１）一般動詞の過去形の肯定文・疑問文・否定文
　　　　　　…助動詞didに注意！

　　①一般動詞の過去形を作る時の注意点

　②一般動詞(規則動詞）の過去形の作り方

　③動詞の過去形の語尾-edの発音の仕方

　④一般動詞の過去形の文の作り方

　⑤一般動詞（過去形）基本例文１

①一般動詞の過去形を作る時の注意点

肯定文では、動詞は原形ではなく動詞の過去形を用いる。

疑問文と否定文では、助動詞doやdoesの代わりに助動詞didを用いる。

絶対覚えておきたい４箇条の「文の種類と時制の概念を持とう」でも書きましたが、英語では、「時制」という概念を持つことがとても大切です。そして、過去にやったこと、起きたことを表すには、必ず、「過去形」の文を作らなくてはなりません。
　当たり前のことのようですが、日本語はここがあいまいなので、英語がわからなくなる原因の１つになっています。

　例えば、
　　①「（あなたは）わかりましたか。」
　　　　　　　　　　…これは現在のことです。→現在形
　　②「あなたは、昨日勉強しましたか。」
　　　　　　　　　　…これは過去のことです。→過去形

　日本語にすると、どちらも「～しましたか」で終わりますが、英語の場合、①は「現在形」、②は「過去形」の動詞を使って、文を作らないと、意味不明な文章になってしまうのです。
　英語では「時制が大切」ということをもう一度確認してください。



②一般動詞(規則動詞）の過去形の作り方

①動詞の原形の語尾に-edを付ける。

②語尾が－eで終わる動詞は、-ｄ を付ける。

③studyのように、３人称形を作る時、語尾をyをiに代えてeｓをつけたものは、yをiに代えてedをつける。
　　study→studies→過去形studied （ｽﾀﾃﾞｨｰﾄﾞｩ）

④特例、stop→過去形はpを重ねる→stopped (ｽﾄｯﾌﾟﾄｩ）。

＊中学で習う規則動詞の特別な形は、stopだけ覚えておけば大丈夫です。問題なのが、この規則性の当てはまらない「不規則動詞」というものがあることです。これについては、次のページで説明します。

③動詞の過去形の語尾-edの発音の仕方

①動詞の原形の語尾が、母音や有声子音の場合、
《喉(のど）仏のあたりに軽く指を当てて、ブルブルするのが感じられた時》
…「ﾄﾞｩ」　played, loved, cleaned, studiedなど

②動詞の原形の語尾が、無声子音の場合、
《喉仏のあたりに軽く指を当てて、ブルブルするのが感じられなかった時。》
…「ﾄｩ」　looked, cooked, worked, watchedなど

③動詞の原形の語尾が、「d」「t」の場合
…「（ﾃﾞ/ﾃ）ｨｯﾄﾞｩﾞ」 needed, wanted, visited, waitedなど

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慣れてくると簡単なのですが、発音に苦手意識のある人には、むずかしいかもしれません。動詞の原形・3単現形・現在分詞の一覧 に対する過去形・過去分詞形を、発音のやり方とともに以下の一覧でまとめましたので、ご利用ください。

　動詞の原形・過去形・過去分詞の一覧
↑こちらは、規則動詞・不規則動詞が混ざっています。緑色欄の不規則動詞は次のページで説明しますので、白色欄の規則動詞の発音練習用にお使いください。





　　*********それでは、実際の英文を作ってみましょう*********

下記の例文を使って、練習しましょう。主語が、３人称の現在形の文と比較してみてください。どこが違うか一目瞭然なはずです。

　　　比較するには、ここをクリックorタップ！