4)-3 受験勉強の進め方  HOME戻る星
          《2022年8月 更新》

2) 大学受験

①入試制度の種類と特徴
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1. AO入試

2. 指定校推薦

3. 公募推薦

4. 一般入試(国公立)

5. 一般入試(私立)

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おしゃべり鳥一言に大学受験と言っても、入試方法は様々です。また、国公立大学を目指すか、私立大学に絞って受験するかでも、やり方はかなり違います。

 まず、自分の行きたい大学、行きたい学部・学科に、どのような入試制度があるかを確認してから、試験対策をたてましょう!

(参考:大学進学者のうち、AO・推薦入試の合格者は、2014年度、4割を超え、専門の受験対策を提供する塾や予備校の受験生も増えているとのこと。 …2015年5月16日読売新聞より)


1. AO入試
Admission Office (入学事務室)の略。

*書類審査、面接、小論文などで合否を決める。実施大学が限られています。

*学力だけでなく、多様な力を持つ学生を集める事が目的。

*難関国公立でも、導入しているところもあるようですし (東北大など、2014年)、年によって変わってくると思うので、ネットなどで調べてみてください。




2. 指定校推薦高校によって、推薦枠を持っている大学・学部が違うので、あらかじめ確認を!

*学校の成績優秀者から枠が埋まっていくので、高校での内申点が大切!
入学時から3学年1学期までの評定の平均、例えば、5段階評価換算で3.5など、必要事項が決まっています。

*8月下旬~9月中旬(学校による)、希望者は校内で申請します。
推薦をとれれば、まず合格でき、高校3年の11月頃には合格が確定します。

*一般入試の受験に比べ、受験生には、かなり「楽」な制度。ただし、推薦枠は限られているので、別の校内の成績優秀者が、自分の希望している学校・学部と重なって推薦を希望した場合、「最終段階になって推薦を取れなかった」ということもあり得るので、注意が必要です。



3. 公募推薦全国から広く受験者を募るもので、指定校推薦より自由度が高い。

*学校によっては、校内での一定の推薦基準(成績、遅刻欠席数など)があります。

*11月~12月の中頃に、面接、小論文、学力試験などで合否を判断。

*学力に不安がある場合、一般入試よりも合格し易い場合もあるので、志望校・志望学部が実施している場合は、受けてみる価値があると思います。



4. 一般入試(国公立
 
…まずは1月に大学入学共通テスト受験を!
↑大学入試センター試験の代わりに、2021年1月より実施。英語に関しては、センター試験よりも、英語ができる人には解きやすい、良問になったと思います。リスニング力も必要です。

*2月頃(前期)または3月頃(後期)に各校の試験を受ける必要あり。

*試験科目がかなり多くなるので、早めの準備が必要。

*浪人を絶対回避希望ならば、各私立大学で独自実施の試験も、並行して受ける準備も必要。


*大学入学共通テストを私立受験に利用する場合
…センター試験同様、その結果をそのまま私立入試に利用出来る大学も多いので、国公立志望の人も、滑り止めとして利用可能 (あらかじめ、手続き必要)。
 ただし、偏差値の高めの私立では、大学入学共通テストの合格基準が相当高いので、自信がない人は、無理に受ける必要はないと思います。私立大学の独自問題と共通テストでは、一般的に問題の内容がかなり違うので、2つの対策をする必要ができ負担になるからです。ただし、共通テストを受ける事を義務付けている学校もあるようなので、必ず志望校の募集要項を確認してみてください。

  リンク共通テスト対策はこちら



5. 一般入試(私立)…試験は1月から2月にかけて

*一般的な受験科目 (もちろん例外もあるので必ずチェックを!)、理系→英語・数学・理科系科目の1つの3教科。
文系→英語・国語・社会科系科目の1つ(たまに数学)の3教科。

*受験科目が少ない分、初めから私立大に絞ってしまうと、国公立大受験者より、かなり負担が少なくなり有利です。

*各私立大学で実施する独自試験は、学校によって出題形式が非常に異なるので、受験校に合わせた対策をすると良いです。

*大学入学共通テストの問題を解くのに自信あるならば、学校によっては、共通テストの結果利用が可能なので、あらかじめ手続きしておくと良いです。
(どの教科の成績が必要かは、大学によって違うので、とにかくあらかじめ確認を!逆に、自分の得意科目で受けられる学校を選択するという考え方もあります。)







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