2) 大学受験

②大学入試に向けての勉強の進め方…高校3年生
 (難関大学受験生は、
高校2年生の内にやっておくべきこと

 
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高校3年夏休みまでにやっておきたい事

1)英単語集を1冊選び、最低2~3回は、繰り返し覚え直しましょう。

2)文法・英熟語は、高1からの範囲を、一通り復習しましょう。

3)長文読解練習について

4)センター試験を利用する場合は、1度過去問をやってみましょう。

5)志望校を決め、その過去問(赤本など)を確認しましょう。

6)リスニングについて



高校3年夏休み以降の勉強法

高校3年夏休み後(受験4か月前から)やるべき事


大学受験対策が出遅れてしまった人へ(次のページへ)


高校3年夏休みまでにやっておきたい事 
《国公立や私立の難関大学志望の人は、高校2年が終わる頃までには、やっておいた方が良い事です。》

 参考
自分はどのタイプ?タイプ別勉強の進め方
 ↑高校受験の項目で載せているものですが、一度チャレンジください

1)英単語集を、1冊を選び、初めから最後まで、
 最低2~3回は、繰り返し覚え直しましょう。

 英単語は、一度覚えたと思っていても、忘れてしまうものです。しっかり覚えるためには、何度も繰り返し学習することが大切です。「見たことはあるのだけど・・・・」では、受験では使い物になりません。ただ、「見たことがある」と思えたなら、あともう少し!

 この時期までに、選んだ単語集の8割程度は、覚えておきたいところですが、最後まであきらめないで、しっかり学習していくことが、合格につながります。
 
 参考:英単語の覚え方について


2)英文法・英熟語:高1からの範囲を、
 一通り復習しましょう

 英文法は、学校によって進度が違いますが、いずれにしても、以前に学習したところは忘れがちです。英単語と同様、英文法・英熟語も繰り返し学習が必要です。

  参考:英熟語の覚え方について

  参考:中学3年生~高校生の英文法

 「英語がすごく苦手」と感じている人は、高校受験対策も、参考にしてみてください。簡単なところを飛ばして、むずかしい所を学習しても、苦しいだけで、時間の無駄です。簡単なところに戻って学習することは、決して恥ずかしいことではありません。自分の実力を「謙虚」に判断する勇気を持って下さい


3)長文読解練習について:
 教科書の長文、模擬試験や実力テストの長文など、1度やっているものを、見直してみてください。初めて見るものより、簡単なので、速読を練習するのに良いでしょう。今まで、しっかり勉強してきた人は、単語や熟語の意味をどこかに書いているでしょうし、そうでない人も、初めて見るものよりはとっつきやすいでしょう。意味を考えながら繰り返し音読することで、忘れてしまっていた英語の知識の復習に役立つはずです。

 ただ、さぼってしまって教科書などの復習が無理という人や、教科書よりも、もっとレベルの高い勉強をしたい人は、長文読解用の教材も市販されているので、探してみましょう。
 「長文」「スラッシュリーディングの方法」「主要単語や熟語」が載っているものだと、比較的スムーズに勉強が進められると思います。
 ただし、志望校のレベルより、自分の現在のレベルより少しむずかしいくらい(60%は理解できるが、わからないところもあるくらい)の教材を選ぶようにしましょう。


 この時期大切なことは、とにかく、しっかり読める力を養うこと
です。「関係代名詞を含んだ文」「分詞構文」「強調構文」「It~that文」など、きっちり把握しながら、読むようにしましょう。よく把握できないうちに「速読」にこだわるのは危険です。「なんとなくわかった」というのは、「わかっていない」と同じです。「なんとなくわかる」より、「自分がわからないのがどこなのか」を把握できる方がずっと大切だと思ってください。

 また、英語が得意な人でも、長文を読む勘(カン)は、一週間空けると衰えてきます。できれば、毎日わずかな時間でもよいので、英語に触れる機会を作ってください。

 参考:大学受験のための長文読解と速読のポイン


4)センター試験を利用する場合は、
  1度過去問をやってみましょう。
 国公立を受験する場合、または、私立受験でセンター利用をする人は、必ず、センター試験の過去問を解いてみてください。
「センター試験は基礎力で簡単」などという言葉を耳にしますが、そんなことはありません。問題数も少なくなく、初めての挑戦ならば、半分くらい解けていれば十分なのです。

 センター試験で高い点数を取れる人と取れない人の差は何か。それは、練習量も大きくかかわってきます。他の章にも書きましたが、センター試験には癖があります。何度も練習することで、早く正確に解けるようになるのです。

 最低5年分の過去問を解いてみてください。問題中に出てきた語彙でわからないものは、必ずチェックをし、間違った問題は、何故できなかったのか、じっくり確認する作業もこの時期大事です。
ただし、高校3年の段階で、センター試験の問題がさっぱり解けないのであれば、センター試験利用はきっぱり諦めて、私立校の独自問題(次で説明)の練習をすることも合格への近道です(国公立大志望は、センターを必ず受ける必要がありますが・・・)。センター試験を受けなかったことで、負担が軽くなり、志望の私立大学に合格できた生徒も、たくさんいます。


5)志望校を決め、その過去問(赤本など)を、
 確認しましょう。
 私立の独自問題の試験を受ける場合、または、国公立の2次試験で英語がある場合、必ず志望校の過去問が載っている赤本を購入したり、借りるなどして、自分の志望校がどのような問題を出しているか見極めてください。(古本屋などでも購入可能です。)
各校の問題の出し方・難しさのレベルは驚くほど違います。
 
 注意してほしいのは、今まで一般模試の成績が悪いからと言って、志望校を諦める必要はないということです。志望校の独自問題と一般模試の問題は全く違います。簡単に言えば、志望校に合った勉強をすれば、この先、いくらでも得点力を上げていけるのです。

      
           志望校の出題傾向を、
       以下の点に注意して確認してみましょう!
      
  1. 「短い英文の中で、文法の間違い箇所を指摘させる問題」
    …出さない学校も多いが、志望校が出している場合、練習しないと難しいです。

  2. 「空欄を持つ2つの英文の空欄に、共通の単語を入れさせる問題」
    …多義語と綴りの知識が必要で、やはり、出る場合は練習が必要になります。

  3. 「文法や語彙力を問う問題」
    …「postpone=put off」など、単語を熟語に言い替えられるかというような問題があります。
    ただし、偏差値の高い難関校ほど、知っていて当然の知識と考え、単純な形で出されることはありません。

  4. 「長文読解」
    …出てくる語彙の難しさ、内容の難しさ、長文問題の数、それぞれの長文の長さなど、本当に様々です。
     

     読解問題内の設問が、和文ではなく英文で出す学校もあります。英文の設問だからと言って、特に難しくなるわけではありませんが、慣れていないと、戸惑う学生も多いです。練習することが大切です。

     参考:大学受験のための長文読解と速読のポイント

  5. 「英作文」
    …ほとんど出さず、並び替えなどで代用する学校、少しは出す学校、かなりの量を出す学校など様々です。


     並び替え問題は、採点が簡単なためか、かなり一般的です。「熟語」「良く出される文型」「動詞の特殊な用法」など、選択単語を見て、出題者が何を要求しているかを見極められると、正解を得やすいです。英作文力を問うというより、クイズのようなものなので、テストのためと割り切って、練習を繰り返すことで、点数が採れるようになります。初めのうちは、苦手意識があっても、繰り返し練習することで、克服は案外簡単です。

     難関校や国立大の2次試験では、本格的に英作文を書かせる学校も少なくありません。本当の英語力が問われる良い問題が多いです。ただし、英語力がある人でも、綴りを書く練習が不足していると、スペリングミスで減点対象になります。日ごろから英語を書くことに慣れておくような、しっかりした勉強が必要です。

     参考:
    英語を話せるようになるための英作文


6)リスニングについて
 理系だけでなく、文系の学校でも、「リスニング問題」を全く出さないところも多いようです。(2013年3月現在)
センター利用でも、リスニング評価の割合は、学校によって違うので、必ず志望校の入試事情を確認してください。

  参考:英検のリスニング対策

 以上のようなことから、志望校の問題に合った勉強をしていくことが、いかに大切か、お分かり頂けたかと思います。諦めないで、合格を目指して頑張って下さい。




高校3年夏休み後(受験4か月前くらいから)やるべき事


1)センター対策;

 夏休みまでに過去問やセンター対策の問題集など、1度は解いたことがあると思います。解いたことのある同じ問題で良いので、2回・3回やってみて、正答率を上げていきましょう。間違ってしまったところは、どうして間違ったか、もう一度しっかり確認して下さい。点数を上げていくコツがつかめてくると思います。
 
 雑記の記憶について でも触れましたが、一週間を空けずに、間違ったことろは確認してください。完全に1ヶ月程空けてしまうと、「全く解いた覚えがない」感覚になってしまう生徒も少なくありません。自分の記憶の能力に合わせて何度か見直し、1ヶ月後に再挑戦して、8~9割取れるような勉強をしてください。初見の問題ではなく、何度もやった問題でも、8~9割取れるようになれば、実力も自信もついてきます。こういったことを繰り返すことで、センターで「点数を取っていく」感覚も身に着くはずです。

 センター試験の1~2ヶ月前になったら、きっちり時間を計って、時間配分を考えながら、正確に問題を解く練習をしましょう。練習をすることで、得点力も上がってくるはずです。



2)赤本の使い方

 夏休み中に、志望校が絞り込めていると良いのですが、絞れていない人はできる限り早く、決めてください。
 前で説明しましたが、各校の問題の特徴を把握することが大切です。

*文法、語彙問題、並べ替えなど、どのような問題が多いのか確認しましょう。 その中で、苦手な分野があれば、その分野を扱った問題集などで勉強をしましょう。

*長文問題が多ければ、赤本の中の長文をじっくり読み、問題を解く練習をしましょう。
何度も音読し、段落ごとに意味が把握できるようにし、最終的に、速読ができるまで、読み込めると良いです。

*問題に慣れたら、本番と同様のスタイルで、試験時間を計って練習してみてください。
自信がない人は、前に解いたことがある問題でもかまいません。試験のスタイルに慣れることが役立ちます。

 国公立が第1志望で、私大を滑り止めにしている場合、私大独自試験の対策がおろそかになり、「浪人」というケースを目にします。私大のみ受ける受験生に比べ、本人もずっと努力していて、実力もあるのに、「国公立大も私大も全滅」ということがあるのです。どうしても、「浪人」を避けたい人は、滑り止めの私立の赤本も、センター試験対策と並行して、しっかりやっておいた方が良いでしょう。

 夏休みまでの勉強は、じっくりしっかりを中心にやっていきますが、
夏休み後は、英文を速読でき、早く正確に問題を解き、「点数を1点でも多くとる」という勉強を心がけてください。





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     大学受験対策が出遅れてしまった人へ
           (点数を取るための試験問題の解き方)
  
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4)-3 受験勉強の進め方