2) 大学受験
一言に大学受験と言っても、入試方法は様々です。また、国公立大学を目指すか、私立大学に絞って受験するかでも、やり方はかなり違います。

 まず、自分の行きたい大学、行きたい学部・学科が、どのような入試制度を持っているか確認しましょう。

(参考:大学進学者のうち、AO・推薦入試の合格者は、2014年度、4割を超え、専門の受験対策を提供する塾や予備校の受験生も増えているとのこと。 …2015年5月16日読売新聞より)


①入試制度の種類と特徴
           ≪2014年度現在の状況≫


AO入試
Admission Office (入学事務室)の略。

*書類審査、面接、小論文などで合否を決める。実施大学が限られている。

*学力だけでなく、多様な力を持つ学生を集める事が目的。

*難関国公立でも、導入しているところもある。(東北大など、2014年)




指定校推薦高校によって、推薦枠を持っている大学・学部が違うので、あらかじめ確認を!

*学校の成績優秀者から枠が埋まっていくので、高校での内申点が大切!入学時から3学年1学期までの評定の平均、例えば、5段階評価換算で3.5など。

*8月下旬~9月中旬(学校による)、希望者は校内で申請する。
推薦をとれれば、まず合格でき、高校3年の11月頃には合格確定。

*一般入試の受験に比べ、受験生には、かなり「楽」な制度。ただし、推薦枠は限られているので、別の校内の成績優秀者が、自分の希望している学校・学部と重なって推薦を希望した場合、「最終段階になって推薦を取れなかった」ということもあり得るので、注意が必要。



公募推薦全国から広く受験者を募るもので、指定校推薦より自由度が高い。

*学校によっては、校内での一定の推薦基準(成績、遅刻欠席数など)あり。

*11月~12月の中頃に、面接、小論文、学力試験などで合否を判断。

*学力に不安がある場合、一般入試よりも合格し易い場合もあるので、志望校・志望学部が実施している場合は、受けてみる価値あり。



一般入試(国公立…まず1月にセンター試験

*2月頃(前期)または3月頃(後期)に各校の試験を受ける必要あり。

*試験科目がかなり多くなるので、早めの準備が必要。

*センター試験結果を、私立入試にそのまま利用出来る大学も多いので、国公立志望の人も、滑り止めとして利用可能。(あらかじめ、手続き必要)  ただし、偏差値の高めの私立では、センター試験の合格基準が相当高い。

*浪人を絶対回避希望ならば、各私立大学で独自実施の試験も、並行して受ける準備も必要。



一般入試(私立)…試験は1月から2月にかけて

*一般的な受験科目 (もちろん例外もあるので必ずチェックを!)、理系→英語・数学・理科系科目の1つの3教科。
文系→英語・国語・社会科系科目の1つ(たまに数学)の3教科。

*受験科目が少ない分、初めから私立大に絞ってしまうと、国公立大受験者より、かなり負担が少なくなり有利。

*各私立大学で実施する独自試験は、学校によって出題形式が非常に異なるので、受験校に合わせた対策をすると良い。

*センター試験の問題を解くのに自信あるならば、学校によっては、センター利用が可能なので、あらかじめ手続きしておくと良い。 (どの教科の成績が必要かは、大学によって違うので、とにかくあらかじめ確認を!逆に、自分の得意科目で受けられる学校を選択するという考え方もある。)







                 
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4)-3 受験勉強の進め方