手話/ Sign Languzge      HOME戻る

 手話関連の記事とその英訳
  こちらには、重要と思われる、日本語の記事を載せておきたいと思います。
     《最終更新日: 2023年2月19日》

☆ページ内リンク☆
リンク 「手話は一つの言語」 東京都が条例制定
  (2022年6月15日/ 東京新聞)


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☆関連ページへのリンク☆
リンク英語を話すことにつながる英作文/ 余談・手話と英語

リンクWhat is Deaf Culture?/手話聾文化とは?
↑カナダの聾文化センターの英文記事ですが、翻訳も載せています。
関連の英単語の解説、聾者の日常生活での困りごとなども、英語と日本語で載せていますので、英語に興味がある方もない方も、是非ご覧ください。




☆関連外部サイトへのリンク☆
全日本ろうあ連盟 

NHK手話CG

外部リンクウィキペディア/ ろう文化

外部リンク手話言語研究所/ アジア12か国の手話

外部リンク「聾者は障害者か?」若者の問いかけ
…2022.1.25 NHK Sicence & Culture サイカルjournal より
「聾文化」を持つ「聾者」としての誇りを持つ高校生の主張。聾者の若者の気持ちがよく理解できます。
外部リンク


「手話は一つの言語」 東京都が条例制定 9月施行 全国で34番目
東京新聞 TOKYO Web 2022年6月15日

手話の普及を進めようと、東京都議会の126人の全議員が共同提案した「手話言語条例」が15日、本会議で全会一致で可決、成立した。聴覚障害者らが手話を使いやすくなる共生社会を実現するため、都に対して教育現場や職場への支援や、手話通訳者の育成を進めるよう求めている。

 条例は、手話を「独自の文法を持つ一つの言語」と位置付けた。都の責務として手話に対する理解の促進や環境整備を挙げ、災害時には手話を必要とする人が情報を得られるように努めることなどを求めている。9月1日に施行する。

 都議会は昨年11月、条例制定を目指すワーキングチームを超党派で結成。手話を必要とする人たちからの聞き取りをして、内容を議論してきた。次のステップとして、聴覚障害者に限らず、全ての障害者が健常者と同じ情報を受け取れるようにする「情報・コミュニケーション条例」の制定を目指す。

東京五輪が一つのきっかけに
 全日本ろうあ連盟によると、都道府県レベルでは東京都の制定は全国で34番目。「手話は言語だとやっと認めてもらえた」。条例の制定を長年求めてきた当事者たちは都議会で採決を見守り、喜びの表情をみせた。
 都聴覚障害者連盟(渋谷区)によると、かつて日本のろう教育の現場では「手話を身に付けても社会で使わない」という考え方から手話が排除され、言葉を発しようとしたり相手の口の動きを読み取ったりする訓練が中心だったという。
 平成以降に手話への理解が進んだが、越智大輔事務局長は「まだ日本語と同じ言語とは社会的に認知されていない」と強調する。

 都は2018年、都障害者差別解消条例を施行し、その中で「手話は一つの言語」と規定して手話の普及に向けて取り組んでいくことを明記している。
 それでもなお、都議会は手話言語条例の制定にこだわった。ワーキングチームの小宮安里座長は記者会見で「共生社会を目指すためにシンボリックな条例が必要だった」と説明した。

 きっかけの一つが昨年の東京五輪だ。開会式を生中継したNHKは手話通訳付きの放映は行わなかった。聴覚障害者らが改善を要望し、閉会式では、Eテレで手話通訳付きの生中継が実現。越智さんは「多くの議員が条例の必要性に気づいてもらう端緒になった」と語った。(加藤健太)




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