5)不規則活用動詞や形容詞の活用表の
    作成と配布時期について

 
@不規則動詞や形容詞の活用を、適切な時期に教える必要があるのでは?
 
 「不規則動詞の活用表」など、適切な時期に、わかりやすいプリントを配っている学校とそうでない学校で、生徒の英語力に差が出ています。

 「不規則動詞の活用表」や「形容詞の比較級・最上級の一覧表」などを、英文法の履修時期を考え、適切な時期に生徒に配布し、覚えるように指導できている学校では、生徒の学習がとてもスムーズに進んでいます。ところが、このような当たり前の指導ができていない学校が少なくないということを、塾の講師をしていて気づきました。適切な指導ができている学校と、そうでない学校に、生徒の英語力に大きな開きが出てきてしまっているのが実情です。

 私が塾で講師の仕事を始める前は、「分かり易い活用表を適切な時期に配る」などの基本的な事は、公立中学校では一律に、当然なされていることと、考えていました。しかし、その予想は、見事に覆されました。生徒が不利を被っているどうかは、生徒はもちろん、保護者もなかなかチェックできるものではありません。塾などでは、しっかり指導しているところが多いので、その不利な部分が何となくカバーされ、顕在化しなかったのかもしれません。しかし、それでは、塾などへ通えない生徒がかわいそうです。

 「不規則動詞の活用」「形容詞の活用」など、覚えるべき「時期」と「活用」について、こちらのホームページでも紹介しています。もちろん、このホームページより優れた教材を用意し、適切に指導されている学校も多いと思います。ですが、そうでない場合を大変心配しています。以下のページを一度ご覧いただけると幸いです。

 覚えるべき文法…動詞や形容詞の活用・覚えるべき時期



Aそもそも、動詞の活用などは、毎年変わるものではないのだから、良い教材を共通で使えば良いのでは?

 
英語の授業で使用する教科書は、各市町村ごとに異なるかもしれません。しかし、動詞の活用などは、毎年変わるものではないはずです。履修すべき動詞も、学習指導要領などで、決まっているはずです。それでは、なぜ、動詞の活用表などの良い教材が、公立中学校の生徒たちに、同じように配布されないのか、不思議でなりません。

 これは、効率的な英語指導に向けた、本当に初歩的で、簡単にできるはずの改善点です。県内一律でそろえるのは無理でも、市内一律でそろえるのは、それほど難しいこととは思えませんが、なかなか実践されません。1度良いものを作っておけば、毎年それを使えばいいのですから、実際、私自身で活用表を作り、在住市の教育委員会に、4年以上にわたり、再三提案してきました。(2016年5月現在)しかし、市教委は、「提案ができても、それを採用するかは先生方次第」ということで、なかなか思うように行きませんした。一度よくなっても、市教委の担当が代わったとたん、元に戻ってしまった学校もありました。結果、適切な時期に適切な活用表を配布し、生徒に覚えさせる努力をしている良い学校と、そうでない学校で、生徒の英語理解に大きな差が生じています。しかも、不思議なことに、「良い学校はずっと良い」というわけではないのです。先生が代わって、変わってしまうのです。いったい、どうしたら良いのでしょう。

 こちらのホーム―ページに掲載した活用表は、発音の規則性、綴りの規則性などを考慮し、生徒達が覚えやすいように作りました。ABC順では、覚える事が苦手な生徒でも、効率的に覚えられるように工夫しています。さらに、活用表だけを配って、発音を教えない先生もいらっしゃるので、生徒が見ただけで正しく発音ができるように工夫しました日本語にない発音は、「ひらがな」で、それ以外は「カタカナ」で表記するなどです。さらに、単語の意味についても、かなり気を配りました。たまに、wearを「着る」などと、嘘の意味を書いている教科書を見かけますが、「〜を身につけている(着ている)」と、一般的に使える意味にしています。visitやenjoyなど、間違えやすい他動詞には、「〜を」と言う部分の下に下線を引き、必ず「〜を訪問する」「〜を楽しむ」と、生徒が意識して覚えられるようにしています。英作文などで、必ず役立つはずです。

 
こちらの活用表は、私自身で、かなりの時間を掛けて作りました。著作権者への補償金の支払いなどは無用ですので、良いと認めてくださる教育委員会の方、先生方がいらっしゃいましたら、是非、プリントアウトして、生徒に配って頂きたいと思います。すべての公立中学校の生徒たちに、塾に行かなくても、最低限、格差のない教育をしていただきたいのです。


 下記のリンクから、各「活用表」のページに飛ぶことができます。是非一度、ご覧いただけると幸いです。

  1)中学1年・夏休み
    ・・・動詞の原形・3単現形・現在分詞の一覧

  2)中学1年・冬休み〜中学2年前の春休み
    ・・・動詞の原形・過去形・過去分詞形の一覧 (上の1に対応)
    
(↑規則動詞中心なので、発音が苦手な生徒が多い時)
    ・・・不規則動詞の活用一覧1(基礎編1・過去分詞も含む)

  3)中学2年・夏休み 
    *上の不規則動詞の活用一覧1に加え、下の一覧も覚えましょう
    ・・・不規則動詞の活用一覧2(基礎編2・過去分詞も含む)

  4)中学2年・冬休み
    ・・・形容詞・副詞の活用の一覧(意味もしっかり覚えましょう)

  5)中学3年前の春休み 
    *上の不規則動詞の活用一覧1と2は絶対覚えましょう
    ・・・余力があれば不規則動詞の活用一覧3(応用編1)






                   
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