3)-2  助 動 詞      戻る

1)助動詞のまとめ

動詞を助ける役割のある単語を、「助動詞」と言います。

 今まで習ってきた
時制にかかわる助動詞は、以下の通りです。
①一般動詞の現在形で使った do does
②一般動詞の過去形で使った 
did
③未来形で使った 
will
 英語には、他にいくつか助動詞があります。そして、動詞に特別な意味を加える役割もあります。ただ、同じ助動詞でも、2つ以上の意味を持つものもあり、「助動詞が苦手!」という人は、意外と多いです。ただ、心配しないでください。助動詞は、まとめて覚えると、理解しやすく、1度覚えてしまうと、英会話でも役立つので、楽しく学習できます

 以下の表に、中学で習う助動詞をまとめました。
「読み方」と「だいたいの意味」がわかったら、すぐに次の基本例文のページに進んでください。助動詞は、例文ごと丸暗記してしまうのが、一番効率的な勉強法です。

 なお、
「助動詞の後は、動詞の原形!」という原則は変わらないので、頭に入れておいてください。


(中学3年間で覚える)助動詞まとめ 
   助動詞 読み方     意味 解説 
   can   キャンヌ

or

ンヌ
~できる
~してもよい
《疑問文で》~してくれる?


~の可能性がある→ありうる
*canの意味が「~できる」の場合、
be able to (do)
を使って書き換え可!

toの後は動詞の原形

*able=エイブる《形》
=~する能力がある、有能な  
否定・短縮形
can't
キャントゥ ~できない
~してはいけない

~の可能性がない→ありえない
  could
クッドゥ ~できた
~してもよい
《疑問文で》~していただけますか?

~かもしれない
*couldはcanの過去形
ただし、形は過去形でも現在の意味をあらわすこともある。
否定・短縮形
couldn't
ドゥントゥ ~できなかった

~のはずがない
  will ~するつもりです
~でしょう
《疑問文で》~してくれる?

《名詞》(a) will=意思
否定・短縮形
won't
ントゥ ~しないでしょう  
  would  ウッドゥ  ~だろう

《疑問文で》~していただけますか?

(昔よく)~したものだった
*wouldはwillの過去形
ただし、形は過去形でも現在の意味を表すこともあるので、例文を丸暗記して覚えましょう。
否定・短縮形
wouldn't
ウッドゥントゥ ~ではないだろう
  must ストゥ ~しなければならない



~にちがいない
*mustの意味「~しなければならない」の場合、
 have (ふ)to (do)
 /has (ス)to (do)

を使って、書き換えできる。
ただし、
don't〔doesn't〕have toは、「~する必要はない」という意味。

toの後は動詞の原形
読み方にも注意!

*mustの過去形はない


《名詞》a must
=やらなければいけないこと、不可欠なもの
否定・短縮形
mustn't
スントゥ ~してはいけない
  may  ~してもよい

~かもしれない
*mayの否定の短縮形はない
  might トゥ ~かもしれない

~してもよい

*mightはmayの過去形
ただし、形は過去形でも現在の意味をあらわすことも多い。
  shall シャ 《疑問文で》~しましょうか?  
   should シュッドゥ ~するべきだ
~したらいいでしょう
*観光旅行者におすすめの行き先を提案する時なども、shouldをよく使います。
否定・短縮形
shouldn't
シュドゥントゥ ~するべきではない