3)-2  助 動 詞      戻る

3)その他の助動詞を使った基本例文
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 ①助動詞・基本例文3
  許可「~してもいい?」…May/Can/Could I
      mindを使った文  May I help you?の意味 
  依頼「~してくれる?」…Can/Will/Could/Would you
  提案「~しましょうか?」…Shall I
~?

 ②助動詞・基本例文4/勧誘・提案の表現
  Shall we~?≒ Let's~, Why don't you~?, How about~?
  同じような表現なので、4つまとめて覚えてしまいましょう

 ③助動詞・基本例文5/義務・当然の表現
  should=~した方がよい/~すべきであるought to

 ④助動詞・基本例文6/推量の表現
  must=~に違いない、may=~かもしれな

  

高校レベルの助動詞 (中学生は次のページへ)

 助動詞+have+過去分詞(高校レベル)

  should+have+done ~すべきだったのにしなかった

 その他、少しむずかしい助動詞(高校レベル)
   
  would≒used to 昔よく~したものだ
  
  couldの特別な使い方


☆関連ページへのリンク☆
2つの用法があるneed

YouTube/あいうえおフォニックスより/should+have+done
…英語で「やっときゃよかった~」ってどう言う?


助動詞を使うだけで、色々な表現ができます。ただ、覚えた気になっていても、実際使うとなると、なかなか出てこないものです。基本例文を、スラスラ言えるまで、何度も音読しましょう。できれば、実際使う場面を想像しながら読めると最高です。できるようになったら、和訳だけを見て、英文を言う練習をしてみてください。必ず、英語を話す時に役立ちます

 まず、のところだけ、覚えてみたください。は高校英語の範囲ですから、余裕があったら、学習してみてください。

文の
種類
助動詞・基本例文   和訳
(直訳を基本とします) 
助動詞・基本例文3
~してもいい?(許可)、~してくれる?(依頼)、~しましょうか?(提案)
May/Can I、 Can/Will/Could/Would you、Shall I~?
《ここがポイント!》
「窓を開けてもいいですか?」「窓を開けてくれますか?」「窓を開けましょうか?」…この文をすぐに英語に直せますか?
 むずかしい人は、
それぞれの文の主語を考えてみてください。

  ①「私は窓を開けてもいいですか?」

  
②「あなたは窓を開けてくれますか?」
  
③「私が窓を開けましょうか?」

…日本語は主語を省略することが多いですが、英語には、基本、主語が必要です。いつも主語が何かを考えられると、英語の上達に役立ちますよ!
 許可
 疑
May I open the window?↗

Can I open the window?↗

Could I open the window?↗

Might I open the window?↗
(私は)を開けてもいいですか。

could=ッドゥ=canの過去
 might=イトゥ=mayの過去
ここでは過去の意味はなく、丁寧な表現になる

 答 Yes, you can.

 △Yes,
you may.↘
 ×Yes, you could.
はい、いいですよ。

mayを使うと少し偉そう。
許可にcould/mightは使えない
 答 Sure. / Yes, of course. もちろんいいです。
 答 O.K. いいよ。
All right. いいですよ。
 答 I'm sorry , you can't.

 △No, you may not.↘
 ×No, you couldn't.

いいえ、だめです。

mayも使えるが一般的にはcan
断りにcouldは使えない
I'm sorry, but I feel cold now.  すみませんが、(私は)今、寒く感じるんです。
 許可を得るのにmindを使って文章を作るとどうなる?
mind = 《動詞》気にする、嫌だと思う
    疑
Do you mind if I open the window?↗ もし私が窓を開けたら、あなたは気にしますか。
(→窓を開けてもいいですか)
 答 No, not at all. いいえ、全然。(→どうぞ開けてください)
 答 Yes, I do. はい(私は嫌です)。…このように答えると、かなり険悪になるかも?
"May I help you?" は 「いらっしゃいませ」という意味と説明している教科書がありますが、本当にそれでよい?
  May I help you?↗ (私は)あなたをお手伝いしてもいいですか。
→《意訳》 いらっしゃいませ/何かお困りですか/何かお探しですか

詳しくはこちら
依頼
2    疑
Can you open the window?↗

Will you open the window?↗

Could you open the window?↗

Would you open the window?↗
(あなたは)を開けてくれますか。(いただけますか)

《下に行くほど丁寧な表現になります》

could=ッドゥ=canの過去
 
would=ッドゥ=willの過去
ここでは過去の意味はなく、丁寧な表現になる
  Will you please open the window?↗

Can you open the window, please?↗ 
(あなたは)を開けていただけますか。 

pleaseを使って、丁寧さを出すこともできます。
 答 Sure. / Yes, of course. もちろんいいです。
 答 O.K. いいよ。
All right. いいですよ。
I'm sorry, but I'm busy now.  すみませんが、(私は)今、忙しいんです。
 答 I'm sorry, but I can't. すみませんが、(私は)できません。
 答 No, I won't. いいえ、(私は)しません。
→いやです。
《参考》 以下のように、助動詞から始まらず、依頼を表す文もあります。
  Please open the window.  どうか、窓をあけてください。
命令形
  I want you to open the window.  私は、あなたに、窓を開けて欲しいです。
《中3》不定詞・応用 
  I would like you to open the window.  私は、あなたに、窓を開けていただきたいです。
《中3》不定詞・応用
提案 
3  疑
Shall I open the window?↗ (私が)を開けましょうか。
 答 Yes, please. はい、お願いします。
 答 No, thank you. いいえ、結構です。
助動詞・基本例文4/勧誘・提案の表現
Shall we~?≒ Let's~, Why don't you~?, How about~?
「(私たちは)~しましょうか」
という表現です。
同じような表現を4つまとめて覚えてしまいましょう


Shall we play tennis tomorrow?↗ (私たちは)明日テニスをしましょうか。

命令
Let's play tennis tomorrow. 明日、テニスをしましょう。
  Yes, let's. はい、しましょう。
  No, let's not. いいえ、やめましょう。


Why don't you play tennis tommorow?↘ なぜ明日あなたはテニスをしないの?
→明日テニスをしようよ。
《反語的な言い回し》


How about playing tennis tommorow?↘ 明日テニスをするのはどうですか?

《aboutの後は~ingは動名詞
  O.K. いいよ。
  That's a good idea.  それはいい考えだね。
  What about playing tennis tommorow?↘ 明日テニスをするのはどうですか?
《主に英略式》
  What do you say to playing tennis tommorow?↘

=
What (do you) say we play tennis tommorow?↘
明日テニスをすることに対して、あなたは何と言いますか?→明日テニスをしようよ。

《略式/下は、sayの後が節になる形》
助動詞・基本例文5/義務・当然の表現
should=~した方がよい/~すべきである
5  We should help each other. 私達はお互いに助け合うべきです。

each other=ーチ ざ-
=お互いに
You should study hard. あなたは一生懸命、勉強すべきです。
In Tokyo, you should visit Tokyo Sky Tree. 東京では、あなたは東京スカイツリーを訪れた方がいいよ。
→東京スカイツリーに行くのがおすすめだよ。

Should I wait for her to
come back?
私は、彼女が帰ってくるのを待つべきですか。
《相手の意向を聞く丁寧な言い方。/下はより丁寧。/Must Iを使うと「しなくちゃいけないの、しなくていいよね」という感じが出てくる》
Shouldn't I wait for her to
come back?
    should=ought to (ートゥ~)=~すべきである、~のはずである
 *oughtは、後がto do形になる特別な助動詞で過去形はない。shouldより強い。
違いをあえて言えば…oughtは客観的、shouldは主観的

should have done/ought to have doneはこちら
  We ought to save energy. 私達はエネルギーを節約すべきです。
  I ought to be leaving now. 私は今去り行くべきです。→もう、おいとましなくてはいけません。
  The milk ought to be drunk cold in summer. 牛乳は、夏には冷たく飲まれるべきです。→冷たくして飲むのがよいです。
    You ought not to speak to your parents like that. あなたは、そのようにあなたの両親に話すべきではありません。→親にそんな口のきき方をすべきではないよ。
 
We ought to go now, shouldn't we?
We ought to go now, oughtn't we?
私達は、もう行くべきですよね。
《付加疑問文・上の方が一般的?》
助動詞・基本例文6/推量の表現
must=~に違いない、may=~かもしれない
推量のmay=5割の確率でありうる/might=mayより、やや可能性が低い推量
can't=cannot=~のはずがない
 
《推量のmust notはアメリカ英語》

This news must be true. このニュースは本当に違いない。

This news may be true. このニュースは、本当かもしれない。

This news might be true. このニュースは、本当かもしれない。

This news can't be true. このニュースは本当であるはずがない。

This news must not be true. このニュースは本当であるはずがない。
《推量のmust notはcannotより強い推量ですが、アメリカ英語。イギリスでは使わない?》
   

以下は高校レベルの助動詞です。
中学生の方は次のページへ進んでください。
⑤助動詞+have+過去分詞(高校レベル

「過去のことに関する推量」を表す
You may have heard this story before.
≒You might have heard this story before.
あなたは以前、この話を聞いたことがあるかもしれませんね。
  You may have read this book already.

≒Maybe you have already read this book.
 
あなたはすでに、この本を読んでしまったかもしれません。

≒たぶんあなたは、すでにこの本を読んでしまったでしょう。
  I could have left my umbrella on the train.  (英: in the train) 私は、電車にかさを忘れたかもしれません。
  She can't have told a lie.
=She couldn't have told a lie.

≒It is not possible that she told a lie.
彼女はうそをついたはずがありません。

≒彼女がうそをついたということは、可能ではありません。
  She must have told a lie. 彼女はうそを言ったに違いありません。
 ↓ should+have+done ~すべきだったのにしなかった

以下は仮定法過去完了とも関連!にも注意してみてください。
 …「実際は実行されなかった」という残念な感じが含まれる


should=ought to (ートゥ~)=~すべきである、~のはずである
 ought toはshouldより強い
  The game should have started on time.
=The game ought to have started on time.
その試合は、(あの時、当然)時間通りに始まっていたはずでした。
  He should have gone to the docor earlier.
=He ought to have gone to the docor earlier.
彼は、もっと早くに医者に行くべきだったのに(実際は行かなかった)。
  Please tell me what I should have done at that time. その時私は何をすべきであったか私に教えてください。

間接疑問文
 ⑥その他、少しむずかしい助動詞(高校レベル)   
wouldとused to…昔よく~したものだ 

would=現在との対比は、特に意識されない。動作を表す動詞と使い、oftenやsometimesなどと一緒に使うことが多い。

used to=ーストゥ トゥー=今はないけど、昔はよく…という感じ。動作だけでなく、状態も表すので、be動詞と一緒に使うことも多い。
   I will often go fishing on Sundays. 私はしばしば日曜日に釣りに行きます。
《現在の習慣を表すwill》 
I would often go fishing when I was young. 私は、(私が)若かった時、よく釣りに行ったものです。
(今も行っているかも…)
I used to go fishing when I was young. 私は、(私が)若かった時、よく釣りに行ったものです。
(今はもう行っていない)
   My father would often play catch with me.  私の父は、私とよくキャッチ-ボールをしたものです。
(今も行っているかも…)
My father used to play catch with me.  私の父は、私とよくキャッチ-ボールをしたものです。
(今はもう行っていない)
My father was used to playing catch with me.  私の父は、私とキャッチ-ボールをすることに慣れていました。
be used to doing/名
=~に慣れている

→混同しないように注意!
  My father used to be very stubborn when I was a child. 私が子供だった時、私の父はとても頑固でした。
stubborn=スボーンヌ=頑固な
*状態なのでwouldは使えない
  There used to be a bookstore near my house. 私の家の近くには、(一軒の)書店がありました。(今はありません)
*状態なのでwouldは使えない
 ↓ used toの疑問文と否定文…覚える必要はないと思いますが…
疑問文は、英Used S to~?/米Did S use to~?
否定文は、英usen't to/米didn't use to/didn't used to/used not to
…このような言い回しもあるようですが、used toを使わない方が普通?
疑  Used he to be as slim as he is now?
=Did he use to be as slim as he is now?

Was he as slim as he is now?
彼は今あるのと同じくらい、昔もスマートでしたか。
→彼は昔も今のようにスマートでしたか。

(wasを使った方が普通)
 否 He usen't to be so slim as he is now.
=He didn't use to be so slim as he is now.
=He used not to be so slim as he is now.

≒He wasn't so slim as he is now.
彼は今あるほど、昔はスマートではありませんでした。
→彼は昔は今ほどスマートではありませんでした。

(wasn'tを使った方が普通)
couldの特別な使い方
   過去の許可を表すcould》
 …特定場面ではbe allowed to do を使うのが普通
  When she was ten, she could use her father's computer.

≒When she was ten, she
was allowed to use her father's computer.
彼女が10歳の時、彼女は彼女の父親のコンピューターを使うことができました。

(≒使うことを許されていました。)
    《いらだち・不満を表す》
…could do ~してもよいのに 《現在…仮定法過去
…could have done ~してもよかったのに 《過去…仮定法過去完了
He could help us (to) move the piano. 彼は私達がピアノを動かすのを手伝ってくれてもよいのに。
He could have helped us (to) move the piano. 彼は私達がピアノを動かすのを手伝ってくれてもよかったのに。