3)-9  受 動 態         戻る

2)受動態から変化した連語
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 ①よく使う受動態から変化した連語

 ②連語(前置詞を含む句)の受動態 

 ③少しむずかしい受動態表現はこちら


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 能動態か受動態…わかりにくい表現はこちら

こちらでは、受動態から変化した連語などを紹介します。英語が苦手な人は、まず、の文だけをしっかり覚えましょう。
の文は、高校レベルですので、余裕のある人だけ、やってみてください。

 何度も繰り返し音読し、覚えてしまいましょう。最終的には和訳だけ見て、英文が出てくるようになると、英語が話せる感覚がつかめます。頑張って



  受動態・基本例文  和訳
(直訳を基本とします) 
解説など 
   ①よく使う受動態から変化した連語
I'm interested in history. 私は歴史に興味があります。
←私は歴史
に興味を持たされています。
感情表現に使う他動詞
I was very surprised at the news. 私はそのニュースにとても驚きました。
←私はそのニュース
とても驚かされました。
感情表現に使う他動詞

*surprisedは今は形容詞化している。「とても」はmuchでなくveryを使う。
Mt. Fuji is covered with snow now. 富士山は、今雪でおおわれています。 be covered with
=~でおおわれている
This song is known to all the students in our school. その歌は、私たちの学校のすべての生徒に知られています。 be known to
=~に知られている
  The bag is made of paper.

cf.The bag
was made of paper.
そのかばんは、紙で作られています。
→そのかばんは紙でできています。

cf.そのかばんは、紙
で作られました。
「~製です」という時は現在形にするのが普通。
特に事実を伝えたい場合は過去形でも可。 

be made of+材料
(見た目でわかるもの)
be made from+原料
(見た目ではわからないもの)
This box is made of wood.  この箱は、木で作られています。 
Wine is made from grapes. ワインはぶどうから作られます。
Butter is made from milk. バターは牛乳から作られます。
Paper is made into the bag.

cf. Paper
was made into the bag.
紙は、そのバッグに作りかえられます。

cf. 紙はそのバック
に作りかえられました。
make A into B
=AをBにする
Milk is made into butter. ミルクは、バターに作りかえられます。
  The glass is filled with water.

≒The glass is full of water.
そのグラスは、水で満たされています。

≒そのグラスは、水でいっぱいです。
be filled with
=~で満たされる
≒be full of
=~でいっぱいである 
I am satisfied with this job. 私は、この仕事に満足しています。
←私は、この仕事
で満足させられています。
感情表現に使う他動詞
I was very impressed by the movie. 私は、その映画によって、とても感動させられました。
→その映画に、とても感動しました。
感情表現に使う他動詞
 ②連語(前置詞を含む句)の受動態 

受け身になった時にしっかり前置詞を残さないと意味が通じないので注意!
  A man spoke to me.

→I
was spoken to by a man.
《能》1人の男の人が、私に話しかけました。

→《受》私は、1人の男の人によって
話しかけられました。
speak to
=~に話しかける
  She takes care of three children.

→Three children
are taken care of by her. 
Three children are looked after by her.
《能》彼女は、3人の子供の世話をしています。

→《受》3人の子供は彼女によって、
世話をされています。
take care of
=look after
=~の世話をする
  They laughted at the monkey. 

→The monkey
was laughted at by them.
《能》彼らはそのさるを笑いました。

→《受》そのさるは、彼らによって
笑われました。
laugh (‐ふゥ)at
=〈冗談・光景など〉を笑う
  He was named Henry after his father. 彼は、彼の父親の名をとって、ヘンリーと名づけられました。 name A after B
Bの名をとってAに名をつける
*米英では、親子が同名の場合あり。~Jr.(Juniorジュニア)
He was born in America and brought up in France. 彼は、アメリカで生まれて、フランスで育てられました。

→彼は、アメリカ生まれのフランス育ちです。
bear=〈子〉を産む
be born=生まれる
bring up=〈子〉を育てる
be brought up
=育てられる
  ③少しむずかしい受動態表現
  He may be fired this time. 彼は今回は首にされるかもしれません。

《意訳》今回は、彼は首になるかもね。 
助動詞+受け身

He is fired.
→He may be fired.
(fire=~を解雇する
受け身に助動詞が加わった形)
  Three books can be borrowed at once from the library. 3冊の本が、図書館から1度に借りられることれることができます。

《意訳》図書館からは、1度に3冊の本を借りられます。
助動詞+受け身
  Bad words must not be used in this restaurant.  悪い言葉は、このレストランでは使われてはいけません。

《意訳》このレストランで、悪い言葉を使ってはいけません。
助動詞+受け身 
  My house is being built now.  私の家は、今建てられているところです。

《意訳》私の家は、今建設中です。
受け身の進行形 
  The song has been sung by a lot of singers. その歌は、たくさんの歌手によって、歌われてきました。(今も歌われています) 受け身の現在完了 
  The ring was not to be found anywhere.

=The ring was nowhere to
be found..

=The ring couldn't
be found anywhere.
その指輪はどこにも見つけられませんでした。

《意訳》その指輪はどこにも見つかりませんでした。
be to=~できる
《通例be動詞の否定文+to be doneで》