①関係代名詞・主格
関係代名詞の主格を使った文を分詞を使って書きかえる練習も!
関係代名詞の主格→現在分詞に書きかえ
関係代名詞の主格→過去分詞に書きかえ
関係代名詞+have→ 現在分詞having→ with 書きかえ
②関係代名詞・目的格
③関係代名詞・所有格of whichを使った書き換え
④関係代名詞・what
⑤関係代名詞のthatがよく使われる場合
⑥~の人/~の人達 を表す one / those
⑦目的格以外の関係詞の省略←かなり難解‼
⑧先行詞と関係詞が離れる場合 (外置変形)
関係代名詞/口語体・文語体、書き方の違いは?
関係代名詞を含む文のスラッシュリーディング
関係代名詞thatが好まれる場合の条件まとめ
先行詞に冠詞 a, an/the どちらをつける?
現在分詞・過去分詞の形容詞的用法の説明はこちら
基本例文 | 和訳 (直訳を基本とします) |
解説など | ||
![]() |
①関係代名詞・主格 先行詞が人→who 物→which どちらもthatに替えられる 関係代名詞の後は、動詞になっていることに注目! ![]() ![]() 分詞の勉強が終わっている人は、書き換えの練習もしてみましょう。 自分で英作文をする時は、分詞を使って簡潔に書く方が良いでしょう。 |
|||
![]() |
||||
1 | Look at the man who is standing by the tree. = ![]() |
木のそばに立っている男性を見て。 ←その男性を見て/木のそばに立っている。 |
![]() ![]() |
|
![]() 2 |
I have a friend who lives in China. = ![]() |
私は中国に住んでいる友達が1人います。 ←1人の友達を持っています/中国に住んでいる。 |
←liveは普通、進行形の形をとらないので、分詞から関係代名詞を使った文への書き換えの時は注意!![]() |
|
I have two friends who live in China. = ![]() |
私は中国に住んでいる友達が2人います。 ←2人の友達を持っています/中国に住んでいる。 |
|||
![]() 3 |
The girl who is playing the piano over there is my friend. = ![]() |
あそこでピアノを弾いている女の子は私の友達です。 | ![]() The girl is my friend. The girls are my friends. ![]() |
|
The girls who are playing the piano over there are my friends. = ![]() |
あそこでピアノを弾いている女の子達は私の友達です。 | |||
4 | They live in a house which stands on a hill. = ![]() |
彼らは丘の上に立っている家に住んでいます。 ←彼らは家に住んでいます/丘の上に立っている。 |
←家が建っている時は、一時的なことではないので、進行形は使いません。 | |
5 | The bus which goes to Shibuya hasn't come yet. = ![]() |
渋谷へ行くバスはまだ来ていません。 | ←to Shibuya=渋谷行きのバス(終点が渋谷) for Shibuya=渋谷方面へのバス(終点が渋谷とは限らない) |
|
![]() |
||||
![]() 6 |
I got a letter which was written in English. = ![]() |
私は英語で書かれた手紙を受け取りました。 ←私は手紙を受け取りました/英語で書かれた。 |
![]() |
|
![]() 7 |
The language which is spoken in Australia is English. = ![]() |
オーストラリアで話されている言語は、英語です。 | ![]() The language is English. The languages are English and French. ![]() ![]() ![]() |
|
The languages which are spoken in Canada are English and French. = ![]() |
カナダで話されている言語は、英語とフランス語です。 | |||
8 | He is a doctor who is known to everybody in this city. = ![]() |
彼はこの町のみんなに知られている医者です。 ←彼は医者です/この町のみんなに知られている。 (→彼はこの町の誰もが知っている医者です。) |
||
9 | There was an old man who was called Joe. = ![]() |
ジョーと呼ばれていた老人がいました。 ←老人がいました/ジョーと呼ばれている。 |
*who was calledと過去形になるのは、「いました」に対する時制の一致です。 | |
10 | The trees which surround our house are too tall now. = ![]() |
私達の家を取り囲んでいる木々は、今、高すぎます。 | *surround =サラウンドゥ =《他》~を取り囲む ![]() |
|
The house which is surrounded by tall trees is ours. = ![]() |
高い木々によって囲まれている家は、私達のものです。 | |||
![]() |
||||
11 | ①I have a cat which has blue eyes. = ![]() =③I have a cat with blue eyes. |
《意訳》私は目が青い猫を飼っています。 《直訳》私は青い目を持っている猫を飼っています。 《スラッシュR》私は猫を飼っています/青い目を持っている。 |
![]() ![]() ①関係代名詞を使った文 ②分詞を使った文 ③前置詞withを使った文 |
|
12 | ①The room which has big windows is comfortable. = ![]() =③The room with big windows is comfortable. |
《意訳》窓の大きな部屋は快適です。 《直訳》大きな窓を持っている部屋は快適です。 《スラッシュR》大きな窓を持っている部屋は/快適です。 |
||
![]() |
②関係代名詞・目的格 先行詞が人→whom/who(口語) 物→which どちらもthatに替えら、省略されることも多い。 関係代名詞の後は、主語・動詞の形になっていることに注目! ![]() 省略された方だけ見て、意味が理解できますか? |
|||
1 | I know the boy whom you like the best. =I know the boy you like the best. |
私はあなたが一番好きな男の子を知っています。 ←私は男の子を知っています/あなたが一番好きな。 |
![]() 関係代名詞の前にスラッシュを入れると、わかりやすいです。 ![]() |
|
![]() 2 |
①She is the girl whom everyone loves. =She is the girl everyone loves. ②≒She is the girl who is loved by everyone. ③=She is the girl loved by everyone. |
①彼女は、皆が大好きな少女です。 ←彼女は少女です/皆が大好きである。 ②③彼女は、皆によって愛されている少女です。 ←彼女は少女です/皆によって愛されている。 |
←everyoneは単数扱い ①は関係代名詞whomを使ったもの、省略したもの ②は関係代名詞主格whoを使い、 受け身の文にしたもの ③は、②を過去分詞を使って書き換えたもの。 |
|
3 | She is the woman whom I saw in the library yesterday. =She is the woman I saw in the library yesterday. |
彼女は、私が昨日図書館で見た女性です。 ←彼女は女性です/私が昨日図書館で見た。 |
![]() |
|
![]() 4 |
The man whom we met on the street yesterday keeps three dogs. =The man we met on the street yesterday keeps three dogs. |
私たちが昨日、通りで会った男の人は3匹の犬を飼っています。 | ←かなり長い文でむずかしそうに見えますが、関係詞節を省略すると、文の構造が見えてきます。 The man keeps three dogs. ![]() |
|
5 | This is the temple which I visited last year. =This is the temple I visited last year. |
こちらは、私が昨年訪れたお寺です。 ←こちらはお寺です/私が昨年訪れた。 |
![]() 関係詞の前にスラッシュを入れると、わかりやすいです。 ![]() |
|
6 | The book which I read yesterday was interesting. =The book I read yesterday was interesting. |
私が昨日読んだ本はおもしろかったです。 | ←関係代名詞が文の途中に入る形。関係詞節を省略すると、文の構造が見えてきます。 The book was interesting. ![]() |
|
![]() |
③関係代名詞・所有格 先行詞が人・物→どちらも whose+冠詞のない名詞 ![]() ![]() ![]() |
|||
1 | ![]() ![]() →I have a friend whose wife is a teacher. |
![]() ![]() →私には(その)奥さんが先生である友達がいます。 |
![]() |
|
2 | ![]() ![]() →①The musician whose song became the number one hit last year is her relative. ≒②The musician having a song which became the number one hit last year is her relative. |
![]() ![]() →①(その)歌が昨年一番のヒットになったミュージシャンは、彼女の親戚です。 ≒②昨年一番のヒットになった歌を持っているミュージシャンは、彼女の親戚です。 |
relative=レらティぶ=親戚 ①関係詞が文の途中に入っているので、むずかしく見えますが、関係詞節(下線を引いた部分)を省略すれば、文の構造が見えてきます。 ②は、分詞と関係代名詞の主格を使って書き換えてみました。 文法的には正しいですが、こんな面倒な言い回しは、普通使わないと思います。 |
|
3 | ![]() ![]() →①Look at the house whose roof is red. = ![]() ≒③Look at the house having a red roof. =④Look at the house with a red roof. |
![]() ![]() →①②(その)屋根が赤い家を見て。 ≒③④赤い屋根を持っている家を見て。 |
foof=ルーふ=屋根 ①関係詞が所有格なので、後に続くroofが無冠詞になっていることに注意! ②は ![]() ![]() ![]() |
|
4 | ![]() ![]() →①The house whose roof is red is mine. ≒②The house having a red roof is mine. =③The house with a red roof is mine. |
![]() ![]() →①(その)屋根が赤い家は、私の物です。 ≒②③赤い屋根を持っている家は私の物です。 →屋根が赤い家が私の家なんだ。 |
![]() ![]() ' ![]() ![]() whoseの後は… 冠詞のない名詞+主語S'+動詞 V |
|
![]() ![]() →The house whose roof you can just see is mine. |
![]() ![]() →(その)屋根をあなたがちょうど見ている家は、私の物です。 《意訳》屋根の見えている家が私の家です。 |
|||
![]() |
④関係代名詞・what what=the thing(s) which ![]() わからなくなったら、the thing(s) whichで書きかえてみましょう。 ![]() |
|||
1 | ①What is needed is books. =The thing which is needed is books. (=What is needed are books.) ②What are needed are books. =The things which are needed are books. ×What are needed is books. |
必要とされているのもは本です。 →必要なのは本です。 |
①What節の中の動詞が単数扱いならば、単数扱いが原則。 主節の補語が複数の場合、つられて複数扱いにすることもある。 ②What節の中の動詞が複数扱いならば、主節の動詞も複数に合わせる。 (areで、isは不可) |
|
2 | What you need is some rest. =The thing which you need is some rest. |
あなたが必要なものは、いくらかの休憩だ。 →あなたは、ちょっと休憩が必要だよ。 |
*whatが関係詞節の目的語の場合。 what+s'+v' |
|
3 | This bag is just what I wanted. ≒This bag is just what I have wanted for a long time. |
このバッグは、まさに私が欲しかったものです。 ≒このバッグは、まさに私が長い間ずっと欲しかったものです。 |
||
4 | What worries me is the result of the exam. =The thing which worries me is the result of the exam. |
私を悩ませているのは、試験の結果です。 | *whatが関係詞節の主語の場合。 what+v' what worries me =s' v' o' …これ全部で主節のS、 is=V、the result=C |
|
5 ![]() |
He is not what he was. (≒He is not what he used to be.) =He is not the man that he was. |
彼は(今では)以前の彼でない。 | *初めて見るとわかりにくい文ですが、試験ではよく出るので、そのまま覚えてしまうと良いです。 | |
I owe what I am to you. ×I owe you what I am. |
私は、現在の私があるのは、あなたのおかげをこうむっています。 →私が今あるのは、あなたのおかげです。 |
owe=オウ=sv物to人 =物に関して人のおかげをこうむる 〇I owe my success to you. ×I owe you my success. (私の成功はあなたおおかげ) |
||
6 ![]() |
He gave the child what money he had. =He gave the child all the money (that) he had. |
彼は、その子どもに、彼が持っているお金をすべてあげました。 | ![]() what+名詞 =all the+名詞 what + s'v' =all that + s'v' please ? =他、~を喜ばせる~の気に入る =自、したいと思う |
|
I did what I could to help her. =I did all that I could to help her. |
私は、彼女を助けるために、私のできるすべての事をしました。 | |||
Do what you please. =Do anything (that) you like. cf. Do as you please. |
(あなたが)好きなことは何でもしなさい。 cf. (あなたが)好きなようにしなさい。 |
|||
7. | I know what you want. | 私は、あなたが欲しいものを知っています。 ≒私は、あなたが何を欲しいか知っています。 |
![]() ![]() 関係詞なのか疑問詞なのか、よく話題になりますが、どちらでも問題ないというのが結論のようです。 |
|
⑤関係代名詞のthatがよく使われる場合 | ||||
1 | This is the only suite that I have. | これは、私が持っている唯一のスーツです。 | the only, the first, the sameなど、特定の1つであることを示す修飾語が先行詞に入っている。。 | |
2 | This is the first CD that I bought for myself. | これは、私が自分のために買った最初のCDです。 | ||
3 | Is there anything that I can do for you? | 私があなたのためにできることは何かありますか。 | 先行詞がeverything, anything, anyoe, all などの時 | |
4 | The most exciting tennis match that I have ever watched was played between Kei Nishikori and Rafael Nadal in the 2016 Rio de Janeiro Olympics. | 私が今まで見た最もワクワクするテニスの試合は、2016年のリオデジャネイロ五輪で、錦織圭とラファエル・ナダルの間で行われました。 | 先行詞に形容詞の最上級が含まれる時 | |
5 | Look at the boy and the dog that are running over there. | あそこで走っている少年と犬を見て。 | 先行詞が、「人+人以外の物」の時 | |
6 ![]() |
Who that has seen the Pyramids can forget their beauty? | ピラミッドを見たことがある(人の)誰が、それらの美しさを忘れることができるでしょうか。(誰も忘れられません。) | 疑問詞のwhoが先行詞 | |
7![]() |
He is not the man that he was ten years ago. | 彼は、彼が10年間に(そうで)あった男ではありません。 (→彼は10年前の彼とは違う) |
←the manは人ではなく人格を表している![]() |
|
以下、高校生レベルの応用です。中学の方はTOPにお戻りください。![]() ![]() |
||||
![]() |
⑥~の人/~の人達 を表す one / those | |||
Are you the one who won the contest? | あなたが、コンテストに優勝した方ですか。 | |||
He was one who never told lies. | 彼は、決してうそをつかない人でした。→彼は決してうそをつくような人ではありませんでした。 | 無冠詞one+修飾語 否定文以外では通例、oneではなく、a man かa personを使う |
||
He is not usally one to complain. | 彼はいつもは文句を言うような人ではありません。 | |||
![]() |
||||
Success comes to those who work hard. | 成功は、一生懸命働く人達のところに来る。 | |||
Heaven helps those who help themselves. | 天は自分自身を助ける(→自部で努力する)人々を助ける。 | 《ことわざ》 天は自ら助くるものを助く。 |
||
Those (whom) I spoke to knew nothing about it. | 私が話しかけた人々は、それについて何も知りませんでした。 | |||
![]() |
⑦目的格以外の関係詞の省略 | |||
There is a woman outside says she is your daughter. ↑ネイティブでない人には、かなり難解な文です。 |
(彼女が)あなたの娘であると言う女性が外にいます。 | 主格の省略![]() →(that)は名詞節を導く接続詞 ![]() |
||
=There is a woman outside (who) says (that) she is your daughter. | ||||
She is not the great singer she once was. | 彼女は、かつて(そうで)あったような、すごい歌手では(今は)ありません。 | ![]() ←She once was a great singer.(SVC文) ![]() |
||
=She is not the great singer (that) she once was. | ||||
![]() |
⑧先行詞と関係詞が離れる場合 (外置変形)![]() |
|||
Someone whom we don't know left a massage. | 私達が知らない誰かが、メッセージを残しました。 | ![]() 関係代名詞目的格の入った主語が長いので、関係詞節だけ文末に置かれた例。 |
||
=Someone left a massage whom we don't know. | ||||
Susan said something that nobody expected more than once. | スーザンは、誰も予期しなかった何かを、1度以上言いました。 →スーザンがビックリするようなことを言ったのは、1度や2度じゃない。 |
![]() 関係代名詞目的格の入った目的語が長く、saidとmore than onceが離れすぎているため、関係詞節だけ文末に置かれた例。 |
||
= Susan said something more than once that nobody expected. | ||||
![]() …同一節内束縛(Clasu bound)というのがあるので、この中では外置変形は不可。 |
||||
Someone who thinks that Mary will win was talking non-stop. | メアリーが勝つだろうと考える誰かが、休みなく話していました。 | ![]() 関係代名詞主格whoの後の動詞thinksは、thatから始まる名詞節(clause)を取っていますが、この部分で外地変形は不可。 |
||
× Someone who thinks was talking non-stop that Mary will win. | →《意味不明の文》 |