戯をしている感じ?
《NHKCG》
  保育士  両手の平を向き合わせ、指先は相手側に向け、お腹の前のあたりで交互に上下に動かす。(→世話をする)
+士:右手を指文字の「し(七)」を作り、左胸にあてる。
《NHKCG/Web手話シュワ》
↑の仕草の前に、両手の平を開いて、相手側に向け、顔の横で左右に揺らす仕草を加える。
《養成テキスト/Web手話シュワ》 
保育園
=保育所 
両手の平を向き合わせ、指先は相手側に向け、お腹の前のあたりで交互に上下に動かす。
+場所:右手を軽くわんきょくさせ、指を下に向け、軽く押さえるように下げる。 
*世話をする
=介護する
=面倒を見る、取り扱う
両手の平を向き合わせ、指先は相手側に向け、お腹の前のあたりで交互に上下に動かす。
  介護 左手の人差し指を伸ばし斜めに立て(介の漢字の1画目を作る感じ)、右手は人差し指と中指を立て、指の腹は相手側に向け、左人差し指の下に置いてから、垂直に降ろす。(→介の漢字の2画目と3画目を書く感じ)
介護福祉士 「介護」+「福」+「士」
福:右手の指先をあごにあて、あごひげをなでおろすように動かす。
士:右手を指文字の「し(七)」を作り、左胸にあてる。
《NHKCG》
     
  病院でよく使う手話はこちら
  医者 左手の平を上に向け、手首をそらし、お腹の前に置き、右手の指先を、左手首にあてる。

その後右手を指文字の「た」にして男性を表す。
(女医なら右手の小指を立てて女性を表す)
  看護師  「脈みゃく」+「世話」+「指文字のし」
脈: 左手の平を上に向け、手首をそらし、お腹の前に置き、右手の指先を、左手首にあてる。

世話: 両手の平を開いてお腹の前で向かい合わせ、交互に上下に動かす。(指先は相手側)

師:右手を指文字の「し」の形にして、左胸の上方にあてる。
  警察官  右手の親指と人指し指を立ててから軽く曲げ、「C」の形にしておでこの真ん中にあてる。
次に親指を立てて、「男性」を表わす。
*女性なら小指で表現 
  消防 両手を軽くわん曲させ、手の平を上に向け、左手はお腹の前、右手はその上前方に置き、消化のためのホースを抱えている仕草をする。その後、ホースを左→右→左に動かして放水する仕草をする。
消防車 「消防」+「車」 
車:右手を親指を下に、他の4指を上に車のボディーの形を作り、水平に前に動かす。
《NHKCG/Web手話シュワ》 
   
  救急  両手の人差し指を立て、右手は指先を上向きに指の腹を相手側に向け、左手は指先を右に向け、外側から右手の人差し指につけて「十字」を作る。
その後、右手の人差し指を左手の人指し指にトントンと2回ほどあてる。
*左手と右が反対でもOK
《Web手話シュワ/NHKCG》
赤十字  「赤」+「十字」
赤:右手の人差し指で唇を左から右になぞる 
十字:右手の親指と人差し指を少し曲げて指先で「幅」を表す形にし、その幅で十字を描くように、横→縦に動かす。
《NHKCG》
救急車  「十字」+「サイレン」 (+「車」) 
十字:両手の人差し指を立て、右手は指先を上向きに指の腹を相手側に向け、左手は指先を右に向け、外側から右手の人差し指につけて「十字」を作る。

サイレン:右手を軽くわん曲させ、指先を上に向け、右肩前で手首を支点に左右に数回動かす。

車:右手を親指を下に、他の4指を上に車のボディーの形を作り、水平に前に動かす。
*車の手話は、つけなくても通じることが多いとのこと。《養成テキスト、養成講座》
「赤」+「サイレン」
赤:右手の人差し指で下唇を左から右になぞる。
サイレン:右手を軽くわん曲させ、指先を上に向け、右肩前で手首を支点に左右に数回動かす。
  会社員  「会社」+「員」
会社:両手の人差し指と中指をくっつけて立て、指先は上に、手の平はそれぞれの耳側を向くように置く。
その後、手首を軸に、指先を前後交互に2回ほど倒す。
員:右手の親指と人差し指で円を作り、その円を左胸にあてる。
会社・仕事でよく使う手話はこちら
  役所  右手は指先を上、小指側を相手に向け顔の右辺りに置き、左手は手の平を上にして右肘を支えるようにする。その後、右肘を軸に、右手を前方にチョンチョンと2回動かす。 
+場所:右手を軽くわんきょくさせ、指を下に向け、軽く押さえるように下げる。
  郵便  左手を指文字の「に(二)」の形にして目の前に構え、左手は人差し指だけ立てて、指先を左手の中指にトントンと2回くっつけ「〒」の形を作る。 《NHKCG》
郵便局  「郵便(1回)」+「場所」 《NHKCG》
 
  銀行 両手とも親指と人差し指で円を作り、円が上になるように向かい合わせて胸の前に置く。
その後、両手同時に、2回ほど軽く下に動かす。
《NHKCG》 
貯金する、預金する
=貯金、預金 
左手の平を上にしてお腹の前に置き、右手はグーにし、小指側を左手の平に1度トンと打ちつける。(最後は右手は左手から離す)
*お金を預けて貯める表現
《Web手話シュワ》
  プロ野球選手   
  パイロット  
  客室乗務員   
  歌手   
  ミュージシャン、音楽家   
  ダンサー   
  大工  両手の人差し指、中指、薬指の指先だけつけて屋根(家)の形を作った後、左手の拳を小指側を相手に向けて左肩前方に置き、右手は金づちを握っているように握りしめ、左拳に向かって、トントンと2回、釘を打ち込むように動かす。 
《NHKCG》
(家などを)建てる
=建設、創立、創設
両手の人差し指、中指、薬指の指先だけつけて、指先を相手側に向けた後、指先はつけたまま、家の屋根ができるように引き起こす(最後は指先は上向き)
《Web手話シュワ》
建築 両手とも指間を開けて左右から引き寄せ、胸前で指先が交互に絡み合うように手話の「宮」の形を作りながら、顔の前まで引き上げる。
《NHKCG》
  理容 両手とも人差し指と中指だけ立て、左手は指の腹が下向きになるように胸の前に置き、右手は、立てた指の腹が左手の伸ばした指と交差するように置く。その後、右手を左指の上を滑らすように前方に動かしながら指を開く。この動作を2回行う。(→髪にハサミを入れている感じ) 
《NHKCG/養成テキスト》
理容士 「理容」+「男/または女」
理容の後、男性なら親指、女性なら小指を立てて表現。《NHKCG》
  料理人、コックさん   
  お菓子屋さん、  
  武士 (ぶし)
=さむらい
右手を指文字の「し」の形にし、指先を相手側に向けて頭の上に載せる。
*「ちょんまげ」をイメージ
左手は軽く曲げて刀の鞘(さや)のように空洞を作って左腰にあて、右手は中指と人差し指だけ立て、左手の空洞に差し込む。
*「(刀の)2本差し」をイメージ《手話の知恵より》