3) 塾や予備校の選び方2017年6月現在


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塾や予備校の形態と、それぞれの長所と短所

 ①大手進学塾や予備校(対面形式)

 ②大手進学塾や予備校(ビデオ授業)

 ③個別指導の塾

 ④家庭教師

 ⑤公文式

 ⑥通信講座

 ⑦英会話スクール

塾や予備校通いの注意点&情報収集に使えるサイト
  →学校の定期テストや模試の結果を見直してから考えよう!

塾や予備校に通わない方が良い場合



こちらでは、小学校から高校までの、学校以外の英語学習機関を紹介します。色々な形態がありますので、以下にそれぞれの長所と短所をまとめました。実際、どれが良いとは一概には言えません。なぜなら、自分に合う勉強方法とは、人それぞれ違うからです。

 塾や予備校を選ぶ時は、必ず体験をしてから申し込みましょう。体験してみなければ、自分に合っているかはわかりません。また、できればいくつか見てから決めると良いです。ネットの口コミだけ見て判断するのは危険です。

 塾や予備校では、学校では得られない、受験に関する色々な情報も得られます。ただし、
塾などは、必ず行った方が良いわけではありません。自分に合わない塾で学習するくらいなら、良い教材を使って、自分でじっくり勉強する方が、効率が上がることもあるのです。  関連エピソード



塾や予備校の形態と、それぞれの長所と短所

 以下、学習形態別に、長所と短所をまとめてみました。あくまで個人的な見解ですので、ご自分の学習方法を考える参考としてお読みください。
(ここで説明している大手進学塾は、学校の進度に合わせた補習塾を除きます。)




大手進学塾や予備校(対面形式駿台予備校など)
1人の先生が、大勢の生徒さん相手に授業をします。先生方は教えるプロで、授業も比較的わかりやすく、ポイントを絞った授業をしてもらえます。受験に関する情報も豊富です。

自分のレベルに合っていないと、授業が無駄になってしまいます。ある程度はレベル別になっているところもありますが、きめ細かいレベル分けができているとは限りません。簡単すぎても、むずかし過ぎても、効率的に学習できませんが、個人的要望は出せません。

学校の進度と塾の進度が合っていないことも多々あります。塾のレベルと自分のレベルをよく考えて、自分がついていけるのか、ついていけないのか、見極めることが必要です。



大手進学塾や予備校(ビデオ授業東進ハイスクールなど)

超一流と呼べる先生方の授業を、ビデオで受けることができます。(一部、対面式の授業あり?) 繰り返し見ることもでき、自分のレベルに合った授業が期待できます。

ビデオ授業なので、やる気がなければ、対面式の塾と比べて極端に成果は出ません。また、誰にでもわかりやすい授業になっている反面、受講する生徒によっては、「知っていることをしつこく講義されてつまらない」と感じることもあるようです。好き嫌いが分かれるので、注意が必要です。また、パソコンやスマホを使った語彙力を上げるための教材(東進)は、良いように思われがちですが、かける時間の割には成果が上がらない生徒も多く、個人的には、市販の紙の教材(音声教材付きもあり)で、繰り返し覚える努力をする方が効果的と感じます。



個別指導の塾


「生徒2人を先生1人が見る」という形式のところが多いです。よって、自分がわからないところを見てもらったり、英検対策をしてもらったり、かなり融通が利きます。自分のレベルに合った授業を望めます。
 学校の授業に合わせて、勉強を見てもらえるところが多いので、推薦入学を目指し、内申書の評定を上げたい人にも向いています。

個別指導なので、比較的のんびりとした学習になりがちで、友達とライバル関係の中で、勉強のやる気を出すということは、あまり望めません。また、先生も、大学生のアルバイトなどが多いので、教えるプロではありません。そのため、先生によって、指導力のばらつきが大きいです。また、学年の途中で、先生が代わってしまうこともあります。

入塾の際、講師の研修をどのように行っているか、頻度はどうかなどを聞いてみると、塾全体のレベルが見えてきます。また、講師が合わないと感じたら、快く代えてもらえるか、予め確認しておきましょう。



家庭教師 家庭教師比較ネット

個別指導の塾より、さらに、自分のレベルに合った授業をしてもらえます。また、1対1の授業なので、やる気のある生徒ならば、予めわからない事をまとめておいて教えてもらうなど、内容の濃い授業が可能です。
 やる気のない生徒ならば、個性に応じて、しっかり励ましてもらいながら、授業をしてもらうことが期待できます。

一般的に料金が割高です。短時間に内容が濃い授業をしてもらえるのであれば、決して割高ではないのですが…  また、個別指導の塾同様、先生によって、指導力はかなり違います。1対1の授業なので、信頼できる先生に当たらないと、時間とお金の無駄になってしまうこともあり得ます。冷静に、先生の力量を判断してください。

家庭教師の派遣会社などを使う場合は、講師が合わないと感じたら、快く代えてもらえるか、予め確認しておきましょう。



公文式

「読む、書く、聞く」を重視していて、今の受験制度にマッチしているようです。教材もレベル別に用意されているようで、自分に合ったものを選べるでしょう。小学校で、公文式をやっていた生徒さんを、個別指導の塾で教えた経験がありますが、概して、「英語を書く」ということに慣れていて、授業がしやすい印象がありました。小学生で英検3級に手の届きそうな生徒さんもいて、びっくりしました。

私は、英語学習では「書くこと」よりも「音読すること」を重視しています。その学習が公文式では不足しがちであると感じます。教室を運営されている先生が、英会話が堪能であるかによっても違ってくるのかもしれません。
 また、「繰り返し書く」というやり方は、つまらなく退屈と感じる人もいると思います。自分に合わないのに、親に無理やり続けさせられ、ノイローゼ気味になった生徒もいます。自分に合っているかどうかの見極めが必要です。



通信講座 進研ゼミなど

目的別に色々な講座が用意されているので、自分のレベルに合った勉強ができます。教材も充実していることが多く、うまく活用できれば、比較的安い出費で、効率的に勉強出来ます。また、自宅学習なので、好きな時間に学習でき、部活などで忙しい人には便利です。

自分で時間を見つけて勉強する必要があるので、コツコツできる性格の人でないと、手を付けない教材が山積みになってしまうなど、大変なことになってしまいます。強い意志を持って、続けられるかがカギです。



英会話スクールについて

ネイティブの先生はもちろんですが、日本人の先生でも、英語の発音などで、レベルが高いところが多いです。子供好き、話好きの先生も多く、英語を好きになるきっかけを作ってくれます。
 英会話スクールと言うと、幼児や小学生対象の遊びの延長のイメージもありますが、スラッシュリーディングにつながる、スラッシュリスニングと言う聞き方など、小学生でも取り入れているような、ハイレベルな学習ができるところもあります。中学生や高校生になっても、続ける価値のあるスクールもあります。

ネイティブの発想で日本人に英語を教えているところが多いので、英文法を重視しているところは少ない印象です。こちらのサイトでは、和訳(特に直訳)の重要性を繰り返し申し上げていますが、そのような指導をしている英会話スクールは少ないと思います。そのためか、中学1・2年では英語好きで学校の成績も良いのに、中学3年から高校になると、全く英語ができなくなってしまう、英会話スクール出身の生徒さんも見られます。英文法と直訳の仕方をしっかり教えていない事が原因かもしれません。

英会話スクールで学ぶ英語は生きた英語が多く、決して無駄にはなりません。ただ、英会話スクールで英語を勉強し、中学からはナショナルスクールのように英語に特化した学校に進むというわけでないのなら、中学生になったら、しっかり英文法と直訳の仕方を覚えてください。こちらのサイトのトップページから、英文法のページに行けるので、自分で学べると思います。




塾や予備校通いの注意点&情報収集に使えるサイト
 →学校の定期テストや模試の結果を見直してから考えよう!

 「定期テストの点数が落ちた」「模試の成績が落ちた」という理由で、慌てて塾などに入会する、あるいは退会して他の塾に転塾することを考えた経験はありますか?色々な宣伝文句が飛び交う中、色々な塾を転々とし、自分を見失ってしまう生徒さんも見かけます。

 自分に合う塾を考え、入塾・退塾・転塾することは大切ですが、冷静な判断が必要です。
自分の英語力を正しく判断出来なけらば、通っている塾が自分に合っているのか、合っていないのか、どのような塾に通えば良いかの判断ができません。

 それでは、自分の英語力はどのように測ればよいのでしょう。たぶん「テストの結果」と答える人が多いと思います。しかし、色々な生徒を見てきて、
テストの点数(英検の合否も含め)だけで、本人の英語力を判断するのはむずかしいとわかってきました。
 参考:自分の本当の英語力の確かめ方と勉強方法

 それでは、テストは無駄かと問われれば、そんなことはありません。目先の点数だけを気にすることが問題なのです。「テストは受けたら、それで終わり~」ではなく、
テストは戻ってきてから見直すことが一番大事なのです。


テストの結果を有効に使う方法:

 
まず、テストが返却されたら、必ず、見直ししてください。

①うっかりミスはありませんでしたか?うっかりミスならば、簡単に克服できます。心配要りません。

②よくわからなかったけれども、たまたま正解だった。そんな問題はありませんか?これは、点数が取れなかったと同じです。自分の実力を謙虚に評価し、理解できないのはどこか、考えるようにしてください。

③全く理解できなかった問題はありますか?問題を解くのに時間がかかり過ぎていませんか?その理由は何かを考えてください。 
 1)語彙力不足
 2)文法が十分理解できていない
 3)問題形式に慣れていない
 4)長文が読めない
 5)リスニングが苦手
  対策の参考: 受験勉強の進め方・高校受験
           受験勉強の進め方・大学受験

 
テストを見直すことで、自分の英語の本当の実力を確認でき、自分の弱点もわかってきます。今通っている、あるいは通おうとしている塾で、その弱点が克服できると思いますか?テストの形態別に、もう少し注意点を書いておきます。


学校の定期テストの場合:

 定期テスト問題の良し悪しは、先生の力量に負うところが多く、たまに、「こんなテストで本当に英語の実力を測れるの?」と言うような問題も見かけます。テストの点数を過度に気にする必要はないでしょう。ただし、内申点を重視する高校に進む人、大学の推薦入学を目指し、評定を上げたい人は別です。テストを必ず見直し、テストの傾向を把握し、次のテストでは1点でも多く点数を取れるようにしましょう。

 また、定期テストは、短期間で学んだことの復習がメインなので、一夜漬けでもそこそこの成績をとる生徒がいます。何度も言いますが、英語は継続しなけれあ意味がありません。一日で覚えたことは一日で忘れ、一週間で覚えたことは一週間で忘れます。一か月かけて覚えたことは、かなり忘れずらいのです。
英語の定期テスト直前にまとめて勉強しているようでは、テストの点数は上がっても、英語力は伸びないこともあると、覚えておいてください。
 参考記憶について


学校の実力〔習熟度〕テストや
  予備校などの模試などの場合:


 こちらは、
総合的な英語力が求められます。一夜漬けがきかない分、本当の英語力を確認するのに適しています。

 ただし、こちらは、難易度が、標準的なものから、ハイレベルなものまで様々です。高1でセンター試験レベルの模試を受けさせる高校もあります。まだ、習っていない文法が含まれる模試ならば、点数が悪くても、あまり気にする必要はありません。

 これらのテストは、
かなりじっくり見直しを行って欲しいです。点数を取れることと、理解できていることは違うので、点数を取れたか取れなかったかではなく、理解できたか理解できなかったかを、謙虚に把握してください。
 テスト結果で正答率が50%以下の場合、そのテストは自分の実力に比べて、むずかし過ぎるのかもしれません。その場合は、「10点だけ点数を上げるにはどうしたら良いか」など、達成しやすい目標を定め、勉強してみてください。全くわからなかった問題は見直さず、少し頑張ればできそうな問題に絞って見直すことも、作戦としてありです。


情報収集に使えるサイト:塾ナビ

 自分の居住地に近い塾や予備校などの名称や形態を調べるのに便利です。口コミの点数などもありますが、こちらは、今のところ、あまりあてにならない印象です。(2017.6現在)




塾や予備校に通わない方が良い場合:

 こちらでは、塾や予備校について書きました。ただ、最初にも少し触れましたが、自分に合わない塾で学習するくらいなら、良い教材(参考書・問題集・単語集など)を使って、自分でじっくり勉強する方が、効率的に勉強することができます。お金の節約にもなります。やる気のある生徒さんならば尚更です。
 
教材についてはこちら:英単語の覚え方・単語集の選び方について

 
 余談ですが、こちらのホームページで紹介しているような方法で学習し、中学でも高校(ともに公立校)でも塾や予備校に一度も通わず、難関国立大学の東京外語大学に合格(2016年)した生徒もいます。(中学~高校の間に4度ほど、直接会ってアドバイスをしました。小中学校では、進研ゼミなどの通信教育を受けていたということです。)

 さらに、私が、小学校5年から中学3年まで、このホームページに書いているようなことを教えたある生徒は、高校に入ってから、学校の先生にも、大手予備校の先生にも、帰国子女と間違われるほどの英語力をつけました。外国に暮らした経験は一度もない生徒です。中学3年修了までに、英語の基礎がしっかり身についたので、高校では予備校や塾などに通わなくても、英語力をどんどんつけられました。現在(2017年6月)高校3年ですが、東京大学を目指して勉強中です。英語ができるということは、大学受験においても、大変な強みになると感じます。

 もし、お金などに余裕がないけれども、英語をしっかり勉強したいと思われている方がいましたら、是非、当サイトMakki's English を活用してみてください。

  
Makki's English ホームページの活用法




色々書いてきましたが、そもそも、どうして学校に通っているのに、塾や予備校に通わなければならないのでしょう。実際、学校の先生に指導力があり、生徒にやる気があれば、塾などに通う必要はないと、私は思っています。しかし、学校の英語の先生方の中には、英語が堪能とは言えない方もいますし、英語が堪能でも、指導法に問題がある先生方も相当数いらっしゃいます。やる気がある生徒でも、英語がわからなくなってしまうということが、実際起きています。本当に残念です。

 もちろん、素晴らしい授業をされている先生方もいるのですが、良い授業をしている先生方の指導法は、なかなか広まりません。

 今の学校教育の問題にご興味のある方は、是非、以下も、お読みいただけると幸いです。

  小・中・高校の英語教育について



                 


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4)-3 受験勉強の進め方