3)第3文型 主語(S)+動詞(V)+目的語(O)


4.下の文では、文の構成要素がどのようになっているか考えてみてください。

   例文 4  訳(日本語的)
 1 I want a new bike. 私は、新しい自転車を欲しいです。
 2 He plays baseball very well 彼はとても上手に野球をします。
 3 She invited him to the party last week. 彼女は先週そのパーティーに彼を招待しました。
 4

What do you like to do for fun? あなたは、楽しみのために何をすることが好きですか?
→何して遊ぶのが好き?
I like dancing.

≒I like to dance.
私はダンスをすることが好きです。

第3文型SVOとは・・・

 S(主語)とV(動詞)の後に、必ず、「~を」という動作の対象となるO(目的語)が入る文型です。
O=オウだから「~を」と、覚えてしまいましょう!

 スラッシュリーディングをする際は、基本、SVOの後にスラッシュを付ける
と分かり易くなると思います。

 なお、名詞を修飾する形容詞は、文型を考える時は、名詞とひとまとめにして考えましょう。 (例えば1の「new」など)
   例文4 (第3文型) 訳(スラッシュリーディング)
 1 I want a new bike.
s v    o 
私は新しい自転車を欲しいです
 2 He plays baseball /very well.
s  v   o      x
彼は野球をします/とても上手に。
 3 She invited him /to the party.
s   v    o    x
彼女はを招待しました/そのパーティーに。
 4

What do you like /to do /for fun?
o     s    v   x   x
あなたはを好きです/するための/楽しみのために。 
I like dancing.
s v  o 

I like to dance.
私はダンスをすることを好きです

4の解説
*疑問文の文型を考えるのはむずかしいです。肯定文でどのように答えるかを考えてみると、わかりやすいと思います。
*do you like のdoは、助動詞ですが、文型では動詞Vとまとめて考えましょう。
*不定詞の前にはスラッシュを入れますが、名詞的用法だけは、スラッシュを入れない方がわかりやすいです。I like /to dance.(不定詞の名詞的用法)のように、スラッシュを引くと、かえってわかりにくいと思いませんか?

 参考:スラッシュリーディング




5.以下の文は、第何文型でしょう。なぜ、同じような意味なのに、goの後にはtoを付け、visitの後にはtoを付けないのか、考えてみてください。

  例文5 動詞goとvisit  訳(日本語的) 
 5 I go to Kyoto. 私は京都に行きます。
 6 I visit Kyoto. 私は京都を訪れます。

goとvisitの決定的な違い

goを辞書で引くと……[SV(M)]→ 自(自動詞)行く
visitを辞書で引くと…
[SVO(M)]→他(他動詞)を訪問する、を訪ねる

visitの意味は、自動詞の「訪問する」もありますが、よく使われるのは、他動詞の「を訪問する」です。つまり、visit=「訪問する」と書いてある辞書や教材は、あまりおすすめできません。

 I visit to Kyoto.にしてしまうと、「私は京都にを訪れる。」という、とても変な意味になってしまう
のご注意下さい。
(米ではvisit inもあり)

  自動詞と他動詞の説明はこちら

  例文5 動詞goとvisit  訳(スラッシュリーディング)  文型
 5 I go /to Kyoto.
s v  x
私は行きます/京都に。  第1文型
 6 I visit Kyoto.
s v  o
私は京都を訪れます  第3文型

 同じ動詞でも、「自動詞の意味」と「他動詞の意味」があり、さらに、その意味が全く違うものもあります。
英文の長文読解をする時に、文型の知識があれば、的確に辞書を引くことができますが、その知識がないと、英文を読みこなすのがむずかしくなってしまいます。




6.以下の文は第何文型で、どのような意味になるでしょう。
もし文の意味がわからなければ、動詞が自動詞なのか他動詞なのかを考えて、辞書を引いてみましょう。文の意味を正確に答えられたら、合格です 

  例文6 動詞walkとrun 
 7 I usually walk with my dog in the park.
 8 I usally walk my dog in the park.
 9 He is running in the park now.
 10 He runs a pet shop.
     ↓
     ↓
     ↓
     ↓
     ↓
     ↓
  例文6 動詞walkとrun  訳(スラッシュリーディング)
文型と解説
 7 I usually walk/ with my dog/in the park.
s x   v    x      x
私は、たいてい歩きます/
私の犬と一緒に/その公園の中を。
第1文型
walk=自[SV(M)] 歩く
 8 I usally walk my dog/ in the park.
s x  v   o    x
私は、たいてい私の犬を散歩させます/その公園の中で。
第3文型
walk=他[SVO(M)] (犬など)を散歩させる
 9 He is running /in the park /now.
s   v      x     x
彼は走っているところです/
公園の中を/今。
第1文型
run=自[SV(M)] 走る
 10 He runs a pet shop.
s v   o   
彼はペットショップを経営しています
第3文型
run=他[SVO] (会社など)を経営する

7と8の解説;
*動詞walkが自動詞の時と他動詞の時で、似ているようで、「文型は全く異なる」ことがわかると、英文を自分で組み立てるのに役立ちます。

9の解説;
*この
進行形の文は、isが動詞で、runningは現在分詞ですが、文の構造を考える場合は、「be動詞+~ing」で「文型の動詞」と考えると分かり易いです。

10の解説;
*この文のrun
を「走る」で訳すのは無理があるので、「を経営する」と言う意味を知らなかった人は、その時点で辞書を引くことができると良いです。実は、runは多義語(いろいろな意味のある言葉)です。なお、 多義語の場合は、電子辞書より、紙の辞書の方が見やすいかもしれません。





be動詞・get・becomeの違い

 「be動詞」と一般動詞の「get」や「become」を使うことで、微妙に意味の違う文を作れます。英語ではよく使う用法なので、覚えておくと便利です


7.以下の文は第何文型で、どのような意味になるでしょう。

  例文7 be動詞、get、become
 11 I was tired.
 12 I became tired. =  I got tired.
 13 I am sick now. ≒ I have a cold now.
 14 I got sick last week. ≒ I caught a cold last week.
   以下、応用編
 15 I am fond of soccer.
 16 I became fond of soccer then.
 17 He is used to living in the country.
 18 He got used to living in the country.
     ↓
     ↓
     ↓
     ↓
     ↓
     ↓
  例文7   訳と単語の意味など  文型
   be動詞は、「状態」を表し、
becomeとgetは、「~になる」という「状態に達する」意味に
なります。
11 I was tired. 私は疲れていました 第2文型
12 I became tired.
=
I got tired.
私は疲れました
*getはbecomeより口語的
第2文型
13 I am sick now. 私は今、具合が悪いです 第2文型
I have a cold now. ≒私は今、風邪を持っています。
(→風邪をひいています。)
*cold=風邪(aは付けても付けなくてもOK)
第3文型
 14 I got sick last week. 私は先週、具合が悪くなりました 第2文型
I caught a cold last week. ≒私は先週、風邪をつかみました。
(→風邪をひきました。)
*catchをgetにしてもOK
第3文型
 応用編:3単語から成る熟語を文型のVと考えます。
15 I am fond of soccer. 私はサッカーが好きです
*be fond of=~を好きである(fond=ふォㇴドゥ
第3文型
16 I became fond of soccer then. 私はその時サッカーを好きになりました。
*become fond of=~を好きになる
第3文型
17 He is used to living in the country. 彼は田舎で生活することに慣れています
*be used to=~に慣れている(used=ユーストゥ)
第3文型
 18 He got used to living in the country. 彼は田舎で生活することに慣れました。
*get used to=~に慣れる
*country=田舎、国(多義語)
第3文型





応用

8.下の例文の文型は、どのようになっているでしょう。
こちらは、「接続詞以下の文」や「間接疑問文(後の章に出てきます)」が「目的語」となる、第3文型です。むずかしそうに見えますが、2つの文型を組み合わせただけの、単純な文です。文型が見えますか?



   例文8 (応用編)
 19 I think that he will be kind to you.
 20 I don't know what he is going to do next.
     ↓
     ↓
     ↓
     ↓
     ↓
     ↓
   例文8 (応用編)  訳(スラッシュリーディング)
文型の解説
 19 I think/that he will be kind /to you.
s v       o 
      s'  v'    c'   x' 
私は思います/《何を?》/彼は優しくするでしょう/あなたに。
*この文は、「第3文型SVO」と「第2文型S'V'C'」の組み合わせで、できています。
 20 I don't know/what he is going to do/next.
s   v     o   
        o'  s' v'  x' 
私は知りません/《何を?》/何を彼がするか/次に。
*この文は、「第3文型SVO」と「第3文型S'V'O'」の組み合わせでできています。

19の解説;
*「think」は、目的語をとる他動詞なので、「私は思います」を訳してから、「何を?」と自問してみると分かり易いです。
*「that」は名詞節を導く接続詞なので、さらに、「s'」「v'」が続きます。

20の解説;
*「know」も他動詞なので、「私は知りません。」「何を?」と訳します。
*knowの後の文は間接疑問文なので、目的語の「what」が文頭に入り、倒置が起きていますが、第3文型S'V'O'です。





第2文型と第3文型の見分け方のヒント

 第2文型と第3文型は、どちらも、文の構成要素が3つになります。
第2文型と第3文型を見分ける方法は、

   第2文型では…S=C
   第3文型では…S≠O


と覚えておくと、間違いないです。





               
戻る
3)-7   基本5文型