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Movie
「Frozen アナと雪の女王」 
Disney's Frozen/ Let It Go/ Lyrics
「アナと雪の女王」レット・イット・ゴー
     英語版(その直訳) & 日本語版 歌詞比較 


                     (lyrics=リックス=歌詞
      
  The song "Let it Go" is from Disney's animated movie Frozen (Anna and Queen of Snow in Japanese dubbed version).
 . After having her icy powers exposed to the kingdom, Queen Elsa (Idina Menzel) isolates herself from the people, including her sister Anna.
  Now alone on the North Mountain, she relishes in no longer having to hold back her powers, singing of freedom as she crafts for herself a palace of beautiful ice.

 歌「レット・イット・ゴー」はディズニーのアニメ映画「フローズン(直訳は「凍らされて」ですが、日本語版では、「アナと雪の女王」と命名された)」からの物です。
 王国に対し、彼女の氷の力を暴露した後、エルサ女王(
イディナ メンゼル)は、人々から彼女自身を孤立させます。そしてその中には彼女の妹アナも含まれているのです。(←彼女の妹アナを含め)
 今、北の山に1人で[1人立ち]、彼女は彼女の力をもはや隠す必要がなくなって、心地よくなります。そして、彼女は美しい氷の城を彼女自身のために(独力で)作り上げながら、自由を歌い上げるのです。



 以下、英語の歌詞と、その日本語訳(基本直訳)です。

subtitled version 字幕付き版  (subtitle=サブイトる=[~s]字幕/~に字幕を付ける→[~d]字幕付きの)》

The snow glows white on the mountain tonight,
            
→雪は今夜、山の上に白く輝いていて、   (glow=グウ=輝く)
not a footprint to be seen.
            
→1つの足跡も見られない。
A kingdom of isolation and it looks like I'm the queen.
            
→孤立の[した]王国で、私はその女王であるようにみえる。
The wind is howling like this swirling storm inside. 
            
→風がヒューヒューうなっている、この胸の内に渦巻く嵐のように
               (howl=ハウる=ヒューヒューうなる/swirl=スーる=ぐるぐる渦巻く)
Couldn't keep it in, Heaven knows I tried.
            
→それを閉じ込めておくことはできなかった、神様は知っている、私は頑張ったの。
                     (←閉じ込めておこうとしたの)   (heaven=ブンㇴ=天国・神)

Don't let them in, don't let them see.
            
→彼らを中に入れないで、彼らに見せないで。 (この「they」は、「自分以外の人々」の意味)
Be the good girl you always have to be.
            
→良い(女の)子でいなさい。あなたはいつもそうでなければいけいの。
Conceal, don't feel, don't let them know.
            
→隠して、感じないで、彼らに知らせないで。   (conceal=コンㇴスィーる=~を隠す)
Well, now they know!

             →でも、今(もう)、彼らは知ってしまったの。 (←知っているの)


Let it go, let it go!
            
→そのままでいいの (←物事が進むがままに進ませよう)。
Can't hold it back any more.
            
→これ以上、それを抑えることはできない。  (hold back = ~を抑える、秘密にしておく)
Let it go, let it go!
            
→そのままでいいの (←物事が進むがままに進ませよう)。
Turn away and slam the door.
            
→背を向けて(立ち去る)、ドアをバタンと閉めて。
I don't care what they're going to say.
            
→私は彼らが何を言おうとしても気にしない。
Let the storm rage on!
            
→嵐を吹き荒れさせ続けて!  (rage=イジ=荒れ狂う)
The cold never bothered me anyway...
           
 →寒さなんてもともと平気だったのだけれどね。
                        (←寒さは、いずれにせよ私を悩ませたことは1度もなかった)




It's funny how some distance, makes everything seem small.
            
少しの距離が、すべての物をこんなにも小さく見えさせるなんて、おもしろい。
And the fears that once controlled me, can't get to me at all
            
→そしてかつて私を支配していた恐怖は、もう決して私・に届く[を悩ます]ことなどできない
It's time to see what I can do,
            
→私が何をできるか見る時がきた(←見るときです)。
to test the limits and break through. 
           
 →限界に挑み(←試し)、打ち破る時が。
No right, no wrong, no rules for me.
            
→善も悪もない、私には規則はない。   (cf:「right or wrong」は良いにしろ悪いにしろ)
I'm free!

             →私は自由よ。


Let it go, let it go.

             →そのままでいいの (←物事が進むがままに進ませよう)。
I am one with the wind and sky.
            
→私は風と空と、一緒にいる者なの。
Let it go, let it go.
            
→そのままでいいの (←物事が進むがままに進ませよう)。
You'll never see me cry.
            
→あなたはもう決して私が泣くのを見ることはない。
Here I'll stand, and here I'll stay.
            
→ここに私は立つでしょう、そして、ここに私は居るのです。
Let the storm rage on.
  
             →→嵐を吹き荒れさせ続けて!


My power flurries through the air into the ground.
           
→私の力は空気を通して大地の中へと風に舞って行く。 (flurry=ふリィ=風に舞う)
My soul is spiraling in frozen fractals all around
          
 →私の魂は、辺り一面の凍った(雪の)結晶達の中でぐるぐる回転している。
                  (spiral=スパイラる=らせん状に動く、fractal=ふクタる=フラクタル、ここでは雪の結晶?)
And one thought crystallizes like an icy blast
           
→そして1つの考えが氷の爆発のように具体化する。
                  (
crystallize=クスタらイズ=結晶化する、具体化する/ blast=ブストゥ=突風・爆発・一吹き)
I'm never going back; the past is in the past!

            →私は決して戻りはしない。過去は過去の中にあるのだから。


Let it go, let it go.
           
→そのままでいいの (←物事が進むがままに進ませよう)。
And I'll rise like the break of dawn.
           
→私は夜明けのように立ち上がるでしょう。
Let it go, let it go
           
→そのままでいいの (←物事が進むがままに進ませよう)。
That perfect girl is gone
           
→あの完璧な女の子はもう居ないの。  (be gone=去ってしまった、死んでしまった)
Here I stand, in the light of day.

            →ここに私は立っている。日の光を浴びて(←光の中で)
Let the storm rage on!
           
→嵐を吹き荒れさせ続けて!
The cold never bothered me anyway...

           →寒さなんてもともと平気だったのだけれどね。
                        (←寒さは、いずれにせよ私を悩ませたことは1度もなかった)



以上、英文は「metrolyrics.com」より引用


 日本語版の歌詞 
  ちなみに、日本語版の歌詞も載せておきます。キャラクターの口の動きに合うような日本語翻訳を付けなければならないなど、かなり制約された中で、歌詞を付けられたということです。私などが言うのも何ですが、感動します。)
dubbed version 吹き替え版  (dub=~を吹き替えする→dubbed=吹き替えされた)》

降り始めた雪は足あと消して
真っ白な世界に一人の私
風が心にささやくの
このままじゃダメなんだと

戸惑い傷つき誰にも打ち明けずに
悩んでたそれももうやめよう

ありのままの姿見せるのよ
ありのままの自分になるの
何も怖くない
風よ吹け
少しも寒くないわ

悩んでたことが嘘みたいで
だってもう自由よなんでもできる
どこまでやれるか自分を試したいの
そうよ変わるのよ

ありのままで空へ風に乗って
ありのままで飛び出してみるの
二度と涙は
流さないわ

冷たく大地を包み込み
高く舞い上がる思い描いて
花咲く氷の結晶のように
輝いていたい
もう決めたの

これでいいの自分を好きになって
これでいいの自分信じて
光、浴びながら
歩き出そう
少しも寒くないわ




実は、私、吹き替え版の「アナと雪の女王」しか見ていないのです。松たか子さんの歌う「Let it go」は、本当に良かった。ずっと自分の能力に悩んで、自分を押し殺してきた優しいエルサ。それがこの歌を歌う場面で、自分を解き放って前に向かっていく。素晴らしい映像と日本語の歌詞が心に沁みました。ただ、最後のフレーズ、「少しも寒くないわ」になっているところ、英語の歌詞を見てびっくりしました。

私としては、

  The cold'll never bother me anyway. 
               →とにかく寒さはもう決して私を悩ますことはないでしょう。
               →とにかく、これからは寒さなんて全然気にならなくなるわ。
だと思っていたのです。吹き替え版を見て、日本語の歌詞に嵌まっていたからかもしれませんが、どう考えても「ここは未来形だろう」と、思っていました。(
botherに3単現の「s」がついた「ズ」は聞こえないので、現在形ではないんだ~と思いましたが・・・)
しかし、歌詞を調べてみると、上記のように過去形になっていたのです。

 音楽を聴いて英語を勉強する人もいるようですが、私は、歌詞の聞き取りがどちらかというと苦手です。とても難しく感じます。ただ、ミュージカルの場合は、一般的な音楽より、分かり易い気もするので、英語版もいつか見てみたいと思います。しかし、最後の部分は、私の耳では、最初のうちは何度聞いても、過去形なのか未来形なのか、はっきり聞き取れませんでした。残念! 

 「let it go」は、エルサの心の叫び。日本語版では、とてもシンプルで綺麗な歌詞になっていて、「少しも寒くもないわ」で歌が終わり、その前も含めて、「健気な女性が、これから、強くまっすぐ生きて行こうとする姿」が見えました。一方英語版では、「寒さなんてもともと平気だったんだから」で歌が終わり、前の方の歌詞も、「こんなに、こんなに、こんなに、自分を押し殺して、いい子でいるようにしてきたのに、もう皆バレてしまった。だから、もういい。これからは・・・」とかなり詳しく本人の心情を歌詞に載せています。そして、最後の「bother」が過去形になったことで、エルザが負け惜しみを言い、意地を張っている感じが、日本語版より強くなっている気がします。この歌を聴いただけで判断すると、日本語版のエルサと英語版のエルサは、人格が違うような印象を受けました。翻訳の影響でしょう。 私個人的には、日本語版のエルサの方が・・・・・・・・・・・泣けそうですが・・・(^^;)

 私は、以前、翻訳の仕事をしていた時期がありますが、訳し方によって、微妙にニュアンスが変ってしまうことはよくあります。良い翻訳か、悪い翻訳か、正解は必ずしもはっきりしませんし、それが怖いけれど、おもしろいところでもあります。
 ただ、やはり、
翻訳の基本は「しっかり直訳ができること」。翻訳の応用の部分は、英語力ではなく日本語の国語力ということを理解して、「いきなり意訳」ということは、特に学生の方々には、お勧めできません。「直訳」が、結局は英語力の向上にはつながると思います。

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