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自分の意見の書き方2 (大学生レベル)

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 東京外語大学・2次試験対策(意見の書き方)

  問題文    解答を書く時のポイント

  覚えておきたい語句・用例/添削時の注意点

  解答例:解説とアドバイス

  アドバイスを取り入れての構成・概要・解答

  総評

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 英語を話すことにつながる英作文


ここでは、大学受験や大学の授業を念頭に置いた、自分の意見を述べる英作文を紹介します。ほとんど中学校で習う文法で、かなりの意見を書ける(述べる)ことができます。あとは、自分の話したい内容に合った専門用語を覚えていけば良いのです。

 いつも、何を主語にするか、その主語に対して、どの動詞(現在形?過去形?なども含め)を使うか、よく考えて英文を作りましょう。動詞を含む言い回しに関しては、日本語とは違うことも多いです。初めのうちは、
辞書などの用例を見て、使い方をまねしてください。勝手に用法を考えると、妙な英文になってしまうこともあるので、要注意です。

   スラッシュリーディングについてはこちら



東京外語 大学・2次試験対策(意見の書き方)

   《自分の意見を200語程度の英語でまとめる問題》

2018年度・東京外語大学の過去問と対策についてはこちら
Question

In some countries, students strike to have their voices heard to bring about changes to their school.

What changes would you make to schools in your country?

Also, what could students do to bring about these changes? 
《問題文の直訳》

いくつかの国々では、生徒達は、彼らの学校に変化を引き起こすために、彼らの声を聞いてもらうためにストライキをしています。

あなたの国では、どのような変化を、あなたは学校に起こしたいですか(←作る意思がありますか)。
would=《what節》~する意思がある

また、これらの変化を起こすために、生徒達は何をすることができるでしょう。
解答を書く時のポイント

まず、文の構成・概要を考えてから書き始める。

…自分の本当の思いを短時間に全部まとめるのは大変なので、持っている考えの中のどの部分を中心に文章をまとめるか、ポイントを絞って、説得力のある文章(persuasive writing)になるように心がけましょう。
 なお、模範解答例を見ると、むずかしめの文章になっている部分もありますが、あえてそのような文章を書く必要はありません。英語ネイティブでないのであれば、簡潔な文を心がけた方が、説得力のある文章を書けるものです。


①変化させたい内容を、まず端的に示す。
→そのように考えた理由を述べていく。
(in your countryとあるので、in Japanやin my countryとして、現状も述べておく。)

②変化を起こすためにするべきことを、まず端的に示す。
→ストライキをする国の例が示されているので、それとの比較も考慮しながら、そのように考えた理由を述べていく。

  
覚えておきたい語句・用例 ・ 添削時の注意点

用法がむずかしい単語は、辞書などで用例を確認しておく必要があります。プロの翻訳家でも、日本語文を英文に翻訳する際、このような作業が必要になります。用法も含めた語彙力がある人は、作業時間が少なくて済み、効率的に仕事をこなせます。つまり、用法も含めた語彙力をつけることが大事なのです。

添削時の注意点:
自分の得意な用語だけを使って英文を書くわけではない添削とは、ネイティブではない人にとっては、思い他むずかしい作業になります。自信がない場合は、必ず辞書などで、用法を確認してください。
strike=ストイクゥ 《自動》ストライキを行う
《名》C/U ストライキ
strike for higher pay
go on (a) strike for higher pay
賃上げ要求のストライキをする
go on strike=《米》go on a strike ストライキをする
be on a strike against overtime work 超過勤務に反対してストライキをしている
strike against bad workig conditions 悪い労働条件に反対してストを行う
   
  実はむずかしい、adviseとadviceの用法
advise 人 to do/ advise 人 on 物/give 人 good adviceなど
advise=アドイス 《他動》~に忠告する、~をすすめる
《自動》助言する(on, upon, against)
He advised me to come back at once.  彼は私に今すぐ帰るように忠告しました。 
I advised cooking chicken, instead of beef. 私は、牛肉の代わりに鶏肉を料理するように勧めました。 
She advised him not to use too much sugar.
=She advised him against using too much sugar.
彼女は彼に砂糖を使い過ぎないように忠告しました。
He advised me on my study.
=He gave me a piece of advice on my study. 
彼は私の研究について忠告してくれました。
advice=アドイスゥ 《基本U》忠告、助言、アドバイス
I asked his advice
=I asked him for (his) advice.
私は彼に忠告を求めました。
He gave me some pieces of advice.
He gave me a few words of advice.
彼は私に、いくつかの助言をくれました。
He gave me some advice.
He gave me a piece of advice.
彼は私に、若干の助言〔ワンポイントアドバイス〕をくれました。
You should follow your doctor's advice.
=You should take your doctor's advice.
《obeyは用いない》
あなたは医師の助言に従うべきです。
   
bring about changes=cause changes
≒make changes
変化を引き起こす 
attach much impotance to
↔attach no importance to
~に多くの重要性をくっつける(→~を重視する
↔~を重視しない
   
memorize 《他動》~を暗記する 
memorize English idioms
=learn Enlgish idioms by heart
英語の熟語を暗記する
I'm bad at memorization. 私は暗記が苦手です。
shortly afterward=soon afterward その後間もなく
 
in my opinion 私の考えでは、私の意見では
evaluate=りュエイトゥ ~を評価する
the scholastic ability
=the academic ability
学力 
acquire a good educational foundation 基礎学力をつける 
intellectual curiosity 知的好奇心 
解答例:解説とアドバイス
《実際、2019年2月に東京外国語大学を受験した生徒が、練習用に書いたものです。この生徒は、前期試験で合格しました。2019.3.6》 
 解答:(添削前)  解説とアドバイス
1. I would change the way students study to focus on their creativity.

2. Today, students study for exams at school. So they attach impotance to memolization too much.

3. They memolize many things before the exam and forget them after it.

4. It is difficult to use them in the future.

5. It is true that memolization is important for students to create a foundation of study.

6. But they need deeper understanding too.

7. For example, debate is a good way.

8. Students can find many people's opinions and learn how to explain their theories to
listeners clearly.

9. It will help them think by themselves.

10. Furthermore, they can be interested in many things, so they can find what they want to do in the future.


***new paragraph***

11. In order to bring about these changes, students should explain their teacheres
its merits.

12. I think strike isn't the best way.

13. Certainly, it is powerful and speedy.

14. But it is dangerous.

15. Some people may be injured or killed through it.

16. So they should stay calm.

17. By explaining teachers the idea, teachers can advise.

18. Through the discussion, they can find the better way.
1.ポイントになる文なので、もう少し「変えたいものが何か」を明確に書いた方が良いかも?
to focus~は切り離した方が良い?
参考関係詞・the wayの使い方 

2. Today in Japanとしておくと、外国との違いが明確になる?
attach too much importanceの方が良いかな?

3.examsと複数でそろえた方が良い?
just before/soon afterを使うと、言いたいことがより明確になる?
soon afterで、終えても可だが、普通は、「soon afterward=その後まもなく」。

4.ここのthemをもう少し明確にした方が良いのでは?
knowledge got for exams/gained for exams

5.study(勉強)ではなく、studies(研究、学業)の方が良い?あるいは、a good educational foundationにする。

6.この辺でI think を入れると、「自分の意見」という形が明確になり、良いのでは?

7.この場合は、debateを名詞で使うのではなく、debatingのように動名詞にして、「討論する事」にしたほうが良いかも?

8. many other people's opinionsとすると、他の人の意見ということがより明確になる?
listenersのスペリングに注意!

9. debatingをitで受ける。
この文でOK!

10.OK
文字数を増やしたければ、以下のような文を入れても良いかも
In my opinion, having intellectual curiosity is the most important for students.



***改行***

11.explainは、SVOO文型は稀。
explain its merits to their teachers
 ×it's  〇its

12.思う内容が否定文の時は、that節内で否定するより、think 自体を否定する方が普通。 
参考thinkの使い方

13.speedyで終わるのが少し引っかかるので、it is a powerful and speedy means  (means=手段・ここでは単数扱い)

14-16. OK

17.explaining their ideas to their teachers←SVO to O文型。
advise で切ると少し不自然。
実はむずかしいadviseの用法

18.the discussionとすると、特定の議論のように感じられてしまうので、having a discussionとか、discussing the problemとかにするとよい?
また、結論なので、wayの後に、to bring about changesをつけてもよいかも?
 添削前の文の構成・概要:
 

今の学校の勉強方法を変えたい?試験制度を変えたい?
ここで言いたいことは、試験を無くしてディベートを増やすのか、学力評価方法を、ディベートを入れるなどして多様化させたいのか。自分の言いたいポイントを明確にすることが大事なので、もう一度、考えてみましょう。
…現状はテストのための勉強になっていて、暗記中心で創造性が育たない。
…改革案は、ディベートなどを取り入れる。

②制度を変えるためには、先生方と話し合いを持つ。
…ストライキは危険。話し合いの方が成果がある。
 
 アドバイスを取り入れての構成・概要
 ①日本の学校の学力評価方法を変える。

…今日の日本は、テストのための勉強、暗記中心→より深い理解が必要
…改訂案:試験を無くしてディベートを増やす。
…知的好奇心が大切

②制度を変えるために先生と話し合う。

…ストライキは危険
…話し合いの方がより良い改革になる。
 アドバイスを取り入れての解答
I would change Japanese evaluation system. I would stop using exams and increase debating to evaluate students.

Today in Japan, students study for exams at school. So they attach too much importance to memolization. They memolize many things just before exams but forget them soon afterward.
 It is difficult to use knowledge got for exams in the future. It is true that memolization is important for students to create a good educational foundation. But I think they need deeper understanding too.

Debating is a good way.
Students can find many other people's opinions and learn how to explain their methods to listeners clearly. It will help them think by themselves. Furthermore, they can be interested in many things and they can find what they want to do in the future. In my opinion, having intellectual curiosity is the most important for students.

In order to bring about these changes, students should explain its merits to their teachers. I don't think strike is the best way. Certainly, it is a powerful and speedy means, but is dangerous. 
Some people may be injured or killed through it. So they should stay calm. By explaining their ideas to their teachers, teachers can give students some pieces of advice. Through having a discussion, they can find the better way to bring about changes.
総評

とても、論理的で説得力のある文章になったのではないでしょうか。

東京外語大学の同様の試験の解答例を見ると、大体3段落くらいで文を構成しているようです。
段落を効果的に切ると、よりわかりやすい文になると思います。

試験時間が気になると思うので、実際の試験で、文の構成を考える時、書き出す必要はありませが、一番訴えたいポイントは、しっかり決めておくことが肝要です。

最後の注意として、
速く書こうとするとスペリングミスが出やすいですが、減点対象になる可能性が高いです。簡単なミスで減点されるのは、もったいないので、くれぐれも気を付けましょう。文字数も気になるところですが、見直し時は、文字を数えるよりスペリングミスがないかを注意してください。文字数が足りないと減点対象となりますが、今回書いたような200字程度の文章を何度も読んで、「このくらいの長さ」というのを数えなくても体感できるようにしておくと一番良いです。