1)-1  M と N, L と R, F と V, Th      これらのアルファベットが発音できれば大丈夫! HOME戻る星
           《補足―ページ/2022年2月更新》

 ローマ字も英語らしい発音で練習しよう!
☆ページ内リンク☆
リンクローマ字を習うと英語の発音が変になるって本当?

リンクローマ字の種類: 「訓令式」と「ヘボン式」について

リンクヘボン式ローマ字とその発音の仕組みをまとめた表

リンクその他の注意点

☆関連ページへのリンク☆
重要以下、是非ご覧いただきたい、発音解説のページです。
リンクL,F,V,N,Th のアルファベットが発音できれば大丈夫!

ローマ字を習うと英語の発音が変になるって本当?

 「日本人は、ローマ字を習うから英語の発音が変になる!」と言う話を、聞いたことはありませんか?確かに、「N」など、発音が日本語と全く違うのに、「ん」にしているところなどは、英語らしい発音と言う点からは、大きな誤解を招いていると思います。
 しかし、
ローマ字を習得することで、英語の正しい発音が出来なくなるかと言えば、全くそんなことはありません。
 リンク
詳しくはアルファベットのフォニックスへ

 ローマ字を、ちゃんと書けなくても、初歩レベルの英会話には、何の問題もありませんが、「主語」「be動詞」「一般動詞」と、
基本的な文法を覚える際は、ローマ字が書けないと、英語学習に、大きな不利となってしまいます。子供の頃英会話教室に通っていて発音が上手なのに、ローマ字を書く事が苦手なために、中学生になったら、英語が不得意になってしまう生徒もいます。

 私は、
ローマ字を覚える時に、それぞれのアルファベットの正しい発音と関連付けながら覚えるようにすれば、正しい英語の発音の仕方を身に着け、英語のつづりを書く力の向上に必ず役立つと思っています。

 以下は、リンクヘボン式ローマ字とその発音の仕組みをまとめた表です。ローマ字のキーボード入力の注意点も書き添えましたので、パソコンなどお使いの方は参考にしてみてください。


ローマ字の種類: 「訓令式」と「ヘボン式」について

 なお、一言でローマ字と言っても、「訓令式」と「ヘボン式」があります。(細かく言うと、他にもあるようですが…)

 
「訓令式」は、文部科学省採用で、現在(2015年)小学校4年生の国語の時間に教えることになっています。規則性があり、覚えやすいですが、英語的に発音すると、全く違った発音になるものもあり、問題が多いです。

 
「ヘボン式」は、外務省採用で、中学校1年生の英語の時間に教えることになっています。英語を話さない人には、読みにくいという批判があるようですが、パスポートなどでの表記では「ヘボン式」のローマ字が採用されています。「ヘボン式」のローマ字は、英語を話せる人に、正しく発音されやすいです。

 文科省は、学校の義務教育の中で「英語を話せるようになること」を重視しているのに、小学校では「訓令式」、中学校では「ヘボン式」の指導をするという、勉強が苦手な生徒にとっては大変な混乱を招くカリキュラムを採用しているようです(2015年現在)。残念です。

 こちらのページでは、「ローマ字とアルファベットの正しい発音の関連付け」の話をするので、英語圏でも受け入れやすい、「ヘボン式ローマ字の発音の仕組み」を紹介したいと思います。なお、注意マークは、注意が必要なものを示しています。



ヘボン式ローマ字とその発音の仕組み     
    大文字 小文字  発音の仕組み  注意点など
あ行   母音  母音は、とにかく、はっきり発音する
  A  ア  
  I i  イ  
  U u  ウ  
  E e  エ  
  O o  オ  
か行 子音 K (クゥ) + 母音   Kは子音なので、ため息が漏れる感じで発音する
  KA ka  クゥ+ア  
  KI ki  クゥ+イ  
  KU ku  クゥ+ウ  
  KE ke  クゥ+エ  
  KO ko  クゥ+オ  
さ行  子音 S (スゥ) + 母音 (例外あり)  Sは子音なので、ため息が漏れる感じで発音する
  SA sa  スゥ+ア  
  SHI shi 注意sh(シュ)+イ 訓令式は「SI」で発音は「スィ」
*英語のshe (彼女は)=「シー」の発音に近く、訓令式だと、sea (海)=「スィー」のように読めてしまう。
  SU su  スゥ+ウ  
  SE se  スゥ+エ  
  SO so  スゥ+オ  
た行  子音 T (トゥ) + 母音 (例外あり)  Tは子音なので、ため息が漏れる感じで発音する 
  TA ta  トゥ+ア  
  CHI chi 注意ch(チュ)+イ 訓令式は「TI」で発音は「ティ」
*人名のウチダは、訓令式で「Utida」と小学生は習いますが、「ウティダ」と発音されてしまいます。
  TSU tsu 注意tsu(ツ) 訓令式は「TU」で発音は「トゥ」
*「tsu」は英語にもなっている津波「tsunami」の「tsu」です。
  TE te  トゥ+エ  
  TO to  トゥ+オ  
な行 子音 N (ヌ) + 母音   Nは「ン」ではなく、「ヌ」と発声する意識で!リンクNの発音についてはこちら
  NA na  ヌ+ア  
  NI ni  ヌ+イ  
  U nu  ヌ+ウ  
  NE ne  ヌ+エ  
  NO no  ヌ+オ  
は行 子音 H (ハァ) + 母音  (例外あり)  Hは大きく「ハァ」と息を吐き出すように!ただし、「ア」の音が出ないように気を付けて!
  HA ha ハァ+ア  
  HI hi ハァ+ イ  
  FU fu 注意ふ+ウ 訓令式は「HU」で発音は「ハゥ」/かなり日本語と違う。
*Fは下唇を軽く噛みながら「ふ」と言う感じ。厳密には、日本語と少し違う。
  HE he ハァ+エ  
  HO ho ハァ+オ  
ま行  子音 M (ムゥ) + 母音   Mは 口をしっかり閉じたまま、「ム」。「ウ」の音が出ないように!
  MA ma  ムゥ+ア  
  MI mi  ムゥ+イ  
  MU mu  ムゥ+ウ  
  ME me  ムゥ+エ  
  MO mo  ムゥ+オ  
や行       子音 Y (イ) + 母音   Yは口角をしっかり上げて「イ」と発声
Yは英語では母音になることもあるので注意が必要!
  YA ya  イ+ア  
  YU yu  イ+ウ  
  YO yo  イ+オ  
ら行  子音 R (ル) + 母音      Rは舌を丸めて口内のどこにも 触らないように「ル」と発声
   RA ra  ル+ア  
   RI ri  ル+イ  
   RU ru  ル+ウ  
   RE re  ル+エ  
   RO ro  ル+オ  
     
  WA wa 注意ウ+ア Wは唇をタコのように丸めて! 
  O o  オ (キーボード入力では[UO])
  ん  N n 注意ルファベットでは表せないので「N]で代用 重要英語のNは「ン」ではなく「ヌ」の意識で発音する。日本語の「ん」とは、実は全く違う。
(キーボード入力では[NN])
リンクNの発音についてはこちら
濁音・半濁音     
が行    子音 G (グゥ) + 母音  
GA ga  グゥ+ア  
  GI gi  グゥ+イ  
  GU gu  グゥ+ウ  
  GE ge  グゥ+エ  
  GO go  グゥ+オ  
ざ行     子音 Z (ズゥ) + 母音  (例外あり)   
  ZA za  ズゥ+ア  
  JI ji 注意ジュ+イ 訓令式は「ZI」で発音は「ズィ」 
  ZU zu  ズゥ+ウ  
  ZE ze  ズゥ+エ  
  ZO zo  ズゥ+オ  
 だ行 子音 D (ドゥ) + 母音  (例外あり)   
  DA da  ドゥ+ア  
  JI ji 注意ジュ+イ (キーボード入力では、[DI])
  ZU zu 注意ズゥ+ウ (キーボード入力では、[DU])
  DE de  ドゥ+エ  
  DO do  ドゥ+オ  
ば行  子音 B (ブゥ) + 母音     
  BA ba  ブゥ+ア  
  BI bi  ブゥ+イ  
  BU bu  ブゥ+ウ  
  BE be  ブゥ+エ  
  BO bo  ブゥ+オ  
ぱ           子音 P (プゥ) + 母音    
  PA pa  プゥ+ア  
  PI pi  プゥ+イ  
  PU pu  プゥ+ウ  
  PE pe  プゥ+エ  
  PO po  プゥ+オ  
    
拗音 *拗音は、「SHA(シャ)」「SHU(シュ)」「SHO(ショ)」、「CHA(チャ)」「 CHO(チョ)」、「 JA(ジャ)」 「 JU(ジュ)」 「JO(ジョ)」 は「英語としてのつづりと発音」にしっかり関連付けられるので、覚えておくと便利です。
他は、日本語の発音に合わせて無理に作られた感じで、覚える必要はないかも?
  きゃ KYA kya    
  きゅ KYU kyu    
  きょ KYO kyo    
           
  しゃ SHA sha 注意シュ+ア 訓令式は「SYA」
*英語では「SYA/SYU/SYO」で始まる単語は無いと考えていい。
  しゅ SHU shu 注意シュ+ウ 訓令式は「SYU」
  しょ SHO sho 注意シュ+オ 訓令式は「SYO」
           
  ちゃ CHA cha 注意チュ+ア 訓令式は「TYA」
*英語では「TY」で始まる単語は、「ティ」か「タイ」と発音するのが一般的。
  ちゅ CHU chu 注意チュ+ウ 訓令式は「TYU」
*「CHU」で始まる単語は、実際の英語では「チャ」と発音することも多い。
例:church「チャーチ」
  ちょ CHO cho 注意チュ+オ 訓令式は「TYO」
           
  にゃ NYA nya    
  にゅ NYU nyu    
  にょ NYO nyo    
           
  ひゃ HYA hya    
  ひゅ HYU hyu    
  ひょ HYO hyo    
         
  みゃ MYA mya    
  みゅ MYU myu    
  みょ MYO myo    
           
  りゃ RYA rya    
  りゅ RYU ryu    
  りょ RYO ryo    
           
  ぎゃ GYA gya    
  ぎゅ GYU gyu    
  ぎょ GYO gyo    
           
  じゃ JA ja 注意ジュ+ア 訓令式は「ZYA」
*英語で「ZY」で始まる単語はほとんどなく、発音も「ザイ」となるのが普通。
  じゅ JU ju 注意ジュ+ウ 訓令式は「ZYU」
  じょ JO jo 注意ジュ+オ 訓令式は「ZYO」
           
  びゃ BYA bya    
  びゅ BYU byu    
  びょ BYO byo    
           
  ぴゃ PYA pya    
  ぴゅ PYU pyu    
  ぴょ PYO pyo    



      その他の注意点


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