接続詞とは何か?
接続詞とは何か?
等位接続詞と従属〔従位〕接続詞とは?
①副詞節を導く接続詞
when/while/before/after/till/until/since
…時を表す接続詞
if/unless/though/althoug/because/as
…条件・原因を表す接続詞
②名詞節を作る接続詞
名詞節を作る接続詞that +thinkの否定文・注意点
It-that文 同格のthat
③等位接続詞 and/but/so/or/for
こちらの接続詞を使った基本例文
節 | 主語S+動詞Vを含む文の中のまとまりのこと |
主節 | それだけで独立した節=メインの文 (主語S+動詞V) |
従属節 | 接続詞に導かれた節=サブの文 (接続詞の後に主語S'+動詞V'がある) |
ポイント | 接続詞の入った文は、1つの文に 主語Sが2個、動詞Vが2個 基本的には入る |
等位接続詞と従属〔従位〕接続詞とは?
…接続詞を2種類に分けた呼び名で、名称を覚える必要は全くないと思いますが、一応触れておきます。
*等位接続詞 = 語、句、節を対等な関係でつなぐ接続詞。
*従属〔従位〕接続詞 = 主節と従属節をつなぐ働きをする接続詞。名詞節や副詞節を導く色々な接続詞があり、よく使われます。
接続詞の種類と解説 | ||||
①副詞節を導く接続詞 (接続詞のすぐ後が従属節となる副詞節となる/ 従属接続詞) |
||||
時を表す接続詞 | ||||
1 | レ ベ ル A |
when s'v'~ | ~する時に | 接続詞は、文頭に置くことも、文中に置くこともできます。 訳す時は、どちらも、接続詞に導かれる従属節から訳すと、うまくいきます。 《2~10の接続詞も同様》 速読に必要な、スラッシュリーディング(接続詞)はこちら When+s'v'~, sv~. ↑文中にカンマを付ける =sv~ when s'v'~. ↑文中にカンマは不要 |
When I got up, it was raining. =It was raining when I got up. |
私が起きた時、雨が降っていました。 | |||
2 | B | while s'v'~ | ~する間に | *while=ホワイる *前置詞~の間に =during (whileは×) |
3 | B | before s'v'~ | ~する前に | *前置詞の意味もあり |
4 | B | after s'v'~ | ~した後に | *前置詞の意味もあり |
5 | C | till s'v'~ =until s'v'~ |
~するまで(ずっと) | *till=ティる *until=アンティる *前置詞の意味もあり |
6 | C | since s'v'~ | ~して以来 | *現在完了形を学習してから覚えてください。 *since=スィンス *前置詞の意味もあり |
条件・原因を表す接続詞 | ||||
7 | A | if s'v'~ | もし~ならば | *if=イふ 未来のことを表す文でも、接続詞に続く文(従属節)は現在形! If+s'v'~, sv~. ↑v'=現在形、v=未来形 =sv~ if s'v'~. ↑v=未来形、v'=現在形 |
If it is sunny tomorrow, I will play tennis. =I will play tennis if it is sunny tomorrow. |
もし、明日晴れたら、私はテニスをするつもりです。 | |||
8 | C | unless s'v'~ = if ~not |
もし~でなければ | *unless=アンれス |
9 | C | though s'v'~ =although s'v'~ |
~だけれども | *though=ぞウ *although=オーるぞウ |
10 | A | because s'v'~ | ~だから | *because=ビコーズ この意味で、 sinceやasも使える |
11 | C | as s'v'~ | ~するように | *as=アズ 接続詞のasには、実はいろいろな意味があります。、詳しくはこちら(高校レベルの文法)。 |
②名詞節を作る接続詞that (that以下の文全体を名詞のように考え、「~ということ:」と訳す。 /つまり名詞節を導く従属接続詞) |
||||
1 | A | think that s'v'~ | ~と思う | thatは省略できます。 《2~9も同様》 思う内容が否定文の時は、that節内で否定するより、think 自体を否定する方が普通。 ←△I think that he isn't kind. |
don't think that s'v'~ | ~とは思わない | |||
I don't think that he is kind. | 私は、彼は親切だと思わない。 ←私は、彼は親切じゃないと思う。 |
|||
2 | A | know that s'v'~ | ~ということを知っている | 疑問文であっても、that以下(thatに導かれる従属節内)は、肯定文の形のまま変わらない。 ←thatを省略した文 |
Do you know he is an American? | あなたは、彼がアメリカ人であることを知っていますか。 | |||
3 | B | hope that s'v'~ | ~ということを願う | |
4 | B | believe that s'v'~ | ~ということを信じている | |
5 | B | feel that s'v'~ | ~と感じる | |
6 | B | be sure that s'v'~ | きっと~だと思う | *sure=シュアー =[形]確信した ←~ということを確信する |
I am sure that he is kind. | 私は、きっと彼は親切だと思います。 | |||
7 | C | be afraid that s'v'~ | ~ではないかと心配する | *afraid=アふレイドゥ =[形]=恐れた ←~ということを恐れる |
8 | C | be sorry that s'v'~ | ~を気の毒に思う | |
9 | C | be glad that s'v'~ | ~を嬉しく思う | |
10 |
D | It …that s'v'~ | ~ということは… | *It-thatの構文 It=形式主語で that以下を指す。 |
It is true (that) she bought a new car. | 彼女が新しい車を買ったということは本当です。 | |||
11 |
D | [名] that s'v'~ | ~という [名] | *同格のthat =[名]+that節で、直前の名詞の内容をthat節で示す *[名]には、 news (知らせ) rumor(ルーマァ・うわさ)、opinion (意見) idea(考え) fact(事実) などが入る |
I heard a rumor that he is living in India now. | 私は、彼が今インドに住んでいるといううわさを聞きました。 | |||
③等位接続詞 (節を対等の関係でつなぐ接続詞) |
||||
1 | A | and sv~ | そして~ | |
2 | A | but sv~ | しかし~ | *but=バットゥ |
3 | A | so sv~ | (そう)だから~ | *「そうだから」と覚えてしまいましょう! |
4 | B | 命令文, and sv~ | …しなさい、 そうすれば~ |
*命令文をカンマで切り、andやorで「そうすれば~」「そうしないと~」の文を作れる。 *ifを使った文でも書き換えられる。 |
命令文, or sv~ | …しなさい、 そうしないと~ |
|||
5 |
D | for sv~ | というのは、 ~だから |
*接続詞のforは口語ではほとんど使わない堅い表現。 *主節の後に置く。 |