5)-1 分詞・分詞構文   戻る

2)分詞を使った基本例文 (中学3年~)
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現在分詞を含む文(分詞が名詞の後に来る場合)

 
過去分詞を含む文(分詞が名詞の後に来る場合)

 分詞形容詞(分詞が名詞の前に来る場合)
  *
excitingとexcitedなど、使い分け方わかりますか?

 日常的によく使う「分詞+名詞」の言葉
  *現在分詞(~している)+名詞
  *他動詞の過去分詞(~された・受け身)+名詞
  *自動詞の過去分詞(~した・完了)+名詞
  *
動名詞+名詞 「~するための」という意味になる特別な場合

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分詞を含む文のスラッシュリーディング 

  関係代名詞を使った文を分詞を使って書き換える練習はこちら

いつものように、基本例文を何度も音読して覚えてしまいましょう。
むずかしい人は、の文だけ、覚えてみてください。


 なお、これらの文は、関係代名詞を使って、書き換えができます。関係代名詞がわかる人は、挑戦してみてください。

分詞を使った基本例文1~7を関係代名詞を使って書き換えてみましょう!

 →解答はこちら:関係代名詞の基本例文・主格


  基本例文  和訳
(直訳を基本とします)
解説など 
   現在分詞を含む文(分詞が名詞の後に来る場合) 
関係代名詞を使った文に書き換える練習はこちら
 
1
Look at the man standing by the tree. 木のそばに立っている男性を見て。
←その
男性を見て/木のそばに立っている。
standingの前にスラッシュを入れるとわかりやすいです。

スラッシュリーディンク
2 I have a friend living in China. 私には中国に住んでいる友達が1人います。
←私は
1人の友達を持っています/中国に住んでいる。
*livingの前にスラッシュを入れるとわかりやすいです。
I have two friends living in China. 私には中国に住んでいる友達が2人います。
←私は
2人の友達を持っています/中国に住んでいる。
 
The girl playing the piano over there is my friend. あそこでピアノを弾いている女の子は私の友達です。 ←主語が長い文
The girl playing the piano over thereが、この文の主語と考え、主語のすぐ後に来るisが動詞
isの前にスラッシュを入れるととわかりやすい。
The girls playing the piano over there are my friends. あそこでピアノを弾いている女の子達は私の友達です。 playing the piano over thereはThe girlsを修飾しているだけなので、The girls are my friends.という、文の構造が見えたらOK!
areの前にスラッシュを入れるととわかりやすい。
 4 They live in a house standing on a hill. 彼らは丘の上に立っているに住んでいます。
←彼らは
に住んでいます/丘の上に立っている(家)。
*standingの前にスラッシュを入れるとわかりやすいです。
5 The bus going to Shibuya hasn't come yet. 渋谷へ行くバスはまだ来ていません。
←渋谷行きの
バスはまだ来ていません。
←to Shibuya=渋谷行きのバス(終点が渋谷)
for Shibuya=渋谷方面へのバス(終点が渋谷とは限らない)
   過去分詞を含む文(分詞が名詞の後に来る場合) 
関係代名詞を使った文に書き換える練習はこちら
 
1
I got a letter written in English.  私は英語で書かれた手紙を受け取りました。
←私は
手紙を受け取りました/英語で書かれた。
writtenの前にスラッシュを入れるとわかりやすいです。
過去分詞なので、訳し方は受け身で!

スラッシュリーディンク
 
2
The language spoken in Australia is English. オーストラリアで話されている言語は、英語です ←主語が長い文
The language spoken in Australiaが、この文の主語と考え、主語のすぐ後に来るisが動詞
isの前にスラッシュを入れるととわかりやすい。
The languages spoken in Canada are English and French. カナダで話されている言語は、英語とフランス語です spoken in Canada はThe languagesを修飾しているだけなので、The languages are~.という、文の構造が見えたらOK!
areの前にスラッシュを入れるととわかりやすい。
3 He is a doctor known to everybody in this city. 彼はこの町のみんなに知られている医者です。

←彼は
医者です/この町のみんなに知られている。
(→彼はこの町の誰もが知っている医者です。)
*knownの前にスラッシュを入れるととわかりやすい。
4 There was an old man called Joe.  ジョーと呼ばれている老人がいました。

老人がいました/ジョーと呼ばれている。
*calledの前にスラッシュを入れるととわかりやすい。

5
The trees surrounding our house are too tall now. 私達の家を取り囲んでいる木々は、今、高すぎます。 *surround=サウンドゥ
=《他》~を取り囲む

他動詞をしっかり直訳すると、現在分詞と過去分詞、どちらを使うべきかわかってきます。
The house surrounded by tall trees is ours. 高い木々によって囲まれているは、私達のものです。
 分詞形容詞(分詞が名詞の前に来る場合)
excitingとexcitedなどの使い分けについて、さらに詳しくは以下のページをご覧ください。
感情表現に使う他動詞・中学レベル 高校レベル
  Look at that running dog. あの走っている犬を見て。   
  That crying boy is my son.  あの泣いている男の子が、私の息子です。   
  Someone is in that burning house! 誰かがあの燃えている家の中にいるよ!   
  It was an exciting game. それは、ワクワクする(←興奮させる)ゲームでした。 excite
=《他》~を興奮させる 
    
  Look at that broken cup. あの壊された(→壊れた)カップを見て。 
That tired boy is my son.  あの疲れさせられた(→疲れた)男の子が、私の息子です。 
  The police found the stolen money in the car. 警察はその車の中で盗まれたお金を見つけました。  
  There were a lot of excited supporters in the stadium.  スタジアムには、たくさんの、興奮した(←興奮させられた)サポーターがいました。  excite
=《他》~を興奮させる
   日常的によく使う「分詞+名詞」の言葉
  現在分詞(~している)+名詞   動名詞の~ing+名詞はこちら
  boiling water  熱湯  ←沸騰している湯
  the rising sun 朝日  ←のぼっていく太陽 
  a shooting star 流れ星 ←すばやく動く星
  他動詞の過去分詞(~された・受け身)+名詞
  smoked salmon スモークサーモン ←燻製にされたサケ
  a boiled egg  ゆで卵  ←ゆでられた卵
  fried chicken  フライドチキン  ←フライにされた鶏肉 
  frozen food  冷凍食品  ←凍らせた食べ物
  a used car 中古車  ←使われた車 
  stained glass  ステンドグラス  ←着色されたガラス
stain=《他》~を汚す、
~を着色する 
  自動詞の過去分詞(~した・完了)+名詞
自動詞の過去分詞は「完了」を表します。(受け身の意味が出せない)
ただし名詞を修飾する自動詞の過去分詞の数は限られています。
  a grown girl 成長した少女  grow=《自》成長する 
  a weed-grown garden  雑草が生い茂った庭 
  swollen ankles 腫れた足首  swell=《自》はれる
swell-swelled-swelled/swollen 
swollen=スウるンヌ
=《形》はれた 
  swollen eyes はれあがった目 
  a stuck window 動かなくなった窓 stick=《他》~をくっつける
《自》くっつく、(はまって)動かなくなる 
  well-traveled people 見聞が広い人々
←広く旅をした人々 
travel=《自》旅行する
  vanished civilizations 今はなき文明  vanish=《自》消える
 自動詞の現在分詞と過去分詞 / 意味の違い 
  falling leaves 宙に舞う葉
(←落ちつつある葉)  

fall=《自》落ちる
中学で習う過去分詞形容詞は受け身の意味が多いので、
完了を表す自動詞の過去分詞に注意!
fallen leaves
(=leaves which have fallen) 
落ち葉
(=(自ら)落ちてしまった葉)
  developing countries 発展途上国
(発展しつつある国) 
develop=《他》~を発展させる、《自》発展する
《他・自》両方ありますが、ここでは自動詞。よって、過去分詞は受け身ではなく完了の意味。(発展させられた、誰に?となってしまうため。)
developed
=《形》発展した、先進の
developed countries
(=countries which have developed) 
先進国
(=発展した国) 
  advancing technology 技術の進歩
(←進む技術) 
advance=《他》~を進める
《自》進む、進歩する
advanced
=《形》進んだ、進歩的な
advanced studies 高度な研究
advanced ideas  進歩的な考え
 cf. 《野球中継の実況》
It's going! It's going! It's gone!
It's a home run. 
入るか、入るか、入りました。
ホームランでーす。
  動名詞が形容詞的な役割をする特別な場合
  a sleeping car 寝台車
この場合の~ingは、文法的には動名詞になります。

動名詞+名詞
「~するための」
と言う意味を表します。

お決まりの熟語になるので、むずかしく考えず、そのまま覚えてしまいましょう。
  a waiting room  待合室 
  a dining room  食堂 
  a living room 
≒《英》a sitting room
居間 
  a frying pan  フライパン